「誰が誰の首を絞めているのか」

そうそう。こちら、間もなく終了するので!

行くことおススメします♪

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「アメリカン・ポップ・アート展」!

ワタシも滅多に音声ガイドを使わない人なのですが、この展覧会に関しては使って欲しい!

小林克也さんのナレーションが絶妙すぎる!合いすぎる!そんで、この展覧会テーマソング・上原ひろみさんの曲も聞けるので、これをリピートリピートしながら会場を見て回るのが良いと思うよん♪

一概には言えないことと思いますが、アメリカのお金持ちはお金の使い方が日本人の成金とは違うよなぁ。こうして美術品にお金をかけたりできる。若沖のコレクションだってアメリカの方だものね、お持ちなの。まぁ仮にワタシがお金持ちになったら何が欲しい?って考えると、「小室哲哉がやったらしいように、お店の洋服を‘端から端まで’って言って買ってみたい」ってのしか思い浮かばないもん。苦。貧相だよね。自分を引き合いに出すのはどうかと思いますが、芸術系に対して、世間の成熟度というのは日本は低いかと思うのです。

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とりあえず記念撮影ポイントで☆

これ、もう一回見に行きたいな〜ってくらい面白かった。自由というか、奔放な感じが全体的に漂ってて、なんだかいいなぁ、と。でも、評価されるかどうか、というのはまた別の話だから、芸術家というのはすごい生き方だと思う。改めて。

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ポップアートを見た帰りに初めて行った、那須にあるSHOZO CAFE@表参道。来年2月までの期間限定オープンで、一度行ったら表参道に用がある事に寄ってる。笑

ひっさびさに那須にも行きたいなー♪

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ひっさびさ、映画でこんなに泣いたの、ってくらい。良かったです。揺さぶられました。

タバコのシーンがどうのとか一時期言われたりありましたけど、もうアホの極みでしょ。確かにワタシもタバコは嫌いですが、なんでもかんでも結びつける今の世の中、どうかしてる。

ちょうど最近、「SAVE THE CLUB NOON」というドキュメンタリー、試写を見せて頂きました。大阪で摘発されたクラブのこと。これを見て知ったのですが、EGO-WRAPPIN’が初めて歌った場所でもある、と。いろんなアーティストにとっても、大阪の大切な場。

なんというか、知れば知るほど不思議でならないことが出てくる。だし、もしかしてこの動きが、ライブハウスに来てもおかしくないかも、って急に思えて(でも、クラブは「風営法」で、ライブハウスは「興行場法」という法律の下の運営になるので、法律に照らせばちょっと違う部分がまずある)。これまで全く何の違和感も覚えずいたけど、知らなきゃ、って。今いろいろ聞いたりして知識を得ているところ。

大阪のクラブの話に戻すと、摘発した警察は悪くないと思う。いい悪いの話じゃないけど。

何かおかしいことにはすぐ規制しよう、おかしい、ってすぐ強くクレームをつける。ネットでそんな意見が集まると、これが大勢の総意だと決めつけて疑わない人たち。

ビートたけしさんがある本の中で言ってた、「今の世の中、ゆとりがなくなってきてるんじゃないか」…テレビでちょっとヘンなことやると、すぐクレーム。子どもに見せられません、とか、そんな言葉を盾にして。そしたらテレビだってどんどん作る側が自主規制していくわけでしょ?そんで「テレビはつまらない」って言われる。たけしさんの言葉で考えるなら、見てる側がもっと大きく構えてなくちゃ。「うわー、バカやってんなぁ、つまんねぇ」って。鼻で笑うくらいにして、さ。

「誰が誰の首を絞めているのか」…いま読みかけの『踊ってはいけない国、日本』という、風営法のことなどを書いている、本の帯にある言葉です。

これ、自分たち自身だと思う。自分で自分の首を絞めて、今の世の中をこうしてしまっている、ということだと、ワタシは思う。

「薄っぺらい先進国、先進国とは名ばかり」…ドキュメンタリーの中で、七尾旅人さんが言っている部分、一部切り取ります(すみませんが書かせてください)。この、七尾さんが喋ってる全文も聞いてもらいたいし、他アーティストのインタビューも、とっても聞いてもらいたい言葉が多かった。クラブがどうの、好きとか嫌いとか言うことではなく、一つの‘カルチャー’、大きく言えば‘芸術’に関わってくる大事なことだと思うので、このドキュメンタリー、公開になったら是非、見てもらいたいです☆

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