男闘呼組

しっかりしないとな、と我にハッパをかけ自らの尻を叩きながらなんとか生きている今日この頃。立てるようになっただけマシだろう。やっぱり情けないかな、気持ちがどうしても前向きになれなくて。でもそれを察してくれる友や、遠方にいてオンライン飲み会を開いてくれた人。

そんな今日は阪神淡路大震災が起こった日だ。関西を拠点に活動をされているライター・鈴木淳史さんのお母様が書いているエッセイを貼っておこう。

時の流れは容赦がない。金持ちでも貧乏でも唯一平等なのは時間だとは言い得てる。

色んなことは待ってくれない、時間がない、と昨年から必死に時間を使ってやってきたことがある。けど、それすらも手がつかなくなってしまったし、ボーッとしてる場合じゃないぞと思えば思うほど体が拒絶する。

そんな状況から、だいぶ良くなってきました。生きている間ずーっと突っ走ることなんかできないんだぞ、って自分を許してあげること。それも大事なリリーフになるんだなとすごく思う。

ということでちょっとビールとか飲みながら、ブログに向かっています。ずーっと書きたかったことを書こうかと。

2022年の秋。そうそう、この年の春だったと思うけどいきなりSNSで復活の文字を見た時はびっくりした、なんて言葉じゃ足りないぐらいの色んな感情がでてきた。もちろんテレビで歌う姿もちゃんと録画してるし、チケット争奪戦は久々に燃えた。笑

この日のライブのことはあんまり覚えてない、けどアリーナ席でまた岡本健一サイドだと思った(これまでが大体そうだったw)。それと、いつものメンバー・トミ夫妻も同じ日同じ時間のチケットを偶然取っていて(すごいよね)、有明からびゅーんと東京の街中を走って車で送ってもらいつつ、おいしいものを食べながらライブのこととか当時いかにわたしが好きだったか(爆)を話したりしたっけ。

時間にしてどれぐらいだったのかな、2時間はやってないはず。でももう込み上げるものがいっぱいあって、とにかく胸がいっぱいだった。ちゃんと男闘呼組が動いてるんだな〜、でも振り返って音のバラツキとかがあったけどそれはそれで今思うととっても貴重。そんなだったのに、ツアー最後の方にはすごいグルーヴになってるのをちゃんとこの目で、見て感じてるからさ!

もうグッズは買いません。と基本的にどのアーティストでも思っているので買わないつもりだったのですがちょっと面白かったのもあったし食べて無くなるのが一番良いかと思って買ったグミ。結果、賞味期限はとうに過ぎてるけどまだ机に飾ってある。もうドロドロになるまで机の上にいてくれ。爆

そして年末のこれは追加公演っていう扱いだったっけ?ちょっと忘れたけどもう1回ガーデンシアターへ。この時は後ろの後ろで見えはイマイチだったので、翌年のツアーはここ以外のところに行こうって密かに決めてた。

10月に見た時に、楽屋みたいなところからステージに出てくる映像が流れてたんだけど“あれはステージ衣装を着た事前収録だよね〜”とトミたちとも喋っていたのだが、そんな声がおそらく多くあったのか。この日も映像で始まるスタートは同じだったのだけど、ちゃんとケータイの時計をカメラに向ける(!)というのを見て、あこれ(少なくともこの時は)生でやってたんだ!?とちょっと感動。笑

成田くんのギターは仲本工事さんから譲られたという記事を読んでいたので、このギブソンがそうかな?と遠目で(オペラグラスもないし)確認するのに必死だったオレ。見るとこ違うっしょ!笑 というか2回目のライブは謎にもう照れが入ってあっという間に完全に、中高の自分にタイムスリップしてました。今は覚えてないけども、よくSNSでセットリストをアップしてる人がいて“偉いな〜よく覚えてるなぁ”と感心していたのですが、この日のライブはセトリ書けるなと思ったことは覚えてます。爆

ちょっと以下に書くライブの時だったか記憶がもう曖昧ですが、SHIMEさんが楽曲提供してたのね?男闘呼組に?その曲を演奏しつつ、そんなSHIMEさんが亡くなっていたということも初めて知りました。こうしてまた4人が集まって音を鳴らす意味ってすごく尊いなと思いながら帰ったことを覚えています。

