栃木に行ってきました!

あらあらあら、ちょっと待て!もう12月も半ばやないかーい!!!ということで先週末は初めてケルヒャーってやつをレンタルして家の大掃除第一弾をやってみたんですが、感動しますね、もうちょっと落ちるかなぁとか思ったりはしたけどやっぱりすごい!で、疲れてひと休みしてテレビ見てたら、恐るべしだジャパネット…ケルヒャーを特価で紹介していた…分割手数料もジャパネットが負担してくれるのか…こういうタイミングで人はテレビショッピングに電話してしまうのだろうという心理がよくわかったのでありました(今回は今のところ思いとどまっております)。

さて、先週。おなじみのこちら・宇都宮のヘブンズロックに朝9時集合しまして向かうは鹿沼方面!

台風19号は全国に爪痕を残しましたが、栃木はわたしがラジオで最初におしゃべりした土地。自分の目で状況を見に行きたいとようやく行ってきました。本当に時間がかかって今で申し訳なくはあるのですが。

以前、何度か活動に行っている栃木のバンド・KiNGONSの半田ブラザーズに連れて行ってもらう with ヘブンズロック・サエッキー(左)。こちら、とある方のお宅ですが、この辺まで水が来たという痕が石に残ってる(上から撮ってるので高さが分かりにくいけど、30センチ程度か)。土砂というか泥が庭に流れてきて、「野良猫が足を取られてしまって、ニャーニャー鳴いて動けないでいたんだよ」の話が胸を打つ。

先月の後半に半田ブラザーズがお邪魔した時には、土囊袋の片付けなどがまだ残っているとのことでしたが「いつの間にかそれも誰かが持ってってくれた」とお宅の方。とにかく色んなお手伝いの方が代わる代わる入っていたらしく、当初聞いていた状況は確実に好転していた感じがします(あくまでわたしたちが聞いた・感じた情報として。実際にこの日訪れた鹿沼市の粟野エリアに限った話です)。庭の整備、壊れたブルーシートの屋根の保全、等やろうと思えばできることはあったのですが、「そんなのはいいよ」と。生活はできる状況にはなっていた感じで、このエリアの方々で困っている人のお話も聞かないから大丈夫、と。「そんなことより、お茶飲んで行きなさいよ」…こたつに入ってお茶をいただき、天皇家にも献上する麻を栽培していた当時のお話などを聞かせていただく。わずか数十年前まで100軒もの家庭で麻を栽培していたのが、今や3軒ほどと聞く。「山から水のパイプを通すのが大変だったんだよなぁ、結局誰も手伝いに来てくれなくって自分たちでやっちゃったけど」…す、すみません。生活用水とは別に、山から引いたお水を使っているご家庭が多い。こういうことを自分たちでできる、できる環境にいるのがこの先、大事なのではなんてことも感じつつ、今回はお茶のみに行ってしまったようなものでした。

12時前に暖簾をくぐったおかげで待つことなくゆっくりお蕎麦をいただく。平日なのにものすごいお客さん!

手打ちが分かる蕎麦。香りが抜けていく感じでなんとものどごしもすばらしい。この蕎麦をつまみにお酒が飲みたい、とその場にいた全員が思っていたのは言うまでもなし。しかしサクサク天ぷら7種がついて1000円って!最高!!

ボランティア募集やとりまとめをする一般的な大元としては社会福祉協議会、通称・社協。社協でも状況を聞いてみよう、と立ち寄ってみるも…開いてない!?あれ??一輪車とかもテントに置きっ放しだし、どういうことだろう?と思い、隣接するコミュニティセンターへ。

そちらで伺ったお話では、現在このエリアでのボランティア募集は週末のみ。加えて、毎週末ということでもないとのことで、終息に向かっているのは明らかでした。「ある意味、もう人の手で何かというよりは、あとは官の力でやるべきことなのでは」とおっしゃっていたのも腑に落ちる。氾濫したであろう川沿いも重機が入っての作業が始まっておりました。完全な元どおりというのは難しいことだとしても、とにかく、生活が送れる環境になっていれば、と思っていたのでちょっとほっとしつつ、半田ブラザーズが一昨日にまた別エリアの違う情報を聞いたとのことで、こちらについては未確認ではあるのですが、まだもうちょっと動ける時に動かなくては、と思っています。

ヘブンズロックに立ち寄りスタッフたちとあれやこれは。この言葉、ふと思い出すんですよね。ヘブンズのボスがメールでくれた言葉はこうして掲げられています(お客さんのエリアではないところに)。

すごく若い女子が入社していて(はまちゃん)、どんなバンドが好きなの?って聞いたら、「フォーリミとか、コルレとか」…ん!?確かにフォーリミは分かるぞ、で、コルレって何だ…と思ったら、coldrainを略してそう言うらしい。ほうほう、なるほどね!!!こういう若い世代も一緒にお仕事するって大事ですよね、本当大事!

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