復興食堂 本格スタート!

5月2日。
岩手在住のシンガーソングライター・松本哲也氏の発案でスタートした「復興食堂」、
この日から、本格始動です。
5月2日、3日は大船渡・本増寺でのオープン。
行ってきました。

とても高い位置にあるお寺。見下ろす街の景色に息をのむ。
青くて、美しい海、湾。そして街並みが、広がっていたのだ。過去形で言わなくてはいけないのか。

復興食堂についてはワタシもブログに書いてきたのでさかのぼってもらえたら、あとは復興食堂のHPをご覧くださいませ☆
いろんな協力が、この復興食堂にも集まっています。
盛岡の「スガワラ靴店」、ワタシは100パーセント、ここでしか靴を買っていないのですが。その、スガワラ靴店は震災後、せっせと靴や長靴を集めておりました。しかしなかなか、長靴は集まらない。ワタシも沿岸部に行くうち、長靴のほうがベターだなぁ、と思っては、いて。古くて履きつぶしてしまうようなものでもいいのに、なかなか、ないんだよね、長靴。
そこで!
レディオベリーのレポーター・アトムくんにお願い!彼は人脈もあるので、集めてくれるのでは?
やってくれましたよ、アトム…トータルなんと、218足!送ってくれた!ありがとう!!!
アトムが送ってくれたものもこうして、沿岸部にちゃんと、届いているからね!
とゆーことで。この日はこうして、スガワラ靴店さんもズラリ、靴を並べて。皆さんに気に入ったものを持って行っていただきました。

大船渡の市街地の時計。津波の第二波が襲った時間で止まっている。
そうそう、書いておきます。5月2日放送のTBS・NEWS23。新聞のテレビ欄、岩手日報には「復興食堂」と書いてました。
てっきり、この、松本哲也氏の「復興食堂」の特集かと思いきや、放送されたのは、大槌の避難所にできた、食べるスペースをのこと、でしたよね。あれ?と思った方が、Twitterでワタシ宛てにもいろいろつぶやいてきてくれました。
しかしながら、キャスター・膳場さんのレポートの中で「復興食堂」という四文字の言葉は、一回も使われていなかったのです。そういったテロップもありません。
つまりは、どこかで、何らかの錯誤が生じていたということなんです。たぶん。
実は、TBSのクルーが取材に来たい、というお話が、知人を通してあったんです。
ワタシたちも2日に行くし、では、コーディネイトしましょう。と、知人を通して話をしたのですが、その後、連絡がぷっつり、ありませんでした。
たぶん、企画がボツになったんだろうなー、と、思っていたのです。
それでなぜ、大槌の報道に至ったのかはよく分からないのですが、大槌のことも「復興にかける、避難所の食堂がオープン」と考えれば、それは、それ。な、訳です。
取材したいお話をワタシ自身が聞いていただけに、そういう意味ではとても残念なことでした。テレビの報道って、どうにでもできるんだなーっていうのも実感できた訳だし。
でも、ですよ。
報道された、大槌の避難所の食べるスペース…おととい、唐桑半島に行った時に、大槌の方と知り合って話をしたこと、ブログに書きましたが。この、避難所の現状を、期せずして、聞くことになりました。
避難所では調理ができません。食べられるものが限られ、ゆえに栄養の偏りがとても問題になっている。こういったスペースができたのも、きちんとした食事を摂るためのこと。常に開放することで、料理ができ、また、料理をしに来てくれる、いわゆる炊き出しがコンスタントに行われるのではないか。憶測の話の部分はあれど。
食も。思考する、行動する、ということでとても大事。だから、次なる一歩を踏み出すにあたり、こうして常設?の、食べるスペースができた、ということは、これはこれで、大切なことなわけです。うん。
まとまりなくて、スミマセンが。以上。

松本哲也氏に頂戴しました、コチラ。ピンクのパッケージは40周年記念なのかな?レアだよね〜☆
「復興食堂」では、お酒も飲めます。酒好きなてっちゃんらしい、でしょ。5月2日にお邪魔した時、おじさんたちが美味しそうにお酒を飲んでいたので、ちえぞう、思わず。お酒の味を聞きたくて近づいたら、
「ありゃ〜、アンタ、ホステスか?こんなのでも、いねぇよりは、いたほうが、いいなぁ〜」
みんな爆笑!
ワタシも爆笑!
おじさんたちから、いろんなお話を聞けました。帰り際、握手をされて「本当に、ありがとう」と。とても感謝された。そして必ずや、観光の街として、復活するから。来てくれよ、と。
ワタシは、おじさんたちに、また会いに行くの!
それまで、復興食堂として、また大船渡に行く時にも、必ず!
そして、ちえぞうの復興食堂での役割はこの日から「ホステスさん」になりました♪
お邪魔する際には、どうぞどうぞ、よろしくお願いしますー!

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