まずは、本当に本当にありがとうございました、しか出て来ないです。
こんなにMCも大きくポスターに載っけてくれるなんて騎馬武者ぐらいだし、だから逆に恐れ多くもあるし(ナシモンさんとも共通認識なのだけど、MCは実行委員を代表してマイク持たせてもらってるスタンスだから出演者とは思っていない)、でもこのポスターが南相馬の街中や福島県内にいっぱい貼られているかと考えると本当に気持ちが高まる。
4年ぶりの開催だからね!
騎馬武者の1日が終わっていま思うことはしみじみ、コロナ禍を乗り越えられたんだなということ。本当に、頑張って生きてきたんだなって自分を褒めてあげたいと初めて思った。ここに集まった皆さんは全員、まず自分のことを褒めてあげてください。
この場所で“ただいま” “おかえり”を言い合えた、ということを(^^)
ラーメン食べてMCナシモン号に乗って開催前日に南相馬入り(with シンタロー)。一点だけ謝りたいこととしては…
“行きの道中からオレたちわちゃわちゃしてて楽しいぞ!ってのを伝えよう”とナシモンさんと事前に打ち合わせしてて、動画を撮ってアップしようと思ってたんですけどね…
たった1本しかTwitterにアップできませんでした(しかもシンタローがナイスに撮ってくれた動画)!!
車に乗りながら軽く編集して(だからTikTokは便利だな〜とかアカウントも取って事前に学んでおいたはずなのに)ガシガシアップする予定だったのに…
道中とにかく、おしゃべり!おしゃべり!!
止まりませんでした(爆)!!!
4年前の思い出とか、1回目からMCしてるナシモンさんのあんな話とか、シンタローも騎馬武者のスタッフにお世話になってて、とか…
郡山に集合して南相馬に向かうのは同じ県内でもちょっと時間がかかる、けど肌感としては実際の道中の半分ぐらい(それ以下?)・40分ぐらい乗ってたかな〜って感じで。それぐらいもう、どうにも話が止まらない!
もう楽しくなる予感しかないままぐっすり寝ました☆
朝起きてまず福島民友の記事を嬉しく拝読♡
さすがに10月末なので肌寒さがある朝、だけど何より晴れ!青空!
MCチームが入った時には既にお客さんたちも集まり始めてる。さてどんな1日になるのかな…
まず我々の大事ミッションはオープニングのMC。15分もあるしまぁ自由に喋っても余裕に時間があると思ったのに…
“巻いて!巻いて!“
…気づいたら残り2分だった(ちゃんとストップウォッチ首から下げてるくせにこれだもの)、あらららら〜これは法螺貝(を吹く方を螺役/かいやく と言うのだそう)を吹いていただいてもうスタートの時間だわ!と慌てる慌てる。笑笑
でも実行委員長の掛け声で、大きな声でやり取りできたのは嬉しかったな(^^)
“ただいま” “おかえり”を!
こちら楽屋入り口です。楽屋内もウエルカムモードで溢れてました♡
オープニングMCの後、ナシモンさんはKIBAステージ・わたしはMUSHAステージで進行を担当(写真撮ってなかった!笑)。屋内で声が響くKIBAステージも、声が空に吸い込まれそうな野外のMUSHAステージも、どちらも個性を感じられて好き。MUSHAステージはトップバッターが山さん(山岡トモタケ)、山さんがうるっとしてる姿を見てわたしももらい泣きしそうになった。
山さんにとっては、福島がふるさとだもん。こんなに、こんなにあたたかい雰囲気にはぐっとくるよなぁと思った。これはもう、これ以上の表現なんて出来ないからぜひ現場で体験して欲しい、としか言えないですね(^^)
ということでちらりKIBAステージの雰囲気など。四星球にOKをもらったので四星球の雰囲気をお届けします、これはまさに“ちょんまげマンを探せ”ですね。笑
騎馬武者の現在の会場は馬事公苑、お馬さんの施設をお借りして開催しています。なのでこの屋内はものすごい砂地で、海沿いを歩くように長く歩くと疲れるはず…ですが、
“お馬さんのためには良くないかもしれないけど(←ちゃんと騎馬武者が終わったら現場復帰しますのでご安心を)、最初はフカフカなのにMONOEYESが終わる頃には踏み固められて砂地が硬くなってるんですよ〜!”(by お客さん)
そうなの!?ある意味すごい!!
という発見も書いたところで四星球、なんだかんだでライブを見るのは久々だったけどパワーが増してたなぁ、だし、一体感もすごかったね!場の雰囲気を作り上げるのがメチャクチャ上手くなってるなぁと思ったしさすがだなと。ということでこの写真の時に戻って、これがラスト曲の時でちょんまげマンがステージから降りて皆のものを引き連れているシーンなのですが、
なんかちらちら、こっちの方見てるんだよな(という視線はちょっと感じていた)?ちなみにここで言う“こっちの方”とは、先にアップした楽屋がある2階のフロア。
そして、ちょんまげマンはこう仰せられた。
“我はあそこに行きたい!”
…あそこ、って、ここに来るの!?まさか!!