年が明けて2023年のGW頃から始まった全国ツアー。いわゆる東名阪以外のところも行くので、とりあえず埼玉/神奈川とツアーファイナルの静岡の3箇所を申し込んだら見事にチケット取れた!は良かったのだけどカードの請求が来た時にはやっぱりクラクラしたね(笑)。達郎先生を拝みに行く金額とほぼ変わらないような金額ですから。まぁお金はなんとかなる!と言い聞かせ大宮ソニックシティ・1部のライブへ。

2階の前の方だったので4人がよく見えたけど、隣や前の方がわたしよりちょっと年上かな〜そしてライブとかしばらく行ってないんだろうな〜そんな方がこうしてライブに行きたい!ってなるのはすごいことだなと純粋に思った(どうしてもライブのノリ方を見てるとはっきり言って今ドキ見ない盛り上がり方で、昭和で止まってる感じがよく分かってそれはそれで個人的には面白かった)。これは本当にすごい経済効果だと目の当たりにしたのは一番この時かも。当日券で並ぶ人の列もすごかったしね。

あ、まだこの時はマスクが必須だった。不織布マスクをつけて入ってくださいって言われて、非常用に一応持ち歩いていて助かったんだった。

確か埼玉のこの場所には思い出があると言っていたっけな…何だっけ?ここでのライブが決まっていたけど活動休止になって出来なかった?とかだったっけ?MCもだいぶ小なれて感覚が戻ってきてるんだな〜ってのも微笑ましい。岡本健一がこれまで必ず平和とか戦争のことを言っていて、おそらくだけど、やっぱり彼がいなければ男闘呼組が復活することはなかったと思う。信念というか、思いが強い人なんだろうなと。“こう思ったらこう!”みたいなのが強そう。笑 そしてレスポール使いだったのかぁと。

大宮からトンボ帰りってあるようでないと言うか、行くとしてもさいたまスーパーアリーナかも?と思って大宮駅前を少しぶらぶらして帰ってきた。初めて十万石まんじゅう買って食べました。笑

メッチャ雨降りで行く気が削がれながらも向かった神奈川県民ホール(にある棟方志功の版画など→でもこれ、コピーらしいじゃん!?)。服もびしょ濡れになりながらギリ席に着くと、

え…!?

ステージ横・せり出し場所に手を伸ばせばもう少しで届きそうな席!しかも初の成田くんサイド(照)!!!

わーーーーーーーーー!!!

ステージングにも慣れてきたメンバーがこのせり出した場所にもやって来るのですが、もう全然顔なんか見られないオレ。もう本当、今思うと何やってんの!でもマジ無理でした、ということで成田くんの手元、指の動きが美しい!ギターのヘッドをまじまじと眺めたり、岡本健一の流れる汗が水のようにさらさらしてて尊い、とか、もうビョーキ的なことしか記憶にないです!爆

確かこの日、「Stand Out」って曲があるんだけど、個人的には(若い時に行ってたライブ以来で)初めて聴けた…んじゃなかったかなぁ。ドラマで流れてたんだよなぁ、カッコよかったんだよなぁ、あの当時聴いても。そして今聴いても。こんな歳になって聴けるなんて思ってなかった。曲が持つ力ってすごいよね、あの時の自分のことが一気に蘇ってきたんだよね。

男闘呼組に会うにはどうしたら良いんだろう、って。あ、テレビとか放送局の人になれば良いんだ、って姑息な考えにシフトした最初だもん。笑 それが高校で出会ったFMラジオと出会って一気にラジオの道になるんだけどね。その時はもう、知らない音楽を紹介できる人になりたい、って。高野寛さんとかフリッパーズ・ギターや渋谷系に夢中になってたけども。笑

そうだいつものメンバー・モリタニアンが今日は休みなはず!とライブ終わりに何回も電話するけど出ずで残念ながらそのまま帰宅。もう誰かにこの、思い出した自分の衝動やら成田くんの手元を近くて見たの〜♡っていうことを話したくて話したくてしょうがなかった夜。(その後モリタニアンにこのことを話したら、“飲んで寝てたけど、電話気づかなくてマジ良かった〜と言われたぜ。ふっ)

