2023年3月11日 釜石にて

何があったかと言いますとですね、

ミッフィーカフェ(このお店限定のカワイイミッフィーとかも売ってる♡)を会場にLOW IQ 01(イチ)さんのライブ!

16時スタートだし、まだ時間はあるぞということで釜石ラーメンをズルズル〜っとしようとお店に入ったら…

“あれ!?来てたの!?”

MOBSTYLES(モブ)の面々が(^^)

うわ〜、やっぱりランチ限定のラーメン半チャーハン食べてるよね、やっぱそれだよねということで真似っこして同じのをオーダー。細麺で澄んだスープ、釜石ラーメンはわたし好み!

“じゃ、後ほど行きますんで”とモブチームに別れを告げ、1人もぐもぐ。うん近所にあって欲しいぞこのお店。

16時スタートまで少し時間もあるし、と釜石市内をぶらぶらしていると…

“ちえぞう、今どこ?釜石、来てるんでしょ!”

グラアカ平野さん(前項参照)からの着信。

バスに乗ってちょっと街をぶらっとしていたのだけど、“そこで待ってて、今すぐ車で迎えに行くから!”

何この、VIP待遇的なやつ(爆)!?

そんな電話から程なくお迎えのお車に乗り…

(以下、モブの田原104さん(トシさん)SNSから拝借)

いや、聞いてませんけど!その上に着くなり“高橋ちえは遅ぇーし!”って言われるってどういうことですか(爆)?

はい!ということでわたくしもマイクを持たせていただいたの巻🎶

(駆けつけた感が出ているショルダーバッグそのままスタイルw)

イチさんのライブ前は宮古出身・村松徳一が弾き語り。コロナ禍を挟んでようやくの参加で、徳一はモブチームと釜石市内をランニングしてからのライブ。偉いぞ!

こちらイチさんのサウンドチェック中?なはずですがもはやサウンドチェックなのか本番だったのか分からないの図。それこそがイチさんだものね、でもイチさんの貴重な譜面を目の当たりにすることが出来ましたね(^^)ぷぷ

しかしイチさんは天才よね、あのスーパーマリオのサントラギター弾きはすごかった!1人で2本のギターを弾いてる?ってぐらい音色が分からなくなったりしたし、モノマネも上手いし(笑)、漫談スタイル(なんて言い方したら失礼かもだけど、ある意味正しい)の弾き語りで本当に笑いがいっぱいの時間でした。

最後、うまく言えなかったのだけど(花粉症デビューのようで鼻ムズムズで頭が若干ボーッとしてた、という言い訳をさせてもらう)。楽しく生きていく、なんて簡単に言っても難しかったりするよね。この日わたしだってただ楽しみに来たはずだったのに急に前に立たせてもらって、でも前のわたしだったら“どうしよう、ちゃんとしなきゃちゃんとしなきゃ”って気持ちだけが先走っちゃってたと思う(振り返って頭のボーッとはあれどこの日もそう見えていたかもしれないけどね)。でも、最後に言いたかったこととしてはね。

生きてると思ってもいないことが降りかかってくるけど、そんな思ってもいないことをも乗り越えよう、思ってもいないことをどうすれば楽しくなるのかなって考えればきっと乗り越えられるから、乗り越えて生きていこう。その先には楽しいことがきっと待ってる。

…この日の自分の経験がまさにそれだからね。笑

歳を重ねて不思議と発想の転換がしやすくなったような気がしてる。こうじゃなきゃ、こうしなきゃと枠にはめようとしてたところが自分でもあった気がする。それはTPOに応じて、それが大切な時ももちろんあるんだけど、必ずしもいつもそれが必要なわけではないから。

人生、思ってもいないことと伴走することは当たり前なのだよね。でも、震災だけはなかったことにしたい。あんなことは起こらなくて良かった。

お客様ゾーンを大幅に広げて行われたライブ。人が集まることで、やっぱり生まれることがある。どんなにネットが発達しようとも、わたしは自分が興味があることの現場に赴きたい、身体が動けるうちは。

トシさんに“高橋ちえ”って呼び込みされた時にちょっと声が上がって、お客さんの間を通りながら“ちえさん!”って声をかけてもらえて。わたしは本当に幸せでした。終わってからも色んな方とお話しをしたけど、コロナ禍に入ってからこんな風にようやく出来るようになったなと安堵した(昨年末のFIGHT BACK 2022の時からちょっとこうなってきた印象がある)。

笑うだけじゃない、身の上を話しながら涙する女子もいたけど、きっとこれからは音の鳴る場所で色々とお話もして大丈夫だよね(^^)わたしも聞いてあげることならいくらでも出来るから、これからも音の鳴る場所でお会いしましょう🎶

生きてると、色んなことがあるよね。でも音の鳴る場ってふっとそこから切り離した自分の思考にさせてくれたり、そこで出会える人がいたり、素敵なことが多いよね。釜石に行って良かったです。ありがとう、来年もこのチームでお邪魔しますのでよろしくお願いします!

(…って、大槌から戻ってこちらの打ち上げに参加した時にトシさんに言われたのですが、次の日になって出演者チームは打ち上げのことを誰1人ほとんど覚えてないらしいです…ウケる!!!爆)

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2023年3月11日

コロナ禍が急速に明けたような雰囲気になんだかとっても違和感を感じていますが、ウイルスの弱小化は進んでいるかもだけど特効薬が出来たわけでもないんですよね?わたしはといえばそんな世間の流れとも変えることなく自分が必要と思った時には今もマスクをしています。

日々コレ、のタイトル通りで何かしらほぼ毎日のように更新していたブログをあまり書かなくなってしまった一番の理由は、このコロナ禍においてPlayer誌面で色々と書かせていただくことが増えたこと。1万字なんてとんでもないと思っていたのが今やあっさりですものね。文章の良し悪しは置いておくけど、何より慣れって怖い。パソコンに向かっての執筆作業というのは自分にとっても新鮮な経験であり、且つ人生で考えたこともなかったことなので時にヒーヒー言いながらも喉元過ぎれば何とやら、で1つのインタビューが終わるとまた次があって、とかなり忙しくさせてもらっていました。ありがたいことです。

それとインタビュー出来ることがラジオとは全く違う。ゆえ、音楽的に込み入った質問も出来る。そのためにはインタビュアーが素養を持たなくてはそもそも質問が出来ない。今もですが色んな機材の勉強(という表現しか出来ないけど、実際に音楽は勉強するものでもないとは思う)などをしているのはプラスになることしか考えられず、で感謝しかないこのコロナ禍でありました。

コロナ禍が明けてから、真価が問われるからね。このコロナ禍、何をしてきたか・どう過ごしてきたかという。

ということで今年の3月11日は久しぶりに東北に行くことが出来ました(^^)しかもJRが150周年を記念した3日間乗り放題のパスを発売していた期間だったのでかーなーりお得で電車の旅ができたのであります!

