遅れてきた時差ボケでしょうか。朝6時くらいに目が覚めてしまうこの数日（別にそんな早い時間でもないか。笑）。
ちょうどこの日も、そんな朝の時間に南相馬に到着したっけ。ライブバンドの「夜走り（＝夜をまたいで車で目的地に移動すること）」ってこんな感じなのかな？なんて思いながら。
すがすがしい朝のおひさま！
美しい青空が広がる会場！
同じ日に氣志團万博もあって気持ちは揺れたのですが、やっぱりこちらへ！
福島・南相馬で開催の「騎馬武者ロックフェス」は、その名からイメージできるように、相馬野馬追が行われる場所での開催！
たぶんこれ、馬の蹄だよね！？
ということで野馬追をする場所なので、こうした音楽フェスなどの開催としてこの場所が使われたことはこれまでなかったというふうに聞きました。でも、震災を経て、音楽だったりフェスが行われることで地元の方々が元気をもらえたり、何かしらの気力に繋がるようなことが開催できるのであれば…想像ですが、そういう思いが実行委員を動かしてるのではないか、とか思う。この場所をお借りするのも大変だったろうと察する。
…なんてことを考えながら、会場をぶらぶーらしていたら！
岩手のフェス、委員長たちじゃないの！？
真ん中が、ケセンロックフェスのケンヤさん（a.k.a おとうさん）＆右は、いしがきミュージックフェスのゲンちゃん（いしがき〜後に2日続けて一緒にカラオケした人ね！笑！）！
音の鳴る場でこうして会える幸せよ。音はゼッタイ人と人を繋ぐ。その気持ちさえあれば。
だって！
ケセンロックの会場で突如始まった、ちえぞ自撮りシリーズふっかーつ！！！
まずこちらの女性たちですが、それこそ。ケセンロックの2日間が終了して、声をかけてくれた女の子たちですフロム東京！‘去年、（ケセンロックの会場に）置いて帰ったたましいを取り返しに来たのにまた置いてくことになった’という名言を残した女子たちです！「ちえさーん！！！」って、まさかここで！？嬉しいじゃないのー（^^）！
ちなみに彼女たちはこの翌日、GAMA ROCK（宮城・塩竈）に行き、その翌日は盛岡・いしがきミュージックフェスティバルに行く、というスケジュールと言ってました。最高ですね！いしがき〜、では本当にいろんな方に会いたいと思っていたのに、実際どなたにも会えなかった。でも楽しんでもらえてたら良いな、いしがき〜も！
こちらの彼女たちはツイッターでワタシのことをご存知とかで（びっくりですね！）、いしがき〜にも行くって言ってたフロム秋田！太陽族のTシャツがイイ感じ！
なんかいろいろ話ししたなぁ。ラジオもよく聞いている方のようで、FM岩手も聞きます！なんて言ってくださったり。嬉しいですね（^^）そしてやっぱり思うけど、FMはやっぱり音楽を大事にしていいんだな、と。こうして音の鳴る場で会える人たちが楽しんで聞いてくれるような番組づくりってまだまだできることがあるのかもなぁ、なんて思ったりしたのであります☆
こちらの方もケセン〜にて。「おしゃべりしてましたよね！」と声をかけてくださった方。確か関東圏にお住まいのようなことを言っていた気がするのだけど、音楽が好きな方はみんなアクティブだよね！そうそう！自分で動かなくちゃ、その場に行かなくちゃ、現場に行かなくちゃ分からないことや伝わらないことっていっぱいあるもん！どんなにネットが発達しようがいろいろなものがネットを通して見たり聞いたりできる世の中になったとしても、ゼッタイこれは揺るがない。ゼッタイ。そしてそういう場で人が会えて繋がっていけるという事実を、ワタシは特に今年、感じることができているから！
ケセンロックチームはこの日ブース出店していて、ケセン〜以来で会える面々もいて嬉しかったな。震災がなかったら、同じ岩手でも繋がることはなかったかもしれないご縁かと思う。いま、こうして繋がれていることをとにかく、心から感謝したい。ケセンの場でも学ぶことは毎年、本当にあるから☆
写真、ワタシの横に写るのは。モルタルレコードの山崎さん。埼玉・熊谷にあるお店で、何度か行ったことはあるのですがこうしてお目にかかるのは初めてです。しかもまさかの、ケセンロックチームに紹介してもらうという（びっくり！笑！）！！！