はいそして猛暑の中。あっという間にやって来たツアーファイナルは静岡。これまた偶然にもいつものトミ夫妻もチケットを取っていて(爆)、静岡観光も兼ねて車でゴー🎶久能山東照宮でパチ☆

(いやしかしマジで汗だくで外を歩くのが危険な暑さだった〜…)

日本平で眺めを満喫して、静岡市内にあるホール近くに車を停めて。お腹を満たすべく歩いていると良さげなお店を発見!で、これがもうですね、マジ激ウマなんてもんじゃないレベルでうまい!週末で昼飲みでお店を開けていたのがラッキーで出会えたこちらのお店には実はその後もう1回わたくしめ別で静岡に行った時に立ち寄っております(おほほ)。

会場の近くなのもあって、1部公演を見たお客さんがやって来たり(Tシャツ着てるから分かった)、声をかけたいのをグッと我慢、だって色々ネタバレしちゃいそうだもん。オレも美味な食にアルコールを飲み続けたいのをグッと我慢して会場にむかーう!!!

入り口でこちらが迎えてくれていたツアーも見納めかな。席は真ん中10列目ぐらいで、ライブを見納める場所としてももうカンペキ!

高橋和也氏のベースがヤバすぎる。そうここでようやくそう思った。あの音の響きはすごいぞと。そしてもう1人、全く触れてこなかった前田耕陽が痩せていた!爆 ライブってすごい!!!

(ここまで、そして以下もファンとしてのいつもの呼び方書き方を失礼します)

この日のトピックは間違いなくダブルアンコールですよね。本当に拍手と歓声が止まらなかった、確かもう帰れアナウンスもやってる中だったと思うけど。

アコースティックな楽器を持って出て来たんだよね。あぁ、もう本当に神様っているんだよねって思った(もう何が何だか、誰に感謝すれば良いのかわからんw錯乱状態だった)。アコギとかで聴ける時が来るなんて…「Midnight Train」だったよね、確かあの時にやったのは。

なつかしいな…

成田くんのあの声で“愛してる”と歌うところを思い出してメシ5杯食えます!はい!!

男性のファンが多くて、アンコールとかの掛け声も率先してたのが何だかたのもしい。同性のファンが多くないとバンドは続かないっていうのは持論だから。笑 ということでトミ家の主人も率先して写真を撮る。

帰りの車の中ではトミ家の主人もわーわーキャーキャーに入って楽しかったな。爆 0時を回った頃に家に着いて、何だか夢のような1日でただただ、行って良かったなって思ったことをすごく覚えてる。

そしてもうこの時わたしは、武道館の本当に最後の最後のチケットも持っていたから、その時まで何が起ころうが全然頑張れる!っていう気持ちだった(^^)

結果として、武道館4デイズでチケットを取っていた最後の日は行けなかった…というのは理由があるのだけど。やっぱり武道館でも見ておきたい、と思ったら4デイズ前半の2日はまだチケットが取れる(と言っても、ステージ真裏の後ろの席を解放したのでそのエリアになるけれども)!

ということで、お盆が明けて早々に見に行った。武道館に。そしてまさかとは思うけど、この後ろのエリアのこともちゃんと慮ったステージが作られていて、後ろでもよく見えたどころか時に“見えすぎじゃん!?”と狂喜してしまうほど良かったことなど!前田耕陽ファンは特にこれは!!!成田くんのローディーさんがギターを扱ってるとこなんか凝視してしまいましたわあはははは。

やっぱり「ロックよ静かに流れよ」コーナーが良かったですなん。VHSのビデオは今も机に飾ってますわよん。記憶では成田くんの声の出がちょっとよろしくなかったという感じでしたが、そりゃこんだけやってくればそうなるよねと思えたのもまた良かった。ジャニーズにいたのは事実で、ジャニーズにいたからこそというエンターテインもしてくれていたステージだった。確かバク転しそうでしない感じ?とか?ちょっと忘れちゃったけど。

夢があるよね、本当に。楽器から離れていた人たちが、4日間も武道館でライブをやるということに。そしてそこに来た人も皆もれなく、感動しちゃってるってことに。多分この日、いちばん泣いたわ…今回の復活ライブを見た中で。

スカパーでの独占放送ももちろんスカパーで見ました。が、何かトラブルでうまくテレビが映らなくて、時間が迫る中でカスタマーセンターに電話しましたわよ(良い思い出だ)。そしたら電話口のお姉さんも“男闘呼組をご覧になりたい感じですよね?”と開口一番、分かってらっしゃる(そんな問い合わせが多かったのだろうw)。おかげさまで正座で待機からの全力でスカパーでも拝見しまして録画にもしっかり成功しました。

そんなライブ中に多数の着信。からーの、神奈川のイベントでお世話になっている方々と飲むの巻。男闘呼組のことをひたすら聞かされあんなに電話していたことを後悔したに違いない。ふふふ ことよろで!