3月10日 品川→南相馬まで「特急ひたち」1本でぴゅーっと🎶いわき通過時も爆睡してて、起きたら富岡の海の景色が広がってました。何やってんだもう(怒)!

電車での風景は、もしかすると震災だったり原発だったりなんてことも分からなければ分からないかもしれないな、という感じ。国道6号線を走ると今、どうなんだろうか。

騎馬武者ロックフェスの鎌田さんと南相馬で飲む約束をしてたのが1年越しに叶った。去年の3月に行くつもりでいたら前の日、大船渡にいて大きな地震があったのだよね。新幹線が脱輪したという。わたしもどうにも関東に戻れず花巻空港から羽田への臨時便で帰ったことを思い出す。

鎌田さんとサシ飲みのはずが行ってみたら騎馬武者の実行委員メンバーがいっぱい(笑)!名店「炭吉」で焼き鳥とガリ入り卵焼きを堪能してきました♡このあとヒデさん(前・騎馬武者実行委員長)のお店にも行って、あっという間の時間。

騎馬武者の人たちは面白い、メタリカに出演オファーを送ってるからね、日本語で(爆)!アホみたいなノリもあれば、バカ真面目なところもある。この人たちだからこそ出来てるイベントだなぁって、顔が見えるようになってきたよね(^^)

皆と集まる前には開発好明さん「政治家の家」にも行って来ました🎶ここに関しては行くということで、その場で何かを感じてもらうことだと思うので記載等しません。どうしても車でないと行けない場所だったのでタクシーに乗る。

“お客さん、ここを見るために来たんですか?”

“いえ、騎馬武者ロックフェスっていうイベントがあるんですけど、そのイベントの会合で”

“そうなんですか!騎馬武者、今年はやって欲しいな〜って伝えてください!”

最高すぎでしょ。街の人にも愛されていかないと、フェスは続かない。

3月11日 南相馬→釜石 まずは朝8時から開いている駅前の立ちそばをキメる。なんか分かんないけど、南相馬来たらここ行くのはマストなんだよな〜…オープンからおじさんたち多しで地元民も足繁く通うお店。

仙台から北上した新幹線は一関まで自由席に座れず、ナメてたぜ。初めて新花巻駅乗り換えで釜石線に乗ってみたけど、駅の作りが面白くてこんなことになってるのね(笑)。

いつもだったら釜石線は座れると思ったのだけど、念のため3両編成の列車の1両・指定席を押さえておいて良かった。“窓際、開いてないですけどどうします?”って言われて、もしガラガラだったら自由席に座っちゃおうって思ってたけど新花巻の駅ホームで電車を待つ人の姿が思ってた以上(!)で、取っておいた指定席にイン。で、爆睡に成功。

起きたら遠野駅だった。人の乗り降りが激しいなと思ったらちょうどSLが停まってて、優雅にエビスビールを飲んでる隣の方も素敵なカメラを手にされていたので“降ります?”と声をかけるも、“いえいえ、私は風景を撮ったりする方ですから”と。あら観光ですか、どちらから、どうですか岩手は…まぁ話が一旦始まるともう話す流れになりますよね。笑

結局そこから釜石まで1時間強の時間お話ししっぱなしでした。

が。

こんなことってあるのでしょうか。

2018年の騎馬武者ロックフェスに向かう時、九州の新聞社の記者の方にインタビューを受けました。からの流れが面白すぎたのはブログのリンクから、で。

こちらに写るお方は、その時の新聞記者さんの先輩にあたる方でした。その取材のことも存じておられました。

こんなことって、あります!?

あの時にご縁が生まれた新聞記者の方にこのことをメールするや秒の速さで返信があり(笑)、そしてこちらの方は…わたしとの出来事を社説のようなコラム欄に記載してくださり、そのお写真が先日届いた…びっくりするよね、ね!!花見か新緑で一杯の約束をしました。縁は異なもの、本当に本当に、味なもの(^^)

釜石に来たのは昨夏以来。これもまた面白い理由があってね…!!!

そして実はその時、大事にしていたイヤカフを無くしてしまいました。楽しい1日で事故に遭わずだったし身代わりになってくれたのだろう、と思い。

そのイヤカフはオリジナルと言って良いものなので、盛岡の雑貨屋さん「hina」でしか買えません。今年に入って、盛岡に行った時に新しく購入しました。

その数日後。

“ちえさん、釜石の、かめやまってお店知ってる?そこの落とし物に、イヤカフがあったよ〜ってお客さんが言ってる!”

はいはい、行きました行きました!!!

写真を撮ってもらい確認、間違いなくわたしのだ!!!

そして配送してもらい、わたしのところに無事戻ってきたのであります…☆

かめやまに伺ってお礼を言うミッションもあったのよ!

そう本当にここは名店。わたしが高校生の時、盛岡にあったアンナ・マリーというお菓子屋さんがあって。ちょっと上品で、母が仕事の帰りに買ってきてくれたのを嬉しく食べたのさ。

あのお店の味は、今ここで食べることが出来るのです。

昨夏お邪魔した時にいっぱいお土産を持たせてもらって、それで実家に帰ったので母も喜んで懐かしく食べたのでした(^^)

かめやまのお父さんにまたこの日もお土産を持たせてもらって。お礼を言いに行ったはずがなんなんだもう。寒い1日だったけど、心の中はほんのりあったかい気持ちでいっぱいになった(^^)また、必ずお邪魔します(落とし物をしないように気をつけますw)!どうぞどうぞ、皆さまお元気で!

グラアカ・平野さんが格闘技をやってきたからこその、釜石でのこの日。こちらにお邪魔…っていうのはまたちょっと面白い流れになり過ぎたので別で書こうかな(と言いつつ書いてない話題がいっぱいあるのだけど、これから絶対書く!)!

3月11日午後2時46分

わたしは釜石ラーメンをちょうど食べ終わったところだった。TVから黙祷を捧げる映像が流れる。人気店で厨房の手は休まることはない。この日のあの出来事を忘れることはない、でも日常とは、生きていくということは、こういうことなのだ。通りを見れば車もバスも普通に走っている、歩いている人もいる。街の景色は、おそらく普段と大差なかっただろう。

釜石で追悼のお式の進行をしていたのは麦沢ちゃんだった。と、後で聞く。

わたしが顔を出した、グラアカ・平野さんが手に持つポスターのイベントの控え室で“ちえさん!?”と声をかけてくれた麦沢ちゃん。

もう色々あり過ぎてびっくりするよ、今あの日を思い出して自分にびっくりするもんね(^^)

麦沢ちゃんはFM岩手でアシスタントやっていたのだよね。あの時はまだ学生ちゃんだったのかな?あの時から可愛かった麦沢ちゃん、今も変わらず可愛かった♡

“また来年も来るから、また必ず会おうね!”

約束が出来る幸せ。約束を守るためにも生きないといけないの!

