「負けねえ」

葬祭がきのうで一段落しました。
とは言えバタバタするのは葬儀後、も。しばらく続くんですねぇ。あんな手続きやらこんな手続きなんか。
バタバタの最中、先ほど一息。外でコーヒーを飲みました。１杯のコーヒーがこんなにリフレッシュさせるものとは！
しかしですねぇ。自分都合で考えますが。
ワタシはもし番組を続けていたら、これを理由に番組を休むことは一切、しなかったでしょう。どんな理由であれ、自分都合、ですもん。
ラジオで喋り始めた、最初の頃。
「ちえぞうの代わりなんか、いくらでもいるから」
って言われたことがあってね。すごいイヤミだよなぁ（でもそれが負けず嫌いに拍車をかけ今に至るけど、笑）。
どんなことがあっても休むもんか！！！
って、固く、誓った。
もともと体調は優れなかったのだけど、待っていてくれたのかな、と、思う。離れた場所に住んでいるんだよね。
ようやく東京まで新幹線が復旧したんで、久しぶりに東京に遊びに行き、そこから足を伸ばして、お見舞いに行く、と、決めていた。
その、お見舞いに行くと決めていた日の未明。悲しい報せは届いた。
お見舞いどころか、残念な対面になってしまった。
こうして、見送ったこと。繰り返しになるが、番組のことを気にせず、あれこれ、動いて。しっかり、見送ることができたこと。
ここまで、頑張って生きてくれたことは。ワタシのことを、待ってくれていたのだ、と。勝手に、思っている。
いろんな事情（お坊さんのスケジュールが取れない、とか）がまーた、あって。
葬儀まで時間が空いたことも、タイに住んでいる親族のことを、これまた。待ってくれていたのではないか、と思う。
やるなぁ。最後の最後まで！
ということで…流れには、逆らうべきではない、んですね。どんなことも。ライク・ア・ローリングストーン、的な（意味違う？笑）！

５月１日のお花見フリーマーケットにて。
釜石「和っつ」のマスターは。このTシャツを掲げて、盛岡で。久しぶりに、焼き鳥を焼いた。
その笑顔は、本当に、本当に、幸せなそうな、笑顔だった。
生きているものは、生きていかなくてはならない。どんなに辛く、悲しいことを抱えながらも。負けちゃいられないのだ。
和っつのマスターのあの笑顔は、震災で店やいろいろなものを失うという、この上ない出来事を。少しづつ、でも。乗り越えつつあるから、こその。あの、素敵な笑顔だったのかな、と、今。思う。
ワタシもそのうち、この上なく素敵な笑顔で。皆サマに会えるだろうよぉ〜(^^)