ちょうど、ケセンロックの今年の映像が今週、公開になりました(^^)
わたしもちょこちょこ写ってますんで是非にご覧くださいませませ🎶
今年の夏は瞬く間でした。あっという間に次のフェス、次のイベントがやって来て。かと思えばまた、また、と続いていく自然災害。台風で中止になるフェスも多い今年、やるせない思いです。
そんな今年ですが、ケセンロックは珍しいくらいのお天気の良さ。長靴を使う機会がなかったもんね!
10周年・10回目の開催を祝う立て看板。花輪が出迎えてくれたのは前に記載済み♪
ステージ撮影OK、で、何なら世界に発信してください!と言う地元の伝統芸能・仰山流(ぎょうざんりゅう)笹崎鹿踊。いちおう岩手ネイティブでアナウンスはできると思っていたけど、岩手も広いんでビミョーにアクセントの違いが同じ岩手でもあったりするんです。まずは朝イチ、鹿踊チームにアクセントのレクチャーを受けているうちに、
「そろそろだよ!時間!」
いやー本当に始まってしまうとフェスはすぐに時間が経ってしまって。この日も朝、早い時間に入ってるんですけども。げー、もうお客さん来てるじゃん!みたいに始まっていくのって毎年ですね。笑
こうした鹿踊の道具も衣装も震災後の津波で流されたりした地域が多い。少子高齢化で次の世代に引き継ぐところが難しい地域もある。時代は変わっていく、世の中も変わっていくけれど、鹿踊の前に読んだアナウンス原稿にこんな文章がありました。
「テレビやネットなどがない250年前、鹿踊は娯楽のひとつでもあり、まちの憧れだったそうで、もしかしたら、ロックバンドのような存在だったかもしれません。みなさんが、MAN WITH A MISSION(=1日目のトリ)の音楽、ロックを楽しむような思いで、当時の人たちも鹿踊を見ていたかもしれませんね。」
さてさてケセンロックには2つのステージがありまして、いわゆるライブが行われるメインステージと、こちら・アトラクションなどが行われるサブステージ、FREAKSステージで、わたくしは基本こちらにおりましてあれやこれやとやっております♪
1日目は地元の高校生たちが弾き語りをしてくれました。これが2人とも素晴らしかった。「めっちゃ緊張してます!」とか言ってるのが嘘のよう。ステージ出ると堂々としすぎてて今ドキの子たちはすげーな!とビビる。何が素晴らしいってもともと持っている声質の素晴らしさね、こればっかりはもう持って生まれた才能だなぁと唸ってしまいました。そんでもって持ち時間をきっちり守る、これが本当にすごい。緊張してたら数分残して終わっても普通だしそうなるかなと思っていたんだけど、2人とも時間きっちり、ってのがすごかったなぁ。なかなかできないもんなんですよね、時間きっちり、って。クロマニヨンズも言ってるみたいじゃないですか、プロは時間を守るもの、的なことを。
このステージから、羽ばたいておくれ(^^)
FREAKSステージのあれこれを担ってくれたのがGiganticsのふたり。今年は10回目の開催をお祝いということでこちらのステージでは出演アーティストを招いて餅まきのお振る舞いを行いました。なんかこういうのもいいよね、昔を思い出します。
そんな餅まきは初めてのことだったので、現場でも導線をどうするか、など喧々諤々。で、1日目の餅まきが終わってから。
「ちえぞう、こういうのは、大人はずるい、ってのを見せつける場なんだよ」by 鬼
人が殺到して事故になることだけは絶対に避けたかったけど、ケセンロックはそういうのがまず起こらないという安心感というか。実行委員が不安に思っていたことは何一つ起こらず。子供ちゃんたちに「餅まきいつー?」って聞かれたりして、子供も大人も楽しんでもらえるお祝いになったかと思います。(^^)
まっそんなわけでライブはほぼ全く見られてないんですけど、というのはいろんな人に会場で会ったり、なんてこともいっぱいあるからで!