夜はいったん、釜石を離れ(Thanks to クラブチェンジしゅんや)大槌へ。

大槌ありがとうロックフェス・きみおさん邸の宅飲みに合流!ヌートバーポーズでわいわい(元ちゃんの顔に注目)。

きみおさんのお家はとってもスタイリッシュでお洒落。手作りで建てたなんて信じられん。家はかつて、この建物の下にあったそうだ。同じ場所だけど、嵩上げをされた新しい場所。

顔の半分ぐらいの面積を占めるような笑い顔できみおさんは語るけど、もし同じ立場だったらわたし、同じように話せるのかな…

(元ちゃんが夜の室内でサングラスをかけています→何枚も何枚も、この日の写真が残ってるのですが元ちゃんの顔がどれも同じ!で皆で爆笑して終いにグラサンかける顛末)

ビール飲んで大槌のおいしいもんもいっぱい食べさせてもらった。世界の正道パイセンもやってきて、本当ににぎやかで楽しい時間(^^)

釜石・鵜住居で上がった花火も大槌から綺麗に見えました。

ドーンという音、パラパラと花火が散っていく音まで静寂の中で響いてました。

その時TVでは、WBCの試合で佐々木朗希が熱投していた。この日に合わせての先発なのか、栗山監督よ。涙

3月12日 釜石→東京 途中、仙台で降りてお土産いっぱい買った。仙台は好きなものがいっぱいあって困る、スーツケース半分開けて行ったのに埋まるどころかさらにもう1つ手持ち荷物持って帰ってきたのでありました。仙台で昼メシ難民(悲)で、行きたいところがことごとく混んでいて唯一の残念は駅ビルのラーメンに落ち着いたこと(美味しかったけどね)。

あっという間の3日間。またすぐね、東北(^^)

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太陽が昇る その前に

忙しい忙しい(人として一番ダメでつまらない断り方)、と対している皆さまにはまずお詫び申し上げつつ、1人いまお酒をほどよく飲みながら自分のブログを読み返しては“追って書く”等の記述がいかに多いことか…笑

1つ、理由としてはまったくブログでは触れていないことにも今気付きましたが、書くというブログだけでなく動画で記録を残すこともやってまして。YouTube用の編集なんてのをこのコロナ渦ですね、だいぶ学びました。もうすぐYouTubeのアカウントもちゃんとdjchieの名前が入ったアカウントが取れそうなので、そしたらこのブログにも引っ張るとして。

でも実際に忙しいのは事実で、それは自分が主体ではなくアーティストを魅き立てるために自分がいるわけだから、いただいたインタビューの機会とそれを世に出すことを第一義に考えているので、それは必然的に文字にすることメインなのでどうしてもいちいち自分のブログに向かうまでの時間が取れなかった…コロナでも人生で一番忙しかったのでは、という自分でいられたのは本当に幸せなことです、はい。そしてそんな中でマジで進行的にヤバかったけど先週末、ヲレっちは行ってきた!ぜ!

京都!!

10-FEETが「京都大作戦」のフェスをやってきたこの場所へ!!

こちらが出迎えてくれたのは理由があるよね!

毎年夏に開催しているフェス・京都大作戦。その同じ場所で、10-FEETがワンマンでライブをやる。今年の大作戦をガマンしても、この単独ワンマンを見たかった。だって地元で自分たちだけでやるんだよ?広大な場所だよ?大丈夫???

わたしは開演1時間前ぐらいに会場に着いて、やっぱり後ろの方は空いてるか…そりゃそうだ、なんてぼんやり見てたんだけど、

おいおい、おい…

この日は2万人が集ったという公式発表。いやもう人数の概念が分からないけど、もうとにかくすごい人だった!し、後ろが空いてるなんて思ったのはもはやとんでもなかった!おそらくコロナに入って大作戦と比べても人数制限してると思うのだけど、目視ではもうとにかく通路にも人が溢れてるようなすごい状態だった!よ!!

夕暮れ時の17時開演予定からちょっと押して、先にリンクを貼ったスラムダンクの予告が流れる。いつものテンフィの出ばやし・ドラクエのあの曲が流れてきた瞬間もう涙が止まらなくなっちゃった。いやすごかったのよ、タオルの波が!顔上げ過ぎて首痛くなるぐらい上見ないと、ステージどころかモニターすら見えないっつーの(爆)!

愛されてるなぁ、10-FEET。若い子だけじゃなくてわたしみたいな年齢、それ以上の方々も普通にいたし、親子でTシャツ着てる家族もいっぱいいた。老若男女って言葉がまさにぴったりなお客さんで会場を埋め尽くして音が鳴り出す。

終わったのは20時頃で、ウェブ記事を読むと2時間40分のライブって記載もあったけどまずこんな長尺でテンフィを見るのはこれまでもないしこの先もおそらく…体感として2時間あったかな?ってぐらい、本当にあっという間で時間経っててびっくりした。途中、お月さまも綺麗に顔を覗かせて天気もコンディションも最高で、しかもコント的な要素も入れたり大阪籠球会もちゃんとパフォーマンスしてくれて(やっぱり!)、もう、もう、なんだろう…テンフィ、最高だよ。それしかないよ。それしかないよ。

京都大作戦は2つのステージが毎年あるのだけど、小さい方のステージにはこんな仕掛けがあって、自由に写真をステージ上で撮れるようにしてた。嬉しいよね(^^)人が入れ替わる合間で撮った1枚だけど、ずーっと写真待ちの行列でしたよん!

やっぱ最後はあの曲か、っていう感じでタオルが上がるのを見ながら自分も飛んでた(笑)、もうライブで飛ぶなんてないと思ってたのに。まだ飛べるな!そんな自分にもびっくりしながら出口に向かう途中、涙がぽろぽろ1粒ずつ落ちてきた。

東日本大震災からの、ふとん大作戦、キャッセン大船渡でのandNEXT、ケセンロックフェス、いしがきミュージックフェス、

そしてそして、

わたしをトークイベントのMCとしてあんな大きい場所での大役に声をかけてくれた、仙台での東日本大作戦

全てを忘れることは、一生ない

転機に必ず、必ず不思議と何かがある、10-FEET。

“今年25周年で出来たこの場所でのワンマン、もし次にできるなら25年後かな?”…うーん、それはちょっと!笑

生きている間にもう1回、この場所でのワンマンが見られますように。その時わたしも、ちゃんと行けますように!

きっと、あの場にいた皆が思ったんじゃないかな…どんな環境、どんな境遇に生きていようとも(^^)

来年は大作戦にも絶対に行くんだから!!!

自分の備忘録としてこのブログを書いているというスタンスでは、そしてそれを第三者に公開している以上は知ってもらいたいし書いておきたいテンフィ&マネージメントとの方々含めて色んなことがある。でも、テンフィ絡みのことはやっぱり色々、忘れないと思うんだ。だから内に秘める!

