さてさてこの週末はがんばりました(笑)!
やったー!!!伝説ポケモンその①!!!
そして満足感に襲われると同時に…ゆかりさんに前、聞かれたことが耳でこだまする…
「ちえぞう、それを集めると何になるの?」
………何にもならない…しかしながら…やめられない…(爆)
さてさてそんな週末はフジロック一色になってたし、実は今年は久しぶりに行くつもりでした。なんと言ってもオザケン(小沢健二)が出るからね!
でも…そうだな、今年は夏の予定がいろいろ早く決まったなというところもあって。
あれからもう1か月も経ってしまうのだけど、夏のメインイベントとしてはこちらに行くことに決めたのです☆
MAN WITH A MISSIONのヨーロッパツアー!
イギリスやフランス、ロシアなどと廻る中(5か国だったか?)、ちえぞが(ほぼ)迷わず行くと決めた場所はフィンランド!
ちょうど白夜が体験できる時季だし、あとは正直、この世界情勢の中でいちばん安全かと思われるというのが大きかった。ちょうどラマダンが終わる頃なので、この頃というのは何かが起こってもおかしくないと言われているし。ロシアとかも行ってみたい国なのですが。
ヘルシンキは翌日から大きなメタルフェス(北欧一と言われる「TUSKA」というフェス)があって、この日はそのフェスの前夜祭といった位置づけ。でも、地元?バンドとの対バンみたいな形でマンウィズ見られるのも良きかな、ということでやっぱりヘルシンキで正解でした◎
こちらがライブハウスの入り口。ドキドキ☆
ライブハウスまわりにフライヤーやポスターがいーっぱい貼られてるのは日本とおんなじ!
近々のラインナップ。そうなんですー、この日のチケットは15ユーロということで、日本円で2000円しないくらい。
入り口に屈強な男の人が立っていて、チケットチェック。いわゆるモギリではなく、これがバーコード読み取り式なんすよ!日本より進んでる!
「あっちで荷物と上着を預けて」とすぐクロークに誘導される。これまたさらに屈強な男の人に有無を言わさず羽織ものまで脱がされる(ちょっとTシャツじゃ寒かったんだけど…笑)。ここで3ドル、預けるやニッコリ。何このツンデレ!
ドリンクカウンターはちょっとおしゃれなスタンディングバーみたいな感じ。飲み物もチョー豊富で、ビールだけでも15〜20種類あったのでは?
そんでもってさすがなのは、カード社会がライブハウスのドリンクカウンター然りということ。皆さんヘーキでカード使ってガンガン飲む。ドリンク代はいちばん安いビールでも500ミリサイズくらいで700エンくらいかな?量もあるけど、日本よりやや高い印象です。
行きのフライトですでに教えてもらってた、フィンランドのポピュラーローカルビール・カール!
やはりおひとり様お客さんがいらしたので声をかける。まさにマンウィズ目当てという地元の方でした!数年前にフェスで見て(何のフェスって言ってたかな?)、面白いバンドだな〜と思っていて来たんだって!ちなみにもちろん北欧一のメタルフェスの話になり、「ちょっとでも行ってみなよ!」って言われたんだけど…くうぅ。こちらの方は1日は見に行く!って行ってました♪
ということでその方に教えてもらった、こちらもフィンランドのローカルビール・コフ。トラディッショナルなラガービールでした(なんか泡が消えちゃったけども、ロンドンと違ってフィンランドは冷え冷えビールでしたよん)。
1バンド目。
2バンド目。
…と見て来て、困ったのはMC。間違いなく英語じゃない…英語でもたいへんなのに…ちなみにフィンランドはフィンランド語ですが、それと同じくスウェーデン語もたいてい標識など全てにおいて併記されていて、その次に英語って感じの国です。だいたい3か国語が話せる人が多い。ついでにフィンランド語とスウェーデン語は全く比なるものです。
(どんな脳の構造をしてるんだろーか…)
3バンド目、トリがマンウィズ!もちろん写真撮影オッケーでしたが、載せるのは控えます。
大きさ的にはゼップを3分の1くらいにした感じかなー、1000人くらいのキャパのライブハウスで、7割くらいの入りかしら。ちなみに日本からのお客さんは目視する限りでは15人くらいとか、かなり少なくて明らかに地元の方ばっかりだった。Tシャツ着て待ってる地元の方もいたし!
まず何より驚いたのは、音の明らかな違いでした。
爆音、というのは表現が違うのだけど、音の圧みたいなのが、日本で聞くのと全然違うんです!そもそも日本とは電圧が違う、というのは言われますが、なんだろう…とにかく、身体に響いてくる音が日本とは全然違う。そしてそれが、とっても「ヘビーないい音を聞いてる」感だった!これは…機械の差とかももちろんあるんでしょうけど、とにかく驚いたことです。
マンウィズは正直、前に演奏した2バンドに比べてその「圧」が小さいような気がしたんですー、演奏が始まったとき。でも、徐々に徐々にすべてを自分たちの空気にしていって、最終的には自然発生的なアンコールまで、1時間超をかけぬけた。特に途中にMAN WITH A MISSIONの説明的なアニメーションが流れたあたりからは完全にお客さんをつかまえてましたね(^^)
ライブが終わったのは夜の11時まわるかまわらないか。海外でひとり、さすがに少しでも早く帰らなくては、と急いで会場を出たら外はまだほの明るいんです(笑)。白夜だから☆
ライブハウスの最寄り駅に向かう男子たちを隠し撮りしました、さーせん。ほらねマンウィズのTシャツ着てる!
白夜だからとはいえ、お店が時間を延長してオープンするとかそういうこともないんですよね。そんなわけで外を歩いてる人はヘルシンキの中心部に近い場所でもあんまりいません。海外の方が新宿の歌舞伎町とかに来てびっくりするのも、初めて分かったような気がしました。
ヘルシンキ限定のステッカー買ってきましたん♪
実はワタシ的には、今回がちゃんとマンウィズのライブを初めて見たと言っていい感じでして。それが、海外だったのですが、マンウィズは海外を渡って行けるだろうな〜と確信しました。
他にはないルックス、でも音は日本らしさのポップさがありつつ海外の人も気に入る重さもあって、ダンスミュージック好きをも取り入れられそうなライブ。そして完璧な、ジャンケンジョニーさんのナチュラルな英語でのMC。
秋にはアメリカツアーがある。アメリカでも見てみたいな、しかも行く場所が「こんなところにも?」って場所だったりして、ひょいと日本を飛び越えて、小さな街へもどこへでも。あっさりと簡単に国境のようなものを超えていく。また必ず、海外でも見たいなと思う(^^)マンウィズというバンドの存在が今の日本のバンドにはいないような、比肩できないような‘ボーダレス’さがあるなぁ、と強く強く、感じる。
そしてたぶん…また海外で見たいと思うのは、お客さんの見方がみんな、自由だから、なのかなぁ☆
【おまけ】
フィンランドありがとー!!!ヨーロッパ限定のポケモンもゲットしてきましたーん♪