フルコレ前後のこと

（前項参照）
7月31日（日）に行われた「もりおかフルコレ」。
今年は、例年以上に、慌ただしく。時間が過ぎていきました。
このイベントは、盛岡市・資源循環推進課というところが企画・運営まで、全て行っています。
3R＝Reduce（減らす）/Reuse（再利用）/Recycle（もう一度使う）
の、より一層の周知を目指して。
盛岡は、「古着の先進地」と言われています。
なんでも、岩手県は、人口比での古着屋さんが全国一なんだ、というデータがあるそうでして。
そんなところに着目して、市役所の皆さんがはじめたイベントが「もりおかフルコレ」…古着のファッションショー。
何せイベント慣れしてなくて、当然と言ったら当然。でも、自分たちで、やり続けていること。良きことだ、と、私は思います。もっとスムースだったり、会場での対応とかも、イベント業者さんとかが入ったほうがいいものができるのはみんな、分かってる。
今回もいろんな不手際やご迷惑があったかと思います。でも、多目に見て、とは言わなくても、ちょっとだけ、理解をしてもらえたら（^^）
今年は。3月の大きな震災を受けて。
沿岸部に無料バスを出し、沿岸部の方にも来てもらい、参加していただこう！
ということで。
イベント前に、市役所スタッフ＆ちえぞう、で。沿岸部キャラバンをしてきました！

飛び入りで「みやこさいがいFM（宮古市）」にもお邪魔！しかも何十分居座ったんだ（^^;）
パーソナリティの藤原さん＆ディレクター氏と共にパチ☆
（かっちゃん！メールありがとう！！マジ嬉しかった！！！）
藤原さんのお話は、胸を打つものだった。親戚たちを10人ちかく失ったそうである。
しかしそんな藤原さんは、とても明るく、笑顔で。終始、お話をしてくださった。
「もう、何もかも、ないのー。なーんにも、ないのよ。こうなると、笑うしか、なくなって〜！」
その状況が、どういうことなのか。想像するだけで、いや、きっと。私なんかの想像も、軽ーく、超えてしまうくらいの、状況なのだろう、けれど。も。笑うしか、ない。とは、言うものの。

沿岸部キャラバンは。
宮古市→山田町→大槌町、と。回ってきました。各役所だけではなく、ボランティアセンター・避難所・仮設住宅、と。
この目で今の現状を見て来られたことはとても良かったです。仮設住宅については、空きがある、とか、当たっても入居しない、なんてことを報道されたりしますが、それはそうなるよなぁ…と思わされました。
ずいぶん、山の中や、街中から離れた場所にある、仮設。例えばだけど、買い出しへは、どういう手段で行ったらいいのか？ご近所さんだった方とも離れて、また新しいコミュニティを作り、‘若い人に買い出しを頼めるくらい’のつきあいができるようになるまでには、確実にいくらかは、時間がかかるわけで…
1人の空間も、確かに、欲しい。必要。だけど、1人っきりに、なってしまうやも、しれない。という、そこから生まれる、不安。
考えると、難しいことだけど、自分にとって、とっても現実的に。理解できたことが結構、あったキャラバンとなりました。
ちなみに写真は。宮古市役所の入り口です。これが正面の入り口。全く直っていません。

フルコレで、毎年。審査員をお願いしている、盛岡のライブハウス・クラブチェンジのオーナー・黒沼氏。
ひさしぶりに飲んだなぁー。マジ。これは飲んだ翌日のショット、「オレ、マジで今アルコール抜いてっから…きのう、オレら、飲み過ぎでしょぉー？？あっははー！」
ね。ワタシも新幹線乗り過ごしたなんて、初めてだよマジ（笑）。こんなことなら盛岡、泊まってもっと飲めばヨカッタ（爆）！
キチョーな、フルコレへの意見もサンキュー！来年は、より良き形で♪
ところで。
この男がいるから、盛岡は変わった。確実に、そう言えることが、多々、ある。
そして、この男と知り合ってなければ、ワタシは早くに、盛岡・岩手での仕事を自分から捨てていただろう。確実に。
そうそう、こちらのリンクを。ずーっと貼りたかったの。
フラワーカンパニーズのブログ。
何かとゆーと、そもそもは。盛岡でのフラカンライブが、こんな形で行われまして。
その時の、フラカンとクラブチェンジとフォーラムの気持ちが、黒沼という男によって、こうなりました。
ワタシが誇れる、盛岡の大切な大切な、友人。
盛岡に黒沼アリ。お見知りおきを♪