ありがとう、10-FEET!!!

ライブの前には野外での会場となる太陽が丘がある宇治でお茶体験をして(掛け軸の「洗心」の意味も今の自分にはすごくしっくりきた)、

平等院鳳凰堂も内部まで見学をしまして!

遠目に見る終演後の景色。この100倍尊かったけど、チラチラ星もちゃんとケータイ越しに写ってるね!

ライブ翌日は大阪で、

大阪の中之島美術館と国際美術館をハシゴして「具体」の展示を見てきました🎶

なんかちょっとしたことなんかどうでも良くなった、

世の中なんとかなるし、ならないことなんてないから!

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わたしの代わりなどなんぼでもいる けど わたしにしか出来ないことがきっとある

3年ぶりに開催された盛岡・いしがきミュージックフェスティバル。

その約1週間前には長年、ケセンロックフェスの会場となっていた住田町・種山で小さなケセンロック(=ヒロポンフェス/追って書く)が。

少しずつ、少しずつ。動いている。

何から書こう、と考えると、3年ぶりにマイクを持たせてもらう現場が続き、わたしは実は体調が全く優れませんでした。胃がキリキリと痛んで昼寝も大好きなわたしが“眠い”という行為を忘れてしまったかのように全く眠れない。そんな日が続きました。

いしがきの前日からは身体がふわふわと熱を持っているようで、これはコロナなのだなと思ったらまた眠れずで、あんなに、コロナに何怖がってんねん!みたいな感じだったのに、これはいつ皆にどう言えば良いんだろう…と熱を測っても全く平熱だし検査しても陰性。

(ホテルに泊まっていて、エアコンを28℃設定にしていたのだけどそれがもう暖房設定になっていて←北東北の9月下旬だものw 汗だくで起きた、というかつてない失態もしているのだけどそれはそれで思い出として記する)

コロナ禍まで皆が築いて来たこと、続けてきたものだけど、もしも何かがあったらそれで終わる。

もちろん続くことが全てじゃない、けど、コロナ禍明けでようやく出来たのにそれでさようなら、だけは絶対に避けたかった。

盛岡にいた時は近くで、今は距離は遠くとも運営委員が考えていることは自分なりに分かっているし皆が大変な思いをして1日を作っているのもよく分かっているつもり。大変な思いをしてまで何で続けるかっていうと、やってきたことを続けたいっていう意地みたいなものもありつつ、それがやると決めた皆にとっての“チャレンジ”なのだよね。

こんな状況下でも、無料でやり続けてきた街ナカでのフェスをやるんだ、っていう挑戦。現実的には、なかなか踏み切れない、色んなことを考えたら。

でも、じゃあいつまでやれないの?やらないの?

とりあえず10時半にYUMEGIWA GIRL FRIENDが公園で音を鳴らし始めて、11時からFUNNY THINK(写真)が音を鳴らすその前に盛岡市長のご挨拶(恒例)を入れる段取りになった。

スタートから、こんなに…

人が、いる。

開催する方も勇気がいることであれば、来る方だって勇気を持って来た方もいっぱいいたはず。正直、わたしは人の入りは多くないと踏んでいた。今年はまず開催すること、それが第一義であると思ったし、人出や賑わいというのは二の次三の次と思っていたから。

天気も不安定で雨が時に強めに降ったりした日にもなった。けど、あっという間に公園が人でいっぱいになった。

おいおいおい…

嬉しさと、なんだろう、やっぱり、嬉しさと。なのかな。

翌日の岩手日報が一面しかもトップで報じてる。すごすぎでしょ。普通に震えました(笑)。

あれはダメ、これはダメとかせっかく音の鳴る場に遊びに来たのに言われたくないよね。わたしも“またアナウンスするの?”って何度か言ってしまうほどだった。

アナウンスで拍手が起こるなんて岩手だけだ。この日だってほぼ毎回皆に注意事項言ってて拍手が起こる。

“大丈夫、お客さんは分かってるから”

と思う反面、

“何かあってからじゃ遅いから”

運営もスタッフも皆が皆、葛藤だらけだった。

リフトアップが起こった時があった。あ、これダイブになるな…って見てたら、その男子はリフトを降りた。瞬間、涙が出た。ごめん、今年はごめん。でも今年で終わらせないために、その気持ち、ステージ側の皆全員が受け取ってます。あの場所に集まった方、全員の気持ちを。

思い出してもぶるぶると心が震える。やっぱりやめられない、マイクを持つのをやめられない。

 

二戸出身の四兄弟・通称サトマン(SaToMansion)も日報に載ってる写真、めっちゃカッコいい(^^)

わたしの今年の相棒はグッズデザインなども手がけたMOSH8にペイントしてもらったオリジナルのスニーカー!可愛いっしょ♡ 今回、履く前に2日かけてお手入れバッチリやって臨んだら雨現場2本だったのに意外に汚れが少ない!コンバース見直しました。

 

おそらくどんな仕事でもどんな環境でも代わりをこなせる人はいるのだよね。だから無理はせず生きていく方が良い。と思う反面、とって代わられることなんか出来ないことをやろう、っていい歳こいてまだ、思ったりもした。

記憶力も少し衰えてきた感があるし、ちょっと目が霞む時もあるし、今回の胃が痛い件もそうだし体力は落ちて来てるのも否めないし、いしがきが終わった翌日に検査してもらったら“自律神経が完全に乱れてますね”って、縁ないだろうと思っていたことを言われた。3年ぶりの現場に身体がついていかないところも多少あったけれど、そんな自分を労りながらも不思議と負けん気が強くなっている今日この頃です。困っちゃうよなぁ、もう。

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堂々巡ってしまう話。

週末、神戸に行きその足で高校野球の準決勝2試合を見たり小籔さんの吉本新喜劇(ちょうど座長を勇退するタイミングだったとは!)を見てきました。やはりどんなにネットで色んなものが見られても生には勝りませんな〜。大阪でサマーソニックもちょうどあったタイミングでそれも良いなと思ったり(RINA SAWAYAMAが見たかったな…)、何にせよイベントやら何やらが有観客で開催できていることは本当に良かったな〜と思っております。

そんなタイミングでちょうどまたライブでの声出しがどうのこうのと言われておりますが。

根本的な話として、制限されていても声が出ちゃう時は出るし動きたい時は体が動く。それは仕方ないしそれがライブだと思う。仮に演者が止めてもお客さんが止まらないライブこそ本当に良いライブなのだろうと理想論も含めて思う。

ニューヨークでrage against the machineのライブを見てきました。まだあの時の感動が消えないほどに良き時間でした。ノーマスクで盛り上がるお客さんの姿を見ながらふと思ったんですよね、お客さんはもう止められても盛り上がるだろうしこの場所に来ている以上は自己責任で楽しまなくてはという気持ちが強いのでは、と(肌感として世間がコロナからサル痘の恐怖にシフトしてる感もあるのかなとも思ったが)。

