寛大さと、寛容さと。

振り返って、岩手づいていた今週。

宇都宮・6月の公演が延期になって今週開催に。午前中にバリウム飲んで健康診断の後に宇都宮に向かうのはしんどかった(笑)、トンボ帰りにならなくてはいけないのは残念でしたが、もう何はなんとも素晴らしかったです。18時半ほぼ定刻に始まって、終了が22時ちょっと前、その間、声はずーっと出っぱなしだし演奏しない間はしゃべってるわけだし、それで年金受給者(と自らおっしゃっていた)!?ってびっくりしますね。一体どんなトレーニングとか鍛え方をされておられるのか。マイクを通さないお約束の歌声も健在でございました。

達郎さんのラジオを聞いていても思いますが、まだまだ日本語の使い方を自分なりに研究しなくては、と思いますね。達郎さんは日本語も本当に綺麗に使う方だと思います。ちなみに来年のコンサートツアーはお休みするそうなのですが(オリンピックなどもあり)、その間はレコーディングをしつつ、でもそもそもレコーディングをしようにもハード面での変化についていかなくては、と。機材の勉強と研究に当てるとおっしゃっておられました。第一線におられる方は、いついつまでもこうして探求する姿勢なのですね。

今年の頭、新宿ロフトで開催された達郎さんのライブチケットが当たって超間近で達郎さんを堪能したのでホール公演はいいか、と思っておりましたが。ホールはホールでやっぱり達郎さんの素晴らしさが出るものでして、佐橋さんのギターと相まって演奏する感じなんかたまんないですよね!あと達郎さんの声の伸びを感じるのもホールならでは、そして宇都宮市文化会館・通称、宇文は達郎さんも褒めるほどの素晴らしいホール。天井が本当に高くて音が気持ちよく抜けていく。ちなみにソロとしてツアーを始めた頃、チケットが全国で初めてソールドアウトした会場は宇文なんだとか(80年代?初頭の頃は完売することなど達郎さんでもなかったんだそーだ)。

延期公演が期せずして‘(ツアー)ラス前’となった宇都宮でのコンサート。いつもツアー前半の前半で来ることが多い、そんな場が今回はツアー残すはあと1ヶ所というタイミングで見ることができたライブだったので、今回のツアー集大成のようなものを味わわせてもらったと思います。ということでこれだけは書かせてほしい、大瀧詠一さんのお話になり、そんな話の流れから「大瀧詠一さんは岩手県の江刺というところの出身ですが、実は私の母方の家系も江刺でして」…え!?え!!え!!!

大瀧さんご自身は岩手の出身というのをあまり積極的に言いたくなかったらしい、という噂がまことしやかにあって、下手したら岩手の出身というのも違うんじゃないか?なんて思ってたりしたんだけど、なんと…ま、マジですか!!!震えました…もう我が実家、誇るしかないですね(ドヤ)!

アンコールではおまけもあり。「寛容で、寛大で」の最後のお話も胸に残る。備忘だから書きたいが公開してる手前ここまでで。ダッシュして乗ったバスの中かみしめて帰りました。で思ったんですが、もうある意味、人間国宝ですよね、達郎さんは。笑

おととい。なんだかんだ最近、顔を出せていなかったイワテバルへ。大船渡のカキが入ったとのことでアヒージョに。もううまうますぎて泣けます。パンにじゅわーっとしみこませて食べるのもまたいいんだよなぁ(カロリー気にしない!)!

店主のタツマさんとあれこれ、まったり話すのもまたいいお時間なのだな。

最近、岩手県二戸出身の四兄弟・SATOMANSION(サトウマンション)がやって来てこのチラシを置いていったとのこと。いい写真だよね!四兄弟はビジュアル的に映えると思うのだよな、ちなみに今、百獣の王こと武井壮さんからあるミッションを託されているので、是非こちらにアクセスいただき応援よろしくお願いします(^^)!!!

ちなみにそんな二戸にある「小松製菓」という南部せんべいの会社がきのうのテレビ番組で特集されてまして(ガイアの夜明け)。これがまた、感動ものだった…素晴らしい会社!!!

今年、出版されたらしい岩手本を見ながらあれこれ。知らないけど美味しそうなお店がまた増えてきてるんだな〜というのを知る。で、ふじポンが載っていて癒される。笑。盛岡、もう行くお店決まってるもんな〜…

なんてだらだら、だらだらしていたら、

1人の男性がお店に入ってきた。タツマさんとは知り合いらしい。さてどんな?と尋ねたら、震災後に岩手県の沿岸部に入って活動をされた方だと。それはそれは、ありがたいことです。今は弁護士として、関東の地元の町に拠点を構えて法律相談に乗ったりしておられると。震災後に沿岸部に行って感じたことが今、生きているのだとすればそれはそれで素晴らしいことで。

…なんて話をしていたら。まぁ、わたしも曲がりなりにも法学部だったりするんで、「大学どこだったんですか?」なんて聞いちゃうわけですね。そしたら…まさか、まさかの大学の同窓でした…こんなこと、あるんかいな!?

イワテバルでの、新しいつながり。感謝です☆

ちょうどそんなふうに話をしていたら、店内のモニターで『風の電話』にまつわる映像が流れてました…おととし訪れた時はこちらから、そして風の電話をモチーフに来年、映画になるんですよね(HPはコチラ)。

自分の深層心理を少し見られたという表現が合っているのか?どう表現したらいいか分からないけれど、きのうは朝起きたら目のまわりが濡れていて、起きてからもふと涙が出て来る。いろんなことを体が思い出したんだろうと思います。

今週アタマはこちら。新宿ロフト・秋のティーンズイベントで気になったバンドを見に行きましたが、まだ高校生のバンドでして会場でメンバーのお母様から「ロフトの時に、司会されていた方ですよね?」とお声をかけていただく…なんとも初めての経験(笑)。Eidlo Allergy、彼らの音楽にパッと惹かれるものが初見であったのは事実だけども、それはこれからまだ磨いていくもので、その部分は置いといて彼らがすごいなと思ったのは、ちゃんと周りの人を巻き込んでいることね。この日もお友達とか親御さんとかちゃんと見に来てた(ロフトの時もそうだった)。わたしはセッチュー千葉さんの言葉が正しいと思っているからさ、「半径5メートルの景色を変えられない人が、それより大きな景色を見られるはずがない」っていう。彼らはすでに自分たちの身近なところをちゃんと掴んでいる、それがまず評価すべきすごい部分だと思うし(簡単と思うかもだし、意外にできるようで、これがなかなかできなかったりする)、もちろん今後もライブを見に行くつもりです(^^)🎶

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