“最後の男闘呼組、行かなくていいんですか!?”って現場入りして皆に言われた(爆)、ちょっとYさん!言いふらさないでよもうー!照

ということでそんなこの日はオレの推しのWENDYくん初クアトロでライブレポートを書かせていただきました。取っていたチケットは心置きなく文化放送Aディレクターに渡しまして、楽しんでもらえたようで何よりであります(^^)

WENDYくんとのことはもしかしてこのブログでは全く触れていないかも?しれないですね?コロナ禍に知り合ったと言っていい彼らのことは。ちょっと別で書きますね。ということで一緒に写る彼らのレーベル担当・S女史は同郷の岩手人♡カワユス!

そんな日の、翌日のこと。

ダメ元だった野音、本当に本当に最後の男闘呼組。結果としてファンクラブでも外れた方が多いチケットだったけど、わたしも勿論ファンクラブ経由で申し込んだチケットが…

当たった…これは本当に、当たると思わなかった。

お天気にも恵まれた日、野音付近はものすごい人だった。一部報道では3000人いたとも言われてるけど、それこそケンバンドとかの音漏れの比じゃない人がいっぱいいた。

チケットをもぎってもらいながら、何だか申し訳ない気持ちになったのも初めてだった。もちろん別に、職権濫用も何もしてないし自力でファンクラブで取れたチケットだったけど。

野音に関してはちょっと不満がある。まず、なんでこの日だったのかなってこと。

武道館4デイズの最後の日がラストだと思ってそこに合わせてた方もいるはず。そしたら野音の発表があって、それも行きたいと思っても武道館より小さい場所だし当然チケの倍率も高いよね。当たったらラッキー!ぐらいの気持ちで野音公演もあるべきだったと思うし、だから最後の最後に野音があるなら、武道館の発表の時点で言うべき。野音でやれるのはもちろん思い出にはなるけど、でもそれは下手したら演者の思い出にしかならないかもしれないじゃん、あまりにも不満が多ければ。個人的にはライブがどうの、というよりもちょっと後味が悪かった。ほとんど空耳じゃないと思うけど、掛け声が野音の外からも聞こえてきてた。何だかここにいるのが申し訳ない気持ちがいっぱいで見るライブになってしまった。

ファンのことや、もしも待っていた人を思うなら、ちょっと間違えてるんじゃないかなと言わざるを得ないと思った。

なんて、つい書いちゃいましたけど。野音は終わってからも、誰も帰る人がいなくて、しばらく会場内は誰も動かない感じで鳴っているBGMに合わせて手拍子したり、ありがとうの声がいっぱい上がってたような気がする。とちょっと記憶が曖昧なのも、やっぱり会場外のあんなに多くの方を考えると、素直に100パーセント楽しめなかった自分がいる。

あともう1つ書くと、パンフレットの構成もちょっと残念だったな。とか直接いつか話せたら良いな、ということで頑張ろう!オレ!

ということで今、Rockon Social Club(説明は省略)のファンクラブに入ったままでございます!笑 ファンクラブなんていつぶりだろう、男闘呼組の後に高野寛さんのファンクラブに入って、それ以来かな?今やスマホのアプリに会員証、とか、そんな時代なんてねぇ。と、ちょいと文句みたいなのは書いちゃいましたけど楽しんでいるオバはんでありんす。

ちょうど野音の頃に放送されたNHKの番組で、ライブハウスを特集した時にジュンランボルが大フィーチャーされてたんだよね。いい顔だなぁ、いつか東北ライブハウス大作戦の場所でもRockon Social Clubがライブをやってくれたら良いなぁ(^^)そんな日が来るといいなぁ🎶届け!!

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