音楽の鳴る場所に限らず、何らかの場所に出向くということはそういうことだと思うし、そういう思いで行くからこそ悔いなくマックスで楽しめるのではないかと。

ただ難しいのは、そんな思考の日本人だけが来れば良いじゃないかとなってしまうと大規模に人は現状なかなか集まらず、経済的に音楽を中心としたイベントごとはうまくいかないであろうということ。

考えていくと色んな矛盾は出てくるんですよね。スポーツの応援での声出しは事実上OKになっているのに、とか。

わたしは声出しについて言及したアーティストの気持ちは理解できる、それはNYでライブを見てきたのもあるし正直、日本はいつまでこうしてるんだろう?ってちょっと分からなくなってきてる。来てる人の自己責任だし、そもそもそれでこそライブじゃん、って思う。ただ堂々巡ってしまうのは、それを言ってしまうと大人数集まる場を躊躇して取りやめる人が日本人なら大多数だから色んなルールだったり制限をどうしても設ける必要があるんだろうなぁということ。

今まで考えたりしなかったこんなことを思考できるのはコロナ禍のおかげと思おう。いつかこのページを振り返って、そうだったそうだったって思える時が来ればそれで良い。わたしのつれづれだからわたしの今を書いたに過ぎない。

甲子園球場近くの吉野家が阪神カラーで感動!ということで週末の思い出は追って。ニューヨークの思い出は動画にしようと頑張ってるのですが、今回すごく感じてるのはYouTuberってすごい!ってこと。ユーチューバーは楽してお金を稼いでるなんてあり得ないっすね、動画作って伝えるって大変なことよ、マジで(涙)!

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after NYC

ニューヨークから帰ってきた翌日からなんだかんだと動いていたら(渡航先やさまざまな要件を満たすことで現在は帰国後の行動制限はなく生活できます)、昨日ひさびさに横浜の中華街に出かけて(人メッチャ戻ってるね!)具合悪くなってしまいました。おそらく熱中症かと思いますが、ひどい頭痛も今朝には治まったしなんだかんだと15時間ぐらい寝てしまったみたいで今日から通常営業といったところでしょうか。お盆のお見送りをしたうえで。

まずはスペアザの野音ーーーー!!!メッチャ楽しみにしていたのは新作のインタビューをしたからというのもあれど(こちらからこぼれ話を是非)、今年のフジロック生配信を見ていてこれはやっぱり生で聴かなきゃアカン音やぁああああ!!!!!!って思ったから。なんだろう、きっとそう思う個人的に一番大きな要因は芹澤さんのローズの優しい鍵盤の音なのだけど、スペアザって4人で顔見合わせたりして演奏してない風に見えて何故にあんなに素晴らしいグルーヴが生まれるのだろう?と謎でしかないのだよね、謎。各々が担当の楽器に向き合ってるのにあんなにしっくり1つに音になる不思議。職人が集まっててお互いのことなんか話さないのにいつの間にかすごい工芸品が出来ちゃってる、みたいな。新しいアルバムの中の曲だとこのMVとか見てほしい感じ!

ホームタウン・横浜の大さん橋で撮影されているんだけど一発録り(を何回か録ったと言っていた気もするけど、要はパートでは録り直しはしていないということ)で、音もここで鳴らして録ってる。だからいわゆるCDとかサブスクで聴く音源とは別で、船の汽笛のような音も耳をすませばかすかに聴こえる。

人の手だけで鳴らせる音を鳴らしたいんですよ、といったことを語っていたのがとても印象的だった。今もって進化しつつあるテクノロジーを使えばメンバーがいる人数以上の音も出せたりしてもっともっと立体的な音にも出来るけど、スペアザはそれをやらない。

そんなお話とかも踏まえて改めてライブが生で見られる機会だった。“人力”に重きを置くこだわりを目の当たりに出来てとっても清々しかった。ニューヨーク帰りだから敢えて思ったことを書くと、マーケットとかでスペアザの音が生で響いていたらきっと映えるだろうしニューヨーカーにも気に入ってもらえる音だと思う。柳下さんのギターの音もなんとも言えない深さがあって、こだわりのコーヒー屋のマスターがうちはこの味しか出さないんですよ!みたいな感じ(わかる?笑)の音だし、又吉さんがアップライトのベースを使っているのも見られた上に最後の最後までお客さんに気を遣って“水分とってね、水分!”と呼びかける優しさ、宮原さんはオレンジのTシャツに高見山のモノマネまで炸裂させつつ、宮原さんが肝でこのバンドは成り立っているのを敢えて見せないようにしているのかな、とか推測したりしながら音と共にあっという間に時間が流れていった。飲まないつもりだったビールが1杯だけ、のつもりがするすると。しゃーないよなぁ、野音の売り上げに貢献したぜってことで。それはスペアザのせいだぞ、ってことで!

…そんなお話を全くすることなくすっかり別の雑談をしてしまったライブ後のご挨拶(苦)。今回、Player誌でのインタビューは自分の中で前作のリベンジもあったのだけれど、あんなに感謝していただいてわたしもただただ嬉しかったっていうのはここだけの話。ということで是非に手にしてみてくださいませ

演奏中以外は撮影OK、SNS等にも上げて欲しいとご本人からのお話もあった通りなので。ソファでくつろぐ左手はCaravanさま、わたしが手にするはコーヒー。コーヒーを飲みながらの新譜視聴会といった感じ@duo。観葉植物が飾られたりステージ上もリラクシンな雰囲気でさながらCaravanのホーム感といったところ。時にギターを手に弾き語ったり、インストの新作をCaravan旅写真で構成した映像を交えながら聴いたり。

このインスト新作がとても素敵で、数曲だけの試聴でもその場で欲しいと思うほどだったし、なんといってもCDにはオリジナルのコーヒー豆がつくという!で、そのコーヒーを会場では試飲しながら楽しめる、という日だったのです!YO!

なんかさすがCaravanだなぁって思った。オリジナルで、自分の道を歩きながら自分が良しと思う方向に進むその姿に。

ちなみにコーヒーはすごくしっかり・どっしりとした濃い味で、わたし的には好きな味でした。

こちらのお店(ザイマカ、と読むそう)は茅ヶ崎にあるそうで、Caravanと、そして今回のCD×コーヒー豆の色んなお話をマスター自ら語ってくれました。1杯のコーヒーを淹れる時間を少し大切に思うだけで人生がまたふわっと軽く楽しくなるような気がしました。ビスコッティはこれから食べます。ふふふ

そう、Caravanはいつも言っていたよね。人生は旅、って。でも人生が旅だっていうのをこのコロナ禍で、ニューヨークに行くまでで、すっかり忘れてた。ちょっと疲弊してた、やっぱり。とりあえず生きている感じで、全然、自分の考えが前を向いてなかったように思う。

さて、まずは本を読むところから始めよう。帰りの足取りがメッチャ軽かった。

電車の中吊り広告で見てからずっと行きたかったやつ!!!

