「ALL AROUND KAMAKURA」その3〜切通〜

切通(きりどおし)、と聞いても。すぐにピンと来ない方が多いと思う。実際のところ、ワタシもその1人。
でも歩いてみて、その言葉の意味も、よーく分かった!

鎌倉七口(鎌倉に7つあるとされる切通などの山道)の1つ・朝夷奈切通へ♪
史跡としてはこのように、朝夷奈(あさいな)と書くのだけど、この切通を一晩にして、刀をふるって完成させた、という、朝比奈三郎の伝説から、朝比奈(あさひな)切通、とも言われてます。
スパーン、と。山を上から切り落として、作ってる道。簡単に言うと、それが切通。切って通す、字のごとく。
昔の人の技術っていったいどんなもんなんだ??オドロキを通り越して、正直、あぜん。ぽかーん。

切り刻んだ歴史を感じる。その横には、高速道路が走ってる。
現代と、鎌倉時代が交錯。
鎌倉時代から、明治時代初期まで。重要な幹線道路としての役割を担ってきた、切通の山道。
三方が山に囲まれ、もう一方は海に面する鎌倉の地形にとって、切通がまさに「外部の世界とを繋ぐ窓」。
観光ガイドの黒川さんといっしょに歩いたのですが、黒川さん曰く。
水戸黄門も、
水戸を出発して〜房総半島〜六浦の港〜朝夷奈の切通を通って〜鎌倉に入る
というルートで、旅をしたんだとか?
ちなみにこのあたり、その昔。金沢と江ノ島に、遊郭があったとされているそう。
今も昔も…と、黒川さんと笑ったのですが。遊郭に行くにも、この切通がなくては行けなかったわけです。
こういう文化的なことも想像を巡らせると、とっても面白い!

上方。木がそびえるところまで、なんと高低差は18メートルほどあります。ビルで言うと4階ほど?
その上の場所は「平場(ひらば)」…ここで、敵が来るのを待って、通り過ぎる時に弓を放ったり、石を落としたり、なんてことをしたのではないか、とされる場所。
…この上まで登ってきたよぉ〜…これがまた険しいのなんの!足場が悪い!ぜぇはぁぜぇはぁ、汗をぬぐう、ちえぞうに対して、健脚でどんどん進んでいく黒川さん(おん年65くらいでしょうか)。
はぁ。甘ちゃんでしたー、オレっち。
上から下を見下ろすと、足がすくみました。これ、当時の武士だって怖かったと思うなぁー。

切通を歩ききって、鎌倉に入って。ちょっと歩くと、このお寺が出てきます。
ここに、放送でもちょっと話題にした「塩嘗(しおなめ)地蔵」さまがいるよ♪
番組DJの齊藤美絵さんが「塩辛いんですかね〜」って言ったのには思わず爆笑。そのエピソードはね…と、喋りたいところ、だったけど。
さて、実際のところは、いかに(^^)
そんで。日曜の放送の時に。齊藤さんに教えてもらった、鎌倉のハワイアンのお店で。
きのうランチしてきた♪

とーってもボリューミー!お味はモチロン、ハワイア〜ンなBBQプレート!
ウチでは手作りできない味に舌鼓♪
きのうは。なんとですねー。鎌倉の松尾市長にお目にかかってきました!
なんと30代の市長さまでございます。ひょえー。かたやこんなにちゃらんぽらんな、ちえぞう…
松尾市長のお話も近日オンエアしますね♪

我がカメラマンが撮ってくれた、切通を歩くショット。
「未来へと続く路」ってタイトルと共に。素敵☆
そんな我がカメラマンが写真と共にしたためている、番組ブログも是非ご覧くださいませ⇨コチラ

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