ねなしぐさ。

先週は精神的にグッとくる時間が多かった。のだ。

まずこれね。絶対にこの4バンドの共演は貴重になる!と確信する。最初から最後までライブ見て本当にあっという間だった。どれがどう良かったなんて書いたら書ききれないくらいすっごくエモーショナルな時間だったし、音楽の流れもこういう、青春で熱くてエモくてパンクでっていうシーンに変わってきてるなぁと思う。なんせ「え?」と思うようなお嬢さん女子(バンドTとか着てない)が拳あげてるんだからさ!仕事終わりのサラリーマンがYシャツの袖めくって手をあげてるんだからさ!親と一緒に小学生?中学生が盛り上がってるんだからさ!最高!

九州なまり丸出しのエバヤンのMCにまずやられ、そういえば最初誰に教えてもらったんだろう?「ちえさん、好きだと思うよー」と誰かに紹介されて聞くようになったbacho、そんな先輩2バンドの後を受けて、先輩への愛を語りつつ新しい若い世代のバンドはこうだ!ってのを見せつけたコトリ(コトリとbachoがお互いの曲をカバーしてたのも良かったな)、そんでもってハルカミライのすさまじさは想像以上…でした。若い世代にとっては、たとえるなら過去にブルーハーツが出たような衝撃ではないかと思う。ハルカミライ、ドキドキした。あぁ、これかみんなが言ってるの、よく分かる!って思った。そんな衝動を言葉にできるくらい簡単なものではない、すさまじさだった。

出演者もステージからダイブしてたり、お客さんがステージに上がってマイクを奪って歌ったり。まさに「事件はライブハウスで起きてる」だった。が、ひとつ「?」と思ったのは、アンコールを求める声ね。「ワンモー(=one more)」という声が飛ぶ(拍手はなし)。なんか静かなアンコールの求め方なんだよなぁ、これが今のスタンダードなのかしら(謎)?

久々にSTEP UP RECORDS・リョースケさんとも会ってがっちり握手。はぁ、この日のリキッドルームは今の時点で2019年ライブ5本指に入るくらい素晴らしかったと断言します!!!

ちなみに。

帰りにテーブルの上に山盛りのコンドーム。スポンサーさんということで、手渡しでなくご自由にどうぞ(持って帰ってください)と。こういう会社がスポンサーなのも良きと思う、個人的には。MCでしゃべってるバンドもいたし。隠すことでもないし、大事なことだと思うし!

確実にシーンが移ろうであろうことを確信。そして移り変わりが早いことも確信。そんな時代にわたしはどうすれば良いのだろうか、と。ぼんやり考える帰宅の道。

こちらにもお邪魔しましたー♡いやはや、ハートマークがいっぱい出ちゃいそうなくらいメチャメチャ良かったです♡ソールドアウトの会場内のお客様全員をつかんだと思うな、この日のライブは!

ホームパーティでライブをするかのようなアットホームな感じ(的なことをOTOさんがおっしゃっていた)で、椅子席に座りながら。夜のライブハウスで室内の暗い中でも、メンバーの背中越しには海岸が見えるようなリゾート感あるアコースティック。やっぱり彼ら一人ひとりの演奏レベルはかなり高い、カホンのあの連打とかもうヤバっ!!!って感じだったもんなぁ。

ツアーファイナルも迎えたので多少書いて良いかと思いますが、OTOさんがグランドピアノで聴かせるカバーはすごかったな…ダニー・ハサウェイの「a song for you」、ピアノのイントロから素敵な1曲を堂々とひとり歌い弾きこなす姿にはもう最大の拍手!でした(^^)かたや、「あのさ、タピオカ買って来て!」的なやりとりはあと一歩(笑)だし、その感じがまたいいんだけどね。そんなMCとかまでうまくなっちゃったら困るわぁ、って思うしむしろ今の感じが愛らしい(でもそれでも、2月のバンドワンマンよりは格段にMCも良くなってる!)。最後に「Aurora」という曲を演ってくれたんだけど、あのアコースティックアレンジも素晴らしかったなぁ。4人のグルーブは、さらに高い所に行くと思う(^^)ライブハウスという場所でお金をもらってライブをする、ということを回を重ねてもうちょっと慣れるのが必要なだけで、彼らがもっと大きな舞台に立つのはもう見えてきている気がします。

いいライブだったので遠慮なくライブ後に挨拶をさせてもらいました。入るや「おぉおー!!!」とみんな満面の笑顔。いいライブを見させてもらった上にこの笑顔、本当に良き夜となりました☆

PS)なりきりゴッチさん、この日もやってくるの忘れたー(次回こそ!)!

昨年末の幕張・カウントダウンジャパンで気になっていたバンドを見に行ってきました。毎回オーディションのようなものがあって新人バンドが出られるステージがあるのですが、『ひかりのなかに』、かなりビビっときましてね。

ライブに行ったら「あれ?ちえさん?なんで?」みたいな感じで某レーベルの人間に会いましたが、そうなんです。なんとなくもう息はかかり始めてるということですな…!

高校生の3人組、今、まさに高校生の今だから出せるものが全開でした。ロフトのヒグチ女史が「純度が高い」といった評価をしておりましたが、まさにそんな感じです。MCだって一歩見方を変えると文化祭みたいじゃん、という感じる人もいるかもですが、いやいや、そうではないですな。今の思い、気持ちをあそこまで素直にライブハウスのステージから吐露できる子たちは意外にいないと思います。涙出ちゃいそうでしたわ、このまますくすくと見守ってあげられる大人の下で育ってほしいなぁと。「もっとこうしたほうがいいよ」なんてアドバイスはたぶん彼らには必要ないんですよね、このまま自由に音楽を、ライブを楽しんでほしい(^^)また見に行く🎶

駆け込み間に合ったー!以前、公開されていた達郎さんの映画を見てきましたー。ディレクター氏が「絶対行ったほうがいいですよ!」と言うもので。そんなディレクター氏はいったい何回この映画を見ているんだろう(爆)というくらい見てる人です。

過去、80年代のライブから2012年まで。達郎さんのルックス的な変遷(および、特にコーラス舞台の服装に時代を感じられるのも面白い)も見られますが、楽曲そのものの新しさ古さみたいなのをまったく感じさせないのは一体なんなのでしょうか?

2012年のツアーで、『希望という名の光』を演奏して、中トロのあたりで曲にのりながら達郎さんがメッセージを伝えるシーンがあります。

(震災を受けて/言葉は全く正確さがないですが)自分の音楽は全ての皆さんに伝わるものではないとしても、これまで自分の楽曲だったりライブに来てくださった一人のために、これからも灯りをともしていきたい…といったようなMCに、押さえきれず涙が出ました。達郎さんのお言葉、そしてこの曲はまさに‘希望’です。

実はこの曲は2010年のリリースで、震災があってのリリースではないんですね(すみませんわたしはそうだと思っていました)。世に放たれた楽曲がどのようにリスナーに届こうとも、時にそれは思っていなかった方向で届いたとしても。そんなような前フリがあってMCに入っていったかと思いますが、極論このシーンこの1曲を見るだけでもチケット代の元を取れるほど感動しました。

