温度差

先週末から、東京に来ています。
ゴールデンウイークの終盤でしたが、こんなに混まない新幹線も初めてじゃないか?
ってくらい、空きスキ新幹線に乗って、いざ。
東京はテレビのCMも、もう、ぽぽぽぽ〜ん、とか、思いやりの高校生、とか。AC〜♪ってもう流れてないのね???
もうこれだけでオドロキですよ、オレ。フツーに企業CMを見て、なんだか浦島太郎な気分。
そして恐ろしいことに、これは今の自分だったりするのだけど、東京にいると、3月11日の出来事がまるで嘘のように。
忘れてしまう。分からなくなってしまう。原発のことは、話題になっているけれど、それだって、あの震災から起こったことを、忘れさせてしまう程だ。
これは東京に来て、率直に思ったことです。
街中を歩いていれば、駅では間引きで電気が灯っていたり、パチンコ屋さんはだいぶ暗い中営業してたり。電気屋さんに行ってもだいぶ節電してる。飲食店も、努力をしているのが分かる。
でもそれは、「停電」という恐怖のためであって、その「停電」は、なぜ起こらなくてはならないのか?
その ‘そもそも’ を。感じられなくなっている、東京に、いると。まだ2か月、経ってないのに。あれから。

「ちえちゃん、頑張ったね…」と。こんな美味な日本酒を頂いて、いいんでしょうか。これはレアです。ありがたし☆

神奈川のコチラのお店にはかれこれ、もう10年近く。行っていると思う。いつも混み合っているので、お店の名前はナイショ。
この「乾坤一」…宮城のお酒ですが。こちらも、次はいつ飲めるか、分かりません。先日、岩手の銘酒・南部美人の蔵元、同級生の久慈こーすけと、いろんな話をしました。乾坤一の蔵元の話も聞いたばかりだった。
こちらのお店で乾坤一を飲むと、1合あたり、70円。募金となります。蔵元へと直接、送るそうです。お店での取り組み、カンシャ。
「ウチのお客さんで、今回の地震を体験してるの、ちえちゃんだけだから」と…マスターに、トモちゃん(いっしょに写真写る、マスター嫁)。いっぱいの美味しいもの、ありがとう。手作り天然酵母のパンまで持たせてくれた。今朝の朝ゴハン、ありがと☆
もうしばらく、東京に、います。この感覚を感じられて、岩手に戻れることはきっと貴重。と、信じて。

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