音楽に、愛を込めて。

ドウジ〜マ〜🎶

という独特のテーマソング?と電飾が光るリキッドルームのステージを思い出す…!!!

「生誕祭、という表現は今を生きている人には当てはまらない単語」とのこと(亡くなったら使う単語らしい、わたしも知らなかった)ですが、でもこの単語を使って毎年この場所でイベントをしてきたという堂島さんはそのことも逆手に取りMCで巧みにお話しされておられて、本当にラジオ業界に来て欲しくない(笑)と思いましたわ。いやぁ本当におしゃべりも面白い方!

だし、リキッドルームでの生誕祭2デイズは、堂島さんがやりたいことを全て叶えているんだろうなというくらいのボリュームで、それこそライブ時間自体は2時間ほどにしても、リキッドルームでこんなことできるんか!?こんなことする人初めてじゃないか?という感じで、少なくともわたしにとっては花道ありのステージとか(そこをローラースケートでやや不安ぎみに走る堂島さん、笑)、電飾もそうだしステージからギターが降って来たり(!)とか堂島さんがステージ上から‘降臨’してきたり、アトラクションも豊富でしたが豪華なバンドメンバーに囲まれ繰り広げられる堂島ワールド全開の音楽に改めて、メロディセンスが抜群に素晴らしい方だとライブを通して認識させられた夜になったのであります。堂島さんはいったい何本、ギターを使ったのだろう?ってくらいギターも持ち替えつつ。

でも、そんなメロディで聞きがちな堂島さんの音楽が、今回、そうではない歌詞の部分にも注目すべきと思ったのが、文化放送『music with you!』にお迎えしてお話を聞いた時でした。

そうなんです、何度かお会いした(と言うか見かけて声をかけた)ことはあるのですが一方的に「仙台の飲み屋さんで」(笑)、堂島さんと言えば東北の民にはアラバキロックフェス(なんと1回目からご出演を続けておられるそうなのですね!初めて知った)親善大使としておなじみで、ちなみに堂島さんファンの番組ディレクターが「(堂島さんは)ちえさんと話が合うと思うんですよ、『アルコール&レスポンス』って曲があったりしますし(←聞いたらビンゴ!)」なんて言っていて、でも実際に会った堂島さんが、「初めて会うのに初めてじゃない感じがしますね、それぞれの業界で生き残ってきたからこそ、で、この歳で出会えるのが幸せなことですね」ってインタビューの最後に言ってくださって、胸が張り裂けるくらい嬉しかったです。一文が長くてすみません。笑

約4年ぶりにリリースしたアルバムが『BLUE FANTASIA』。このアルバムに対して、堂島さんが言っていたことをそのままメモ→「人間として生きていると、世の中からはぐれた思いになったり、居場所のない、所在のない気持ちになる時がある。水の奥や悲しみに奥底に、自分が存在できる場所があるのでは?そんな気持ちがこういうアルバムを作らせたのでは?と思う」。ちなみに、「青」という色は自然には存在しないんだそうですね。空の青や海の青も、青く見えるだけで実際には青くないのだそうです。

そういう前提も踏まえ。タイトルに込められた意味というのも理解ができるというものです。ポップセンスあるメロディがどうしても先行しがちだし、ジャニーズ勢などへの楽曲提供も多くしてきた中、堂島さんが言葉を大切にしながらこのアルバムを生み出したことも感じられたのでした。そして、堂島さんが色んな方のプロデュースをしてきた経験を「今の僕を作っていると思うし、感謝でいっぱい」と語ると共に、「(自分が歌うものは)今まで存在しなかったあり方、‘これ○○っぽいね’と言えるものに収まらない何かを作る必要があるなと思っていた」というお話。それを実現すべく声をかけた3人のアレンジャーの方々の力も素晴らしく曲に反映されているなと感じるし、「この↑感じを理解してくれる人たちでもあったし、一緒にいいものを料理できるような仲間」と語っておられたことも付記しておこう。

そんな堂島さんは収録にお越しになった時にギター持参。「この後、リハーサルなんですね?」と尋ねたら、「それはそうなんですけど、今、ここに来る前に買っちゃったんですよ!」…え!!??今??今日!?マネージャーさん含め皆で爆笑でした(^^)ちなみに堂島さんは楽器や機材もかなりマニアっぽいニオイがしまして、「録音や技術上、音数が少ないほうが音が大きく出せるし、音が重なるとマスキングされて音が出てこないと言うか、抜けが良くない」といった話にもなり、あ、この手の話はPlayer誌(わたくしの連載は絶賛継続中でございます!)が得意だな、と、今後に繋がる出会いでもあったなとつくづく思っております。

それとこれも今後のためにメモ;「(ペガサスや亡霊などの曲タイトルについて)存在しない、存在できないことへの興味とか惹かれるものがあった。ない、と言われているけどあるんじゃないか?と思うのって何なのだろうか。それが、自己のアイデンティティにつながって、そういうことを歌にするのが自分の歌なのかな?と思うようになった」

生誕祭は、堂島ファンが集まるフジテレビLOVE MUSICチームと一緒にお邪魔してきました(堂島お面、フライヤーになってます。よく出来てる!!)🎶生誕祭ではニューアルバムの曲は確か1曲しか演奏してなかったので、4月のアルバムリリースツアーを楽しみに、またこのメンバーでお邪魔する予定です(^^)

(このメンバーとのつながりも、いつメンからのつながりなのだよね〜色んなことは繋がりから生まれる、と本当に本当に強く思う今日この頃であります!)

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