海が欲しいのに


行ってきました。
人間は、強い。強くなれる。
女のひとも、強い。強くなれる。そして、凛々しくもなれる。
もう、これ以上の言葉は、今日の私にはみつかんないや。
美由紀さんのライブは、人間として生きていく力と強さ。女性としての、何でも受け入れる強さとやさしさ。凛として立つ美しさ。
そういうのを、見せてくれた。
そういえば、「海が欲しいのに」という曲が入っているアルバムのタイトルは、Wild and Gentle、かぁ。
今回の震災で、美由紀さんがそんなふうに、人として変わった、というふうに見えてしまっていたけれど。もしかすると、もともと、美由紀さんはそんな人で、あったのかも、しれませんなぁ。
私、大好きなんですね、この曲。生で、初めて聞けたんじゃないかと思う。まさか、今日聞けるとは思わなかった。
「小岩井讃歌」が聞けたのも嬉しかった。そう、美由紀さん、小岩井に泊まって(D-51の車輛をそのまんま宿泊施設として使っているところが小岩井にあるの)、この歌を書いた、って、前に。言ってたもんね。
きーんとした寒さ。岩手の寒さってやっぱり違うね、と。言っていたっけ。
勝手に。美由紀さんは、海が欲しいのに、は、しばらく歌えないんじゃないかと思ってた。
海から大変な、津波が襲ってきてから、まだ1年と経っていない中で。
(決して海そのものを歌った歌ではないのだけれども、タイトル的に)
でも、生きてる者は、越えていかなくっちゃいけないんだね。どんなに残酷なことや、どんなに辛い苦しみや悲しみがやって来ようとも。
時間が経過すればいいというものではない。やっぱり、区切り、というものをつけるのは、人それぞれ、自分自身なんだ、と。
改めて、ニュースやらで震災の話をする時に、簡単に‘区切り’とかいう言葉を、キャスターとか呼ばれる人には使ってもらいたくない、と、思う。
ステージ上の美由紀さんは、本当に、圧倒的な存在だった。
何かを乗り越えたから備わったかのような、堂々とした姿だった。
ちえぞう。
今日、美由紀さんのライブに行く前にはー。

海に行ってたんだー♪

美女サーファーが連れていたお犬サマをパチ☆
片方の目だけ、美しいブルー。

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