ちょんまげマン、足早っ!ホントに来た!!爆
この場からもちゃんと歌えてお見事しかなかったし、もうお腹抱えて爆笑してました(そんな姿を四星球のU太くん曰く“女帝感スゴかったっすよ!”…さーせん、隠れて見るという選択肢はもはやなかったです!爆
ちなみに“足場が固くなる”というのを教えてくれたのは彼女たちね!騎馬武者の翌日、同じホテルでお会いして教えてもらいましたが、実は開催前日もホテル近くの深夜のドラッグストアでお会いしてまして(笑)。わたしのMCを東北の色んなところでも聞いてくださっているみたいで、本当に嬉しいです。そう、彼女たちに限らずで会場内でも盛岡・いしがきミュージックフェスのことやケセンロックのことをお話ししてくれる方々にお会いできてお話ししました。今思い出しても、幸せなことだなぁと心から思っています(^^)
そうそう、彼女たちにドラッグストアで“トーキョー・タナカさんって明日、結局何をやるんですか?”と尋ねられたのですが…
あの時はマジで(前日なのにw)“う、うん、とにかく期待してて大丈夫!”としか言えませんでした(猛爆)!終わって翌日、この写真を撮った時にどうだったか逆に尋ねたら、“とにかく最高に面白かった!”的なスーパー良きリアクションをしてくださったので、彼女たちを信じてタナカさんのステージも面白く終われたのかなと思っております(^^)
さて何があったかは、別ページで書くことにするのでちょいお待ちを🎶
今年のいしがきミュージックフェスでも感じたことだったけど(それについても追って書きます)、会場内で色んなお話が出来たことも、あぁ色々と乗り越えられたのだなと思えたことでした。それこそ昨年末のFIGHT BACK2022とか一昨年の東北全体会議とか、東北でも色んなことは事実、やって来てる。そこで力をもらって今年に繋げることが出来ているのは間違いない。けど、それらの時はお客さんと近づくことが憚られてた。遠くから手を振ったり、会話出来たとしてもマスク越しはマスト。それが今年は、こうして色んな話が出来る。あぁ、頑張ったなぁって思って良いでしょう、ね(^^)
ということでわたしはMCだしあとはあまりステージが見られていないのですが、大トリのMONOEYESは最初ちょこっと見てあのお客さんの“おぉお〜!!!”の声は地鳴りかと勘違いするぐらいすごかったですね!もうマジでビビりました、あれは!
トディさんの肩にみーちゃんが手をかけて、4人連なってステージに上がって大歓声を受けているのを見て、本当にMONOEYESというバンドは素敵だなと思いました。東北というアイデンティティを大事に音楽をやっているのだな、と。ステージに上がる前の何とも言えない緊張感もステージ袖ですごく感じられたし(メンバーにとってはいつも通りだったのかもしれないしちょっと分からない部分ではあるけど)、ステージ上がってお客さんの声を受けて音が一気に爆発した。あれは本当にすごい破壊力だった、本当に。
…そんなシーンを背にしながら、「みんなの花火」準備に入った。MONOEYESの後に段取りよく進めなきゃというプレッシャーが最後にあったけど、無事に上がった大輪の花火を見ながら、色んな力がこの日を作っているのだなとじんわり思った。
花火から終了のアナウンスはおとなしく影アナで。でも退場ゲートの同線上で喋るから、帰る人が皆、手を振ってくれて余計なこともいっぱい喋っちゃった。笑 手を振りながら、皆の顔が笑顔なのも暗い中でもよくわかったしね。
ということで上の写真、実行委員たちと一緒にナシモンさんとお客さんのお見送りをした後にパチ☆ハイタッチしたり感想を話したり、そうわたしはここで一気に涙腺が崩壊しました。
MC冥利につきます。愛がいっぱいでした♡
この方に会っても別れ際に泣いちゃったよー、ふくしまFMの三吉さん!
三吉さんはただのベッピンさんだけじゃない。音楽に愛がある、福島に愛がある。だからこうして現場で会える、現場で会える人のことは信用できる。今度1回ゆっくり飲みに行きましょう約束をしました☆
わたしは目の錯覚を起こしてるのか?と思ったのが風次 from 神戸・太陽と虎!会えてメッチャ、めちゃめちゃ嬉しかったよー!!!
“カミコベでもしゃべりたい!”
“おー提案してや!何かやろーや!こっちはウエルカムやで!”
…騎馬武者の実行委員長・鎌田さん、そのミーティングもせなあかんで(^^)
もやもやもやもやしていた、自分の中でくすぶっていた何かが少しずつ動いているのを感じます。いしがきミュージックフェス、多摩川の花火大会、騎馬武者と大きなイベントでのMCが続いて、こう進むべきなのかなという自分なりの道すじがほんのちょっと見えたような気がしています。
生きていると悩むことと立ち止まることの連続です。歳を重ねて、そんな機会が増えているようにも感じていました。それはそれで仕方ないんだと受け入れて、吹き飛ばせるような力が少しついたように感じています。
騎馬武者が終わって、翌日に東京に戻る特急に乗りながらぽろぽろぽろぽろ涙が落ち続けました。よくこんなに涙って出るもんだなと我ながら思うほどでした。笑
騎馬武者の会場でお会いできた皆さん全員に、そしてMCとして声をかけてくれた実行委員の皆様に。まずは最大限の感謝を込めて、ありがとうございました。
【つづく】