まずは大槌・チームありがとうロックフェス。世界のパイセン(真ん中)&桐山さんと。なんだろうこのライティングの感じ、素敵ね!
今年もミット打ちなど会場で展開してくれました!アーティスト周りでもトレーニングをしてくれる(笑)平野さん!
FREAKSステージお隣で、プレーワーカーズも今年も元気に活動!
ところでこの写真だと分かります?わたし、インカムつけるんですよケセンでは(笑)。これ結構笑われるヤツね、ケセンならではっす。インカムで本部からの情報聞きながら「車のヘッドライト付けっ放しの方がいますよー、えー、車種は…」とかアナウンスしますから。もう相当鍛えられますね、フェスの現場は、ケセンは。もはやちょっとやそっとの現場じゃびっくりしねーっす!爆
騎馬武者ロックフェスチームもやって来ましたぜ。今年から実行委員長の鎌田さんをイエイ♪
そんな今年のいちばん嬉しかったことは…
「ちえぞうさんですか」と中学生に声をかけられたこと!
「(今年アタマの)ロットン(グラフティー)のライブ上映会とかも、ちえぞうさんがやっているのに行きたいなぁと思っていたんです」とかもう色んな情報を知っていて、なんで?と思ったら、大船渡で行われた10-FEET×マンウィズ『andNext』のイベントを親御さんに連れられ見に来たことがきっかけだったそうです。
「あの時、女の人でも大きいステージに立って、何かできるんだ、と思って。カッコいいなぁって思ってたんです」
うわ〜照れる照れる、でも自分の備忘だからちゃんと書く。こんなに嬉しいことあります!?
確かにステージまわりは全体的に女性は男性より少ない。し、「俺らにとってはちえさんが喋ってるの普通だけど、そう言われるとフェスとかで喋ってるのは男の人が多いかもしれないですよね?」ってチェンジのしゅんやくんに言われたり。
じゃあ、将来の夢は?と尋ねたら、「ステージを作る人には興味が出て来ました」と。いいねいいね!マイク持つのは?と尋ねたら「そっちではないことで…」笑笑、でもこれからいろんなことに触れていろんなことを感じて、その果てに、もしかするとステージでお仕事を通して会える時が来るかもしれない(^^)まだまだ止められない、と思ったし続けて来てよかったとこの後ほろっと泣きました。あ、彼女の親御さんにもご挨拶させてもらいました(笑)。し、このお話は続きがあるのだYO🎶
この日は美しい夕暮れが見られました。どこまでもどこまでも、この色が空に広がっていく感じがする。色が消えないんじゃないかと思うくらいの美しさ。
しかしケセンロックの1日目は長いのだな!!!
いつも即完してしまうキャンプサイトのチケットを持っている方だけのおたのしみ。あんなアーティストこんなアーティストがギターや楽器を代わる代わる手にして自由に演奏が続いていく。セッションがあったり、カバーがあったり。アーティストたちが虫と格闘しながら(笑)のステージは本当にここでこの時間ならでは。夜遅くまで飲食ブースも営業してくれるので、のんびり地元の美味しいものを食べながら楽しむことができるお時間。
「ちえちゃん、1日目、おつかれ!」と実行委員長(右はじ)のツケ(笑)でビールが飲める1日目の夜。毎年、ケセンはもちろん色んな音の鳴る場で会えるファミリーとパチ☆しかし素敵すぎるファミリー!
わたしの小学校の後輩らしい(当然、在籍が被っているわけではないけど。笑)!エアジャムでも会ったね〜ナイス!!!
このへんもよく会う、音の鳴る場で会う面々。みんないい顔してるな〜おい!!!
ケセンロックの2日間(前日から含めて3日間かな)は数えてみてトータル数時間という寝るの大好きなわたしからするとあり得ない睡眠時間なんですが、なんかもう愛おしい時間です。とにかくまずは1日目、無事に終了!ということでケセン会場にほど近い実家に帰ってひと息、ビールをプシュッと開けたらでも寝てました、今年は。笑
2日目に続く🎶