funeral

生きてると、こんな日もあります。
岩手で生まれ育った私は、標準語を話すだけでもスゴイ、なんか、違う人だ~、なんて思ってたんですよね、子どもの頃ずうっと。
今週、大往生で亡くなったおばさんもそんな人。今までが幸せなのか、ここしばらく、本当に長い間、最期の場に立ち会ったことって、実はなかったりします。
こんなにおいしくて、悲しいお酒もないけど、こんなに酔わないお酒も珍しい。
お酒が大好きだったおばさんへ。
標準語の話もさることながら、80という年を過ぎても大好きなジャイアンツとヴェルディの選手の名前はしっかり言えたり。話が合った。都会のおばさんって、こうなのかな。
悲しむことだけがおばさんにとっていいことではないと思ったし、気を取り直して、見たかった若冲の絵画を見に行きました。
閉館1時間半前に到着して10分待ち!
若冲の絵はこのチケットの半券だと真ん中のニワトリ。全てにおいて独創的な感じで素晴らしかったです。
大好きなこと、いつまでも追っかけて、いつまでも語れるような。そんな人でいよう、私も。おばさん、ありがとうね。

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