熊谷は、宇都宮のライブハウス・ヘブンズロックの1号店というか総本山というか（何て言ったらいいんだろ？）。ヘブンズロックの大ボス・黒田さんはこちらにいらっしゃいます。
今でも、何かあると黒田さんにお電話をしてしまう。
黒田さんは、ひょうひょうといろんなことを乗り越えていく感じがするから。別に解決法を示してもらいたいわけじゃなくって、単に黒田さんと話すとホッとする自分がいたりするのです。逆に、黒田さんにお電話する時はよっぽどの時でもありますが（笑）。
まっそんなわけで、初対面にも関わらずワタシは一方的にモルタルレコードのことは存じていて、モルタルレコードはトーゼン黒田さんとも繋がってるし、ワタシ的には地方で何かをしている方…ある意味、山崎さんもそうだし、最近だと興味がすごくあるのがバンドとしてのLOSTAGEのあり方で、そんな話をしたら「今度、五味さん（LOSTAGEのメンバー／奈良にいる）来る時に一緒に話しましょう！」って言ってくださって、そもそも初対面でなんでこんな込み入った話ししてるんだろ？でも意外と考えてることが同じなのかな、とか思ったりして、とどのつまり、近々、熊谷行かにゃならんと思っております☆
マスターがいない…けど、水沢「えびす」のマスター（左）はいる！みんないい顔してるー（^^）！
マスター、とは、同じく水沢・萬福食堂のマスターのこと。この日は大船渡で揚がったさんまをはじめ、出演者に美味なものを出し続けてたのであります。ということで、ちえぞの右横はチーム萬福・イトウさん、右端はケセンロック・ヒロポンさん。あー、ワタシも前掛け持ってくんだったなー、みんな似合ってるね！カッコいい！！
ホントに時間が経つのがこの日も早かった…久々に兵衛（TRIPLANE／ボーカル）にも会って、ちゃんとライブも見たし。いいよなぁ、トライプレインの音は。福島の地で響く渡辺俊美さんの「夜の森」はやっぱり心に響くものが違うと思ったし、THE イナズマ戦隊はしばらく見ないうちにいい感じになってたなぁ、ただ熱いだけのバンドじゃなくなってた。自分たちが生きてきて背負ってるものがちゃんと音に表れるようになっていたと思う。これからさらに良くなってく予感がする。そしてSCOOBIE DO、なんだかんだお久しぶりでしたが、これまた！今のスクービーは、これまでで一番イイね！失礼ながらご本人にも言っちゃったけど、もう、スーツを「着せられてる感」はなくなってた。スーツをちゃんと「着こなし」てる、そしてそんな表向きはちゃんと、音にもライブにも出てる！今、ホントに、すごくイイと思う！
そしてこの日の大トリは、太陽族ね。ボーカルの花男くんに「ちえさん、ちゃんと（ライブ後の）最後の花火まで見てってね！」って言われたんだけど、実際そこまでいると東京に戻ってからの終電が間に合わないしなぁ…途中で出よう、って、一緒に行った方たちとは話していたんです、正直。
そして、ちょうど会場を出よう、とした矢先。
今年は花火大会に行く機会がなぜか多かったし、最近もナイアガラの滝で上がる花火を見たり、とにかく花火を見ることが多かった年なんですが。
この日の花火がいちばん、今年見た花火の中で素晴らしかった！！！
花火が、この日のイベントの全てを物語ってくれていたように思います。花火自体は、正直、何の変哲もない。けど、本当に、花火がいろんな思いを伝えてくれていたように思う。
みんなで黙って、空を見続けました。東京に帰ってからの終電なんてもはやどうでも良くなりました。
この時、この一瞬、この場所にいることが、本当にかけがえなくて、大切だと思えた☆
会場のお手洗いにも、花男くんからこんなメッセージが♪
花男くん（右）、いつもこのとびっきりの笑顔。花男くんに会うと、笑顔でいることの大事さに気づかされる、本当に。ワタシもがんばろう。真ん中は、この日の出演者でもあった、シンガーソングライターのケイタさん♪
また、必ず行きます、南相馬。福島！なんか最近、福島にめいっぱい知り合いができていて怖い…FM岩手のアナウンサーだった古賀さんも今は福島にいるしなぁ。古賀さんが呼んでるのかしら（笑）？
つーことで福島の知り合いとのツーショットを最後に。
ジジイ＆ババアにとって良き1日となりましたん♪
（ちなみにジジイは、福島で活動するバンド・「内郷げんこつ会」の人です）