「ALL AROUND KAMAKURA」その2〜建長寺〜

建長寺に行ってきました!

それはそれで風情がある、と言えるのかもしれませんが。そぼ降る雨がちょいっと残念★
番組でもお伝えしましたが、建長寺は。日本で初の「禅寺」。
禅は個人的にもとってもキーワードでした、最近。S.ジョブズの伝記っつうの?それを読んでいても、若かりしジョブズ氏は禅にとっても傾倒していた旨の記述があり(まだ上巻しか読み切れていませんが)。

建長寺派 宗務総長の高井さんにお話を聞きました♪
カットはされてるけど、「ちえちゃん、ちえちゃん」と呼びかけながら話をしてくださる、言うならば。とってもフレンドリーなお方。
禅は武士の行動的なよりどころ。禅は、自分の肉体に頼る。禅は、生き方。
「一日なさざれば、一日(いちじつ)食らわず」「一所懸命」…こうした禅の精神は、武士の行動に、そして、現在の勤労の精神に。そのまま、生きている。
東洋ならともかく、西洋人のジョブズ氏がなぜ、禅に傾倒したんだろう。高井さんに個人的に聞いてみた。
「禅は自分の肉体に頼るもので、自分だけを頼りにするものだから。そういうところが魅かれたんじゃないのかなぁ。ジョブズさんのことは分からないから、なんとも答えられませんが」
笑顔で答えてくれた高井さんに、とっても親近感。
(そもそも、高井‘さん’ってのも…でも、高井さんが、高井‘総長’じゃなく、さん付けで呼んで、と、おっしゃったので。こんなところも、親近感、ですよね)

これが、建長寺創建当時から残っているとされる「柏槙(びゃくしん)」という木。
高井さん曰く「霊験あらたかな木」。
写真では伝わらないけれど、木の肌に。歴史を刻んできたのがよーく見える。そしてこの木のまわりを吹く風は、どことなく厳かさすら、感じる。樹齢、約760年、ですか。
建長寺の創建者・蘭渓道隆が。この木を手植えしたとされています。
言い伝えとしては。亡くなった翌年、柏槙が白く芽吹いたそうです(芽吹くことはない木である)。それは蘭渓道隆のお骨ではないか、と。

今度は早い時間に、そしてお天気がいい時に登ってみたい!
半僧坊&天園(てんえん)ハイキングコース!
建長寺の奥のほうから階段をつたって登っていくと、遠くは富士山も望めるそう。空気が澄んでいて、とってもいい空気をカラダの中に入れて帰ってきました♪
あと、山に囲まれて建っているお寺ですが…禅寺というのは、こうして山に囲まれている。中国の禅寺がそういう仕様で、それに従ったまで、なんだそうですけども。
そもそもその考え方もちょっと違う、というか。「山に囲まれてる」ではなく、「谷に建立している」なんですな…それは、この空間を‘密封する’ため。
話を聞けば聞くほど、面白くなった。座禅にも、行かなくちゃ!
我がスタッフが、番組ブログにキレイな写真とともにレポを書いていますのでゼヒ!⇨コチラ

鎌倉と言えば、しらす丼。この日の昼ゴハン♪

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