このポスターにあるキャラクターの絵本のイメージが強いけれど、そこに行き着く前に描いていた絵画の展示もメッチャ感動だった。特に工員が休憩時間に本を読む姿の1枚は、国や自分の生活のために工員として必死に働きながらも合間に本を読み自己を高めようとしていて、そこにほのかに光が差し込んでいる。どんな環境でも自分の努力次第できっと報われると信じたいと思わせる絵だった。

“べんきょうしましょう”だったかな、とにかく展示室の最後の最後の文字まで見逃さずに見てほしい。すごく我に言われている感がして、はっとした。

べんきょうっていうのは机に向かって勉学に励むことだけではないのだよね。生きるという意味でのべんきょうっていうのはきっと、日々を生きながら色んなことに目を向けて色んなことを感じるということも指すのではないかなと思う。

とりあえずニューヨークから帰ってきてからYahoo!ニュースを見るのはやめた。というか時間は明らかに減ってると思う。このまま生きたい、電車の中とかでつい見ちゃうけど。もうやめよう、得るものはもっと他にどこかにあるはずだから。

きゅんきゅんするやつやでー!そしてこの撮影スポットの後には散財スポット(=グッズ売り場)が待ってるでー!!

東急本店ってもうすぐ閉館なんですってね。屋上のビアガーデンも今年最後っていうことで行ってみたのですが、飛行機が真上を飛んだりロケーションとしてはすごく良かったしお料理も美味しいので長居すると高く着くけどおすすめです。

もう1つおすすめなのはスタッフが皆、若いので選曲で今ドキを知ることができたこと(笑)。Saucy Dogやらマカロニえんぴつ、Vaundyなぞとりあえずわたしも知ってるアーティストで、“やっぱこういうのが好きなの?”ってスタッフの子と話しながら長居した客はヲレです。はい。

“J-PO P好きなお客さんがいらっしゃるっていうことで、マイヘア多めにしました!わたしも好きです!”とか言われたり(爆)、楽しみました。さすがに20代前半の子たちとお仕事で絡むとかはないけど、でも音楽に触れて影響を受ける大事な世代ってこの頃だものね。音楽は大事だってスタッフの子たちも言ってた、そんな子たちの中から音楽業界を志すような人がちゃんと少しでもいるような、そんな夢のある業界でなくてはいけないしそれをなんとか作っていなくてはとふつふつ湧き出るものがあった帰り道でした。行けたらもう1回、東急本店のビアガーデンには行ってみよう(^^)🎶

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from NYC

ニューヨークに行っておりました。コロナ禍に入ってから初の海外。人生で一番長いロングステイ。

もう少し長くいれば少しは日本が恋しくなったのか。今回も帰りたくなくて泣きながら帰った。

ニューヨークの人の感じは丁度いい。自分をしっかりしている人が多くて、ちょっと優しくてちょっと厳しくて。

円安や物価高のイメージもあるけれど、実際に行ってみるとそんな感じはあまりしなかった。というのは探せば安く買えるスーパーもあるし、仮にディナーで贅沢をしても確実に持ち帰ることになりそれで2食ぐらいは平気で食べられる。体もそれぐらいの食でいるのが丁度良いのかもしれない。そして何よりあまりアルコールを取らなかった、それぐらい生きるということに何よりエキサイティングな街だと思った。

…とは言え、日本に戻ってきて足がふわっと軽くなるような感覚もあった。やっぱり日本人なんだなーと思って自分に笑った。

旅のもろもろは今回、動画を色々と撮ってきたので追ってまとめたいなと。もう5回目ぐらいのNYなのに、まだまだ知らない景色がある。これはブルックリンに行く時、フェリーで渡ったシーン。今までだと地下鉄で行っていて全く気が付かなかったけど、この100倍以上、ハイパー最高な眺め。

おそらく初めて行ったであろう、ニュージャージーで食事もしました。Netflixで見ていたピザ屋さんに行きたくて(笑)。ちなみにこれは夜の8時過ぎで、日没は日本よりだいぶ遅い。しかもこの日も汗だくになる暑さで、ムシムシする感じも東京に少し近かった。もう少し爽やかかな、と思っていたんだけど真夏のニューヨークは避暑にならないのが分かりました。笑

今回、ニューヨークでCiti Bikeという自転車によく乗りました、関東近郊(東北ではあまり見た記憶がないので…)でセブンイレブンとかの前に駐輪があって乗り捨てできるチャリのシステムとほぼ同じです(HELLO CYCLINGとかいう名前でしたっけ?)。それについてはまた書くなり動画でアップしますね。自転車を走らせたおかげで初めて見たニューヨーク・タイムズ。

ナイン・イレブンが起こった年越しにここ・タイムズスクエアに行ったことをとても思い出しました。アメリカはたくましくて元気で皆、自分の人生を必死で生きているなと感じます。

今回のアメリカで、自分の考え方があっさりガラッと変わりました。まだまだやらなくちゃいけないことがあるな、と!これからの10年、自分が楽しみだぞ、と!

色々と書きたいことが多すぎるぐらい得るものがとても多かった日々でした。

取り急ぎとしては、海外に行くのはそんなに思ったより面倒じゃなかったぞ!ってこととお金がない不安があっても現地での楽しみ方はナンボでもあるぞ!ってことかな。まさに動いてみないと分からないことだらけ、ってことですね。

実は出国の時はこれで飛行機ちゃんと乗れるのかな?って不安しかなかった(笑)。以下あくまでアメリカ行きに関してですが、飛行機のチケットを押さえていればパスポートと宣誓書の提出ぐらいです。検温もなかったし、拍子抜けするぐらいあっさり通過(ただしチェックインカウンターの人も減っているのか、だいぶ並ぶので時間にはかなりの余裕を持って行く方が良い)。アメリカ入国の審査も特段、特別なことはなかったのは宣誓書を提出しているからなのかと思います。さらに言うとまだアメリカも観光客が少ないのか、アメリカパスポートの人の入国より海外の人のレーンの方が短くていつもより入国がスムースなほど。

ただ、日本への帰りがポイントでまず、出国前72時間以内に受けたPCR検査での陰性証明がマストで必要なこと。それを取得した上で「my SOS」というアプリを使うのが絶対的に必要かと(そして楽チン)。my SOSには、①パスポート番号など自分に関するデータ/②誓約書/③ワクチン接種証明書/④PCR検査証明書、4つの入力ポイントがあります。

①は時間がある時に入力をしておいて、②に関しては日本の出国の時に宣誓書を出したことで自動的にOKになるのかと(ここがどうだったか記憶が定かでない)。③はマイナンバーカードがあれば簡単にすぐ交付されるデジタル接種証明(ということで海外に出るにはマイナンバーカードを持つのは必須になってしまった)、④はPCR検査を受けた後にメール(紙でも恐らく可)で届く陰性証明を写真で撮ってデータをアップする。⇨アップすると程なくして「OK」とか「不十分(だったかな?)」といった審査結果が返ってきます(わたしは“陰性でしたよー”というメールの画面をアップしていたので不十分でした、ちゃんとメールに添付されている「証明書」の方のデータをアップしてくださいませ)

