沖縄2日目〜辺野古→じんぶんの里→高江〜

朝7時。辺野古にて。

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ニュースでは耳にしますね、キャンプ・シュワブ。

暴力には訴えない反対の意思は座り込み。この日も県外からも応援や支持を表明する方々がいらしていた。

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この日は小雨降る中、しかも沖縄にしては寒い一日だったけど、歌を歌ったりしながらみんなで座り込む。

自分の世代で止められることは止めなくちゃ。

次の世代がいるからとか子どもがいるからとか、そういう発想じゃないんだよね。

沖縄、という土地を愛すればこそ。でも、愛すべき理由が本当に今回、垣間見えたように思う。

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ジュゴンが草を食みにくるという海。Coccoの『ジュゴンの見える丘』がずーっとアタマの中をぐるぐるしてたよ。

あの歌詞はこんな場所を知っているから生まれたんだろうな。

ちょっと高いところに上がれば、海の下に黒いというかもやっと色づいているのが群生?してるのが水中に見える。

サンゴ礁なんだって!

この日はお天気が今イチでした。でも、ほんのちょっと陽が射した時に、海のきらめきがガラっと変わる。こんなにキレイな海、見たことない!

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案内してくださった方が、「もしも私が捕まったら(反対運動は時に、威力業務妨害とかに当たる可能性があるのかな、と察する)、歌を歌いにきてくださいね、差し入れとかはいらないので、歌がうれしい」って笑いながらおっしゃっていた。

いつそんなことになってもいいという覚悟があって毎日の行動をされているんだというのが分かった。そしてその方は、この場所までの案内の後、基地前での行動に戻られた。

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砂浜に落ちている貝殻は、見たことのないような可愛らしいものばかりだった。薄いピンクとかしましまとか。この写真じゃ伝わらないよね、笑。行けば分かります!

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辺野古周辺からさらに北、「じんぶんの里」にお邪魔する♪

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手つかずのジャングルのような場所が沖縄にあることに驚く。山道を20分ほど歩いて、じんぶんの里へと向かうのだけれど、この山道は、じんぶんの里のスタッフが自分たちで作ったものだ。

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さらにさらに、綺麗な海がずーっと広がってる。タコやイカなども自分で取れるんだ、と言う。ただただ、ぼんやり。

もしも基地が移設になった場合、この右端のあたりに大きな影響が出てくるのだそうだ。

答えは単純だと思う。

なぜこんな綺麗なところを犯してまで基地を作る必要がある?一度壊れたものは元になんか絶対に戻らない!

結ばれている日米の協定から、基地の必要性をすぐに反故にすることなんかはできない。でも、可能性とかやり方をもっと模索すべきなんじゃなかろうか。きっときっと、新しい場所に新しい基地を作ることなんかじゃないやり方があるはず。そしてこんなこと繰り返してたら、本当にいつかは、場所とか土地なんてなくなってしまう。「そんなの先」とか「今よければ良し」なんて絶対に許しちゃダメだ。

ジュゴンや、鯨が波打つのも見えるって言ってた。素敵な場所。もの言わぬものたちの声だって大切にしたい、この考え、何かおかしいかな。

基地の問題は、どこかで、沖縄の問題と思っていた自分がいたことは否めません。また、軍事上の考え方だと中国とのことを鑑みて沖縄という場所は都合が良いのかもしれないけど、あくまで「日本」ということで考えて、国土全体で考えなくちゃいけないことなのはすごく強く感じたことでした。まったくもって初心者というか誰でも分かるレベルだけど、それすら思っていなかった自分がいた、ということです。

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じんぶんの里スタッフさんがつくってくれたお料理は自然の味☆

沖縄の「湯し豆腐」をお吸い物風にしてたべた。ふわっふわだった。そのお豆腐を作った時に出た、おからをコロッケ風にしたものや、手摘みしたパパイヤの実をふんだんに使ったサラダ風の料理、紅いも?の天ぷら…どんだけでもお腹に入るほど美味でした!

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さらにさらに北のほう、高江という所にも行ってきました。こちらも同じく、基地建設に反対する座り込みがなされています。

写真じゃまったく伝わらないけど、本当に手つかずの原生の木々が広がっています。何百年とかヘタしたら何千年とか生きているんじゃないでしょうか。

高江のことはちょうど分かりやすいページがあったので→コチラへ。

今回は、BRAHMANなどアーティスト名を挙げたらキリがないカメラマン・三吉ツカサさんがご一緒で、同じくご一緒した方からちょうど今メールが来たのですが、上がってきた写真がすごくすごく素晴らしいとのことでした。もしもこのページでも紹介することができたら、その時に!ですし、今後、ツカサさんのお写真をお借りしながら、自分が外に出て話す機会があってもいいのかな、とかずうずうしく思っています。

ちょうど、この前。gauzeのHIKOさん+若林美保(わかみほ)さんに混ぜてもらって朗読をしたばかりです。テーマは原爆投下です。その時、お二人とさらにお客さんと、こんな話になりました。

「こういうテーマを扱うからといって、特定のイデオロギーがあるわけではない。ただ単に、忘れちゃいけないことってあるんじゃないの?そういうことだよ、ね」

何かについて触れると、やれ思想がどうのとか活動家なのか、とかそんな目で見られたりSNSで書かれれてしまえば、特に有名な人だとすぐに噂のように広まってしまう。

でもそれより、もっとシンプルなんです。単に、もっと考えなくちゃいけないんじゃないの?そんなきっかけになるのであれば、本当に、そんな思いだけです、こうしてブログに書くことだって。そして人前でも喋ろうかな、なんて、思っていることだって。

ちょっと話が逸れましたが。

知識は、後追いでもいいと思う。やっぱり、とにかく、動ける時は動ける、そんな自分でいたいと思った沖縄への旅でした☆

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