2019下半期もどうぞよろしくお願いします!〜music with you!

ことし4月〜さらに深夜にお引越ししましてお届けしております文化放送『music with you!』、10月以降もオンエア時間は変わらず続きましてこの番組、3年目に突入いたします!

自分の中ではまったくそんなことも考えていなかったことで、でも続いているうちに自分の中で考え方が変わってきた事実もあります。その一つ、いちばん大きい一つが、レーベルの方や事務所の方があれこれあれこれ、素敵なアーティストを紹介してくれたり音源をわざわざお持ちくださったり、はたまたライブにご案内してくださったり。そんな方々の思いを少しでも拾うことができて、少しでもつながりが広げられることができて、それが少なからず自分の音楽的な見識も広げることに繋がっているのだろうな、と。だから、全てのその‘少し’をもうちょっと、大切にしたいと思うのです。

文化放送、ありがとうございます。そして番組を引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします(^^)ということで本日(9/30)のオンエアは先週に引き続き、ヒグチアイちゃんをお迎えして深夜にぴったり!?なトークを繰り広げておりますので是非にお聞きください🎶

番組の放送後記はまさに文化放送のページに書いているのですが、そちらをご覧いただいた某ラジオ関係者にとてもお褒めをいただきました。ということで勿論そのページは書いていきつつ、そちらに書ききれなかったこととか自分のブログにこれからも書いて行こうと思っています。自分のブログは番組のことだけではないので日々のことがどんどん更新されていくし忘れた頃に書いたりなんてこともあるんですが(汗)、残るのは間違いないので確実な備忘になる。

そんなわけでセクマシは6月、ミニアルバム(『明日を見にいく』)をリリースしてやって来てくれました。そのミニアルバムを「コンセプトALになった!」と語るモーリー…なんでも「数々のプログレの巨匠が失敗したコンセプトAL」、これはモーリー曰く「10分くらいのかったるい曲を入れてしまうがため、でもセクマシはMAX3分の曲、長くて4分の曲」だから、今回素晴らしいコンセプトALになったと…さすが洋楽にも造詣深いゆえ、でも元々コンセプトALを作る気などさらさらなく、今回7曲入りのアルバムで4曲できた時点でレコーディングに入ったと。その曲たちが「夕暮れ〜夜〜深夜〜次の朝になる」という流れだと気が付いた時、その「〜」の部分を埋めるべく曲を足していったところ、時系列を追っていく‘コンセプトAL’ができた、というのであります!爆!

バンド名を考察すべく初めてアメリカに渡った昨年、帰国してからレコーディング含め3ヶ月ほどで完成したというアルバムは本人たちにとっても「今まででいちばん聞きやすい」と。しかしながらボーカルレコーディングは1曲で8時間かかったりしたことも。モーリー曰く「叫んでいる声が曲のイメージに合っているなと思うのがこれまでの作品では多かった。今回は、グッと抑えた声から叫ぶところまで全部使いたいと思うようになった、そうなると思うようにならず、どんどん録り直し」といったことがあったと。

でもそんなモーリーのボーカルに対しても曲への向き合い方に対しても、ケンちゃん(いちいちこのページでは誰が誰とかは書きません、あしからず)が「モーリーの視野が広がった感じがする」。それが聞きやすいアルバムにつながっているのかもね?「バンド21年目にして、1年目のバンドがやっていることをようやく今回やるようになった。そのせいでアルバムの聞き心地も変わったかも?」という考察もなかなか面白い。推測だけど今のセクマシは「みんなでやろう!」みたいな感じが今とてもいいベクトルを向いているんじゃないかなぁ、なんて思う^^

東京でのライブ前にメンバー全員で寄ってくれた。ありがとうね。そうしてお迎えしてからこの夏はもういろんな現場で会っては、という感じで。そんな彼らは本当に律儀な人たち。このミニアルバムを「(リリース前に)ドキドキと嬉しい気持ち、そして希望に満ちている」と語っていたけど、セックスマシーン‼️というバンドの存在がまさに、この言葉通りではないかな?なんて思ったりします。セクマシ、これからもよろしくね!

セクマシのポスターに並ぶ形でandropとかは多分、文化放送だけじゃないかと思う…(猛爆)!!!

時期が春先まで遡ってしまいますが、andropをお迎えできたのは感謝でいっぱいです。彼らがデビューした頃にこんなふうにインタビューする時が来るなんてこれっぽっちも思ってなかったですから。

番組ページに書いていないことで印象に残っていることは、「明日、終わるかもしれない」「後悔なく生きていたい」といった言葉をボーカル・内澤さんは発しつつ、その思いはバンドの全員が共有している思いだというのが間違いないと思えたところです。すごく淡々と話す口調にすごく意思と強さを感じた、その意思と強さはバンドみんなで共有していることなんだ、とお会いしてお話を聞いて分かったことでした。そのまんま、その時のことばを書きます。

「明日終わるかもしれない、とバンドのみんなが思いながら危機感を持ってやっていた。確実なことなど、音楽に限らず、実際あした何が起きるかなんて分からない。だから後悔なく生きたい、という思いはすごくあって、プラス、音楽をやるというのは夢ではあったけれど、いつまでも続けられるか分からない。常に身を引き締めて目の前のことを一生懸命やっていた、それは、今も、変わらない」

ラジオは声だけなので、そんな声の温度も伝えることができるんですよね。声の温度から感じることや伝わることも確実にあるわけで。反面、今『Player』という雑誌で連載をしているので雑誌だと活字で補足できることが言葉だけだと難しい、という時もある。上に書いた言葉をそのまんま残すことができるのは活字メディアだし(今はこうしたウェブとかも可能だとは思うけど)、なんとなく、今そのどちらも経験させてもらっていることはとても幸せなことだと感じます。

もう一つ、この言葉もまんま残しておきたい。

「自分たちの見た目とかで判断されるよりは、耳、音楽で判断してもらいたい。だから情報などは一切出さず、ロゴだけで音楽活動をスタートした。料理を食べる時にシェフの名前や顔を思い浮かべて食べないように、音楽もそうあるべきではないか、と。おいしかったら「これは誰が作ったんだ?」になるし、ぼくらもおいしいもの…耳に残るものを届けたい、と思った」

…ゆえに、「メンバーが(ライブの)ステージに出ていっても、メンバーと認識してもらえなかった」と笑いながら今、話していることがまさにそう!わたしがライブ見た時も「へーこんなお顔の方たちなんだ?」と正直、思ったもん(笑)。時を経て、andropが美しく考え方を進化させているのがよく分かる。そう、考え方は変わっていくもの。andropが変わっていく素晴らしさも教えてくれたように思います。

ちなみにそんなandropのメンバー紹介は→内澤さん;(みんなしっかりしているから)自由担当/前田さん;ダンディ路線、ポマード担当&ヒゲ/佐藤さん;その場の雰囲気・おもしろ担当/伊藤さん;縁の下の力持ち担当 だそうです(^^)次回はメンバーみなさま全員にお目にかかれますことを楽しみにしていますね🎶

 

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