いわて酒物語2019🎶

さてさて、もういつの話やねん!?ってツッコミはナシでお願いします!笑

毎年、いしがきミュージックフェスの前に東京・池袋で開催されるコチラ。あれから1年って早いですね、って酒造組合の方々との話も早々に準備に取り掛かるの巻。

今年から会場を変えて、池袋サンシャインビル58Fに位置するコチラ。クルーズクルーズという場所での開催となりました。日中、ちょっと曇っていて夜の眺望はどうかな…という感じだったのですが、

こんな感じ!って写真に収めても綺麗には写らないけど、「おぉお〜!」。
注)モデル;元さん(あづまみね)。昔はこうやって写真を撮っても絵になったらしく、過去の栄光を見せてもらった…以下、ノーコメント。

ということで、天候には恵まれた方だったと思います。夜景を見下ろす場所にて岩手の日本酒をとことん、かつ岩手の恵みを使ったお料理を楽しめる。今回は初めての横長の会場になってしまい、端のお席になった方は端の酒蔵までたどり着くのが大変だったかと思います。レイアウトは今後、再考の余地があるとしても、これまでにない取り組みというのもあって。

残念ながら写真がないのですが、まずは千葉麻里恵さんが提案するお料理と日本酒のペアリングを楽しむコーナー。「千葉さんは来ないのですか?」との質問もいくつか頂くくらい、日本酒と言えばこの方というくらい。わたしもお目にかかってみたいし千葉さんのお店に行って見たいと思っているんですけどまだチャンスがない。今回、学んだこととしては口内(口中とも言う)調味という言葉かな。食べ物の味わいが残る中で日本酒をくいっと。口の中で広がる味わいを楽しむというものですね(あくまでわたしの解釈です)。千葉さんのお料理はまさにそのサジェスチョン、わたしは運営側なので千葉さんのお料理の試食も遠慮しますし、改めて、近いうちに千葉さんのお店に行ってみたいです!

それと、漆の酒器で日本酒を味わうというコーナー。ブースを担当してくださった女性は、自分の「マイ酒器」を持ち歩いておられて、それでお店で飲んでいるんだそう。小さな巾着に入ったお猪口を持ち歩いてお店でも使う。自分の使い慣れた酒器がもう基準として持てるというのは良いことだと思います。お店で酒器を選ぶ楽しさというのは確かにあるし、薄口できりっと飲みたい時とか厚めの酒器でがぷっと飲みたい時もあるし、そういうのも楽しいんだけど、漆の酒器は自分の感覚ではすごく口当たりが柔らかくなる感じがしたんですね。不思議と、そんな感じがして熱燗も冷やでもイケるなと。面白い体験をさせてもらいました(^^)

昨年に続いてご列席くださったスペシャルゲスト・映画監督の大友啓史さんと!

そうなんです昨年のこの会で、「言いたいけど、まだ言えない」と言いつつも岩手のみなさんに楽しみにしていてほしい、といったようなご挨拶をされていたんですね。そ・れ・が、これだ!!

もう予告の冒頭からウルウルしちゃう。大友監督が昨年、この会でご挨拶をされた前後、ツイッターとかで「綾野剛が盛岡にいる?」的な目撃情報があったのですが、これだったんですね…!

芥川賞を受賞した沼田真佑さんの『影裏』でございます。映画化でございます!で、わたしもこの本は読んだのですが、映像化されるほうがもしかすると登場人物の心理に入りやすいかもしれない…と思います。個人的にはこの本を読んだ時にいろんな想像力がないと難しいかもと思っていました。

なぜこの本を読んだかと言うと、物語の舞台が岩手だからです。で、作品では酒を酌み交わし語り合う部分も出てくるのですが、映画の公開に向けて岩手の酒蔵・南部美人 こーすけ&わしの尾がコラボ日本酒の展開も始めたりしていて、いやホント映画の公開がたのしみすぎる!だし、いつか大友監督とお仕事できるように頑張ります(キリっ!)!

そして今年も華が来てくれました、華が!!ミス酒・準グランプリ、とみたりかさん!このお着物も自分ひとりで着こなしておられ、「すみません…帯がちょっと曲がっているので直していただけますか?」と。もう必死よこっち(汗)、日本美人は違うなぁ、浴衣を買った一時期、着付けを覚えようと思ったのにあのまんまだわぁ…なんか惨めになる、今こうして書きながらも惨めな気持ちが襲ってくる…あとわたしの場合、首が短いのも致命的なんだよなぁ…もうやめよう、自分の卑下。笑

ということでとみたさんもお客様に素敵なメッセージを発信してくださり、日本酒文化が衰退していると言われている昨今、日本酒の飲み方だったり(和食との組み合わせでもっと楽しむいう意味での)とか、日本酒の醸造も変わってアレンジ酒もだいぶ増えてきているし、なんかそういう、酒=酔っぱらう、というものではない楽しみ方みたいなもの(それこそ千葉麻里恵さんも提案している口内調味とか)を自分としても取り入れてみたいな、なんて思いますね。そんな意味で振り返って、今年はいつも以上に有意義であり考えさせられ、そして来年のこの会、ひいては日本酒の未来に繋がる会になったかなぁ、なんて思っています。

おつかれさまでした!!!

とにかくこの日は楽しかったってのを表す1枚かな?テーブルの飲み物はこぼすはここには書けないような話で爆笑しつつ、会が終了しておつかれ様会の後、終電までの間は元さんが率いて池袋の名店を案内してくれた…めっちゃうま、めっちゃうま!!!残念ながら30分程度の滞在になってしまったので(酒蔵の皆さんはこの日泊まりだからあの後もゆっくり飲んだんだろうけどさーぶーぶーぶー)、今度リベンジしたらレポしますね🎶

いわて酒物語、今年もありがとうございましたー(^^)!!!

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