アメリカから日本に帰る時のチェックインカウンターで、パスポートの提示および「my SOS」、2つの提示が求められ、上記4項目がクリアになった「my SOS」の画面を見せるとあっさりチェックインは完了です。※厳密には上記4項目がクリアでなくとも帰国できる場合があると思いますが、それに関してはわたしはあまり言及はできません(推測は出来ても正しいかどうかが分からない)

羽田空港では色々と今までにない手続き等もありましたが、意外にあっさりと終了しました。結果的に、チェックインや出国の手続きも前よりむしろ今の方が時間がかからないし良いかも!と思ったほどです。

だからとりあえず、全然面倒じゃないしむしろ今の方が時間取らせなくて海外行くのも良いかもよー!って言いたいです。アメリカの人たちがコロナに対してどう向き合っているのかを肌で感じてきましたが、このまま日本が井の中の蛙のようにコロナへの向き合い方もそうだし、色んな意味で世界から取り残されていかないことを願うばかりです。仮に日本という国がそうなったとしても自分はそうはならない、と強く思える力がみなぎったニューヨークステイでした。

ということで今、行った方が良いですってば(^^)って断言します!!

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推しのいる生活☆

さて、春の訪れと共にPlayer別冊が発売になっておりますよ、みなさま!

いやしかし本当にアルフィー大先生がすごすぎてビビります。最新アルバムには組曲が入ってるんですよ!!!洋楽か、ってツッコみたくなってしまいますが(笑)、でもこんなの日本人のバンドでやってる方々、おられます!?その上そもそもですがお年がわたしより大先輩にもかかわらず、今でもアグレッシブに音作りにチャレンジしておられるその姿勢にただただ、脱帽でございます。ご覧くださいこのビジュアルを、わたしがアルフィー大先生の歳に近づいた時に一体どんな姿でいられるのだろうか?と思ったりするその上、高見沢さんは小説も書いておられる(!)とかで、組曲も作って歌って弾いて小説書いてラジオで喋って、って今、どんだけの活動量なんだ!?そのバイタリティは一体どこから!?ってビビります。

1つ、今回の誌面内容でビビったことは、伊勢神宮の御神木で作られた高見沢さんのギターがあること(驚!!!)、こんなこと…あるんですね!!!これ以上は書けませんので是非誌面で!

わたくしアルフィー最新アルバムもしっかりオーディオを通して拝聴させていただきました。最近サブスクで慣れきっている耳でしたが、改めてオーディオから流れる音の素晴らしさでこれは自分の耳を鈍らせてしまうところだった…と反省しましたし、アルフィー大先生もサブスクとか今の時流にも乗りながらもCDというパッケージで音をいかに作り込んでいるのかが分かり、そんな意味でも感動してしまいました。しかしこのアルバム…ライブで一体どうなるのか!?って新鮮に疑問。リリースツアーのコンサートは是非拝見したい!と積極的に思わないわけがない音でした。

そして米米CLUBの弦楽器担当の御三方には、昨年のツアー中にまずリハーサルにお邪魔して初めてお会いしました(そこで撮影したお写真も貴重なのでぜひ見てください!)。もうとってもとっても良い意味でファンキーで良き方々で、インタビューではいっぱい楽しいお話をしてくださった上、終わり際は両手を降って笑顔で去るBEさん(涙)。その人間性からしてもうファンです!はい!!石井竜也さんに関してはもう…考えておられることが凄すぎる。そしてアーティストとしてはもちろん人としても偉大に思えるお話で、やっぱり人としてファンになってしまわざるを得ない。お写真、見てくださいね。バラを手にするあのお写真とか、これPlayerでしか見られないですわよ、間違いなく♡

T-BOLANに関しては、森友さんが震災後にとてもご尽力をくださった方なんですよね。とてもとても覚えております。それは某レコード会社の方が、“当社のアーティストではないのですが”と、森友さんが精力的に活動をされている内容と共に、ちえさんも頑張ってほしいという直筆のお手紙と(今も手元にあるはずです)、サンドウィッチマンのDVDを送ってきてくださった(笑うことも大事ですよ、と)。今、あの方はお元気でおられるだろうか。そして森友さんは今に至るまでも支援に力を尽くしてくださっている方です。

そういった錚々たる方々の誌面のお手伝いをさせてもらいながら、自分でインタビューも担当したのはUNCHAINです。残念ながらリモートでのインタビューにはなってしまい会えずではあったけど、今でも10年以上前に初めて谷川くんに会った時のことをよく覚えています。仙台のDate FMにお邪魔してFM岩手のインタビューを録らせてもらいました。谷川くんの見た目や姿はあの時のままのような気がするけど、それこそ誌面に書いた通りなのですが2年前になるのかな。久々に聴いた彼の歌は、眠らせておくのが勿体ないほどの素晴らしさ。もっともっと聴かれなくてはいけない、そのためにわたしが出来ることがあるのならば何だってします。

これはアコースティックの演奏だけど、最新アルバム『Timeless Communications』収録のセルフカバーは本当に泣ける良曲。そして彼らがバンドシーンに名を出してきた頃を思い出す。

続けていると良いことがあるのだなぁとつくづく思う。またこうしてUNCHAINと会えたことが、素直に嬉しい。これからも応援しますよん、わたしは!

そんなPlayerの別冊ですが…こちら、Twitterで多くのいいねをいただきましたが…

膨大な数の直販オーダーをいただきまして、発売日前の発送作業を手伝いに行った時に撮った1枚🎶そしてこの後もオーダーは続々いただいていると…雑誌や本が売れないという世の中で本当にありがたいことこの上ないし、そもそもわたしが今こうして雑誌に携わっていられることもありがたいことこの上ない。雑誌業界の片鱗かもだけど、その片鱗を見ていてもとてもとても刺激があります。

この先、わからないことだらけです。雑誌もわたしがずーっと携わってきたラジオも、音楽もライブハウスも。でも、そもそも自分の人生だってわからないまま来てるわけだし(Player誌に“連載しませんか?”なんて話が来るなんて想像したこともなかったし)、結局そんなことはわからなくとも今、会える方たちと楽しく出来ることをやれたら良いのかな、と思ったりします。そして大変に僭越ながら、先などわからなくとも素晴らしい音楽を生み出し続けている、それこそPlayerに掲載の先輩方含めミュージシャンたちも同じなのではないでしょうか。すなわち誰しもが同じ不安と似たような環境の“今”を生きているのではないか、と思ったりした今回のPlayer別冊でございました☆

先週の新宿ロフトでのイベントMC時(追って書きます)にロフト・ヒグチ女史が大絶賛してくださいました。“この手触りといい写真といい紙のにおいといい、どれも素晴らしいね〜!”と書くのが恥ずかしくなる(笑)ほどの、激賛をいただきました!

推しが表紙なら文句なく買う!何なら2冊買ってもいい!等、ロフトスタッフの皆さまからもお褒めをいただきなんだか自分のように嬉しく思ったのでありました。笑

“推し”か…

今、誰かと問われればどなただろう?そういうことを自分の身に置き換えて考えることも大事なことだなぁと足元に立ち返る思いもあったこの1週間でございました。推し…うーん、あっ!!ミュージシャンじゃなくてすみません!が!

ロフトにも鎮座するラスカルちゃんかしらね♡

(新宿ロフト店長もラスカル好き/マイPC周りはラスカルがいっぱい/ラスカルファンブックはもちろん買ったぜ!ごにょごにょ…)

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2022新年度〜お花見

いやはや4月ですって。でも寒いのよ、連日。いつになったら厚手のコートを脱げるのか、少なくとも昨日は冬物+アームウォーマー持参であった。今日はちょっと気温が春らしくなった、とは言えまだまだ本格的な暖かさはやって来ませぬな。

そのお陰で桜は長く楽しめたように思う@中目黒

沿道は例によってお花見できないようにバリケードが年々すごくなっているので、そこから1本道を外したところのお店の外で食事をしていたら花びらがひらり。うん、春!

今年は何かとお世話になっているヒデさまと洒落たカフェでお茶とかしたりして。

昨日はいつメンと久々に会う!おなじみ・みなとみらい阿里山城もいつぶりに行くのだろう…変わらぬ味に舌鼓を打ちつつ、ヨン様似のとっても良い店長が今はどうしているのだろうと思いを馳せつつ、あーだこーだとどうでも良い話が続く。そう、これよこれ!

昨日は1日中、真冬のような寒さと雨。花散らしの雨ですな。

世間はあっという間に新年度に突入し、でもわたしは特に何事も変わらずでいます。ぼんやりテレビを見ていたら〇〇さんがこの番組を卒業です、とか言ってたり。そっか新年度か、ってそれで気づくぐらいに普通です。笑

何もない日々が普通だし、何もないことこそがきっと愛おしくなる時もある。

今月は少しゆったりなので、色々な振り返りを書こう!と思います(^^)なんだかんだ、世間やら世の中の流れに自分が踊らされているのをブログを書くべくこの画面に向き合うことで、自分に戻してくれる感じがしますね☆

Posted in つれづれなるまま。, ほぼ毎日更新From ケータイ | 2022新年度〜お花見 はコメントを受け付けていません

泣いてなんかねーし。

まずは先週末のイベントで収録した動画ですが、今度の金曜日・18時〜公開していきますのでおたのしみに!!

 

イベントから明けて今週は、先週に比べると静かに過ぎていった感じがします。それについては理由があるのですが、追って書くとして。

アイツがいてアイツもいて。みんなつながってんなー。

って、気づいたらぽろっと涙が落ちた。

何年かぶりに話す仲が良かったグループのエイベックスの同期。用があって久々に電話したら「おー、何、どうした?」…全然変わんねー、つーか携帯ちゃんと登録してくれてるんだな、ってとこにちょっと嬉しみ。

「とりあえずさ、コロナ明けたら1回会うか、みんなで!」

…今のわたしの頑張るモチベーションを保ててるのはこの約束が一番デカいね。うん。

もう、出会ってから20年以上経ってしまうのか。久しぶりに会うの、本当に楽しみ。2019年に会ってるみたいだから、なんだかんだ3年ぶりになるんだもんね。

そうそうひさしぶりといえば。このお方とも会うのはいつぶりだろうね?

アトムっこ♡

わたしがFM栃木でおしゃべりしている時のレポーターは、今や活動の幅をニッポン放送に広げてラジオではレポーター業を頑張っておりますの!よ!

お昼ごはんを一緒に食べて(アトムがとってもナイスなところを待ち合わせに指定!)、ちえちゃん、飲みたいって言うと思ったから(って、そのお店はお昼飲みもできる場所で!)、でもその日はその後に予定があったらからコーヒーとスイーツをそのまま一緒に食べて。あっという間の時間で、アトムっこはその日のレポートに向かいました。

話しながら、話題に上ったのがこのできごと。まだわたしもブログを始めてなくて、でも遡ってデジタルのアルバム見たら、あったあった、あったよ!

ベリテンライブに我々スタッフチームがチームが出店したとき!

お店の看板もお習字でわたしが手書きして。手前の看板はスタッフのヤングチームに可愛く描いてもらって。宇都宮のバンドで当時わたしが大プッシュしてたマグナムボウル⑧のメンバーが当日、大きなお仕事が決まって手伝いに来られないってことになったからメンバーで一番ガタイが大きい(笑)半田くんの等身大パネルをウエルカムボード的に配置して。

なんだか楽しかったなぁ。今思い出しても、本当に楽しかった(^^)

でも、アトムとも話したの。

その“楽しい”は大事だけど、その“楽しい”を超えていかなくちゃね。って!

アトムっこも写真を見つけて送ってきてくれた!この色彩もノスタルジー感溢れてくるわ(笑)。

手ぬぐいを頭に巻いてわたしが接客してますが、この時から今に至るまで普段使いは手ぬぐいになりました、そういえば。そんな手ぬぐいの良さを伝えてくれたのもアトムっこのレポートだったんだよね。皆でこの日に向けてこの日のためのレポートをアトムっこがしてくれて。お揃いの手ぬぐいを皆で持って、なんだか本当に良い1日だったね、本当に。

でも、超えていこう。また一緒に、もっと面白いことをやろう!約束な!

この方たちにもコロナ禍に入って以来で会いまして久々に東京でぐでんぐでんに酔っぱらいましたとさ。まだオミクロンがこんな勢力を見せる前のことですが。

いわて夜蝶の会を久しぶりに渋谷のイワテバル。で開催しました。あーだこーだ、どうでも良い話が多いけどそれは結局、岩手に繋がる話ばっかりで。笑

もっと頻繁に会えたら良いし、先週のB.Bストリートのイベントも元々のルーツはこの、夜蝶の会になる、って言って良いもん。

いつかいつか、皆を巻き込んだことが1回で良いからしたいと思ってる(^^)

そうそう。年末にね。この方たちとも久々に一緒だったんだ。今思い出しても笑える、マジ笑える。

やっぱ人と会って飲んでないとダメになっちゃうな!!!

もう本当に、人と会ってるから、人と一緒にいるから、腹抱えて笑えるような出来事が起こるんだよね。それを強要するつもりはない(過去のわたしはそういうところがあったけど)、わたしは少なくとも、人と会って楽しく笑っていたい(^^)

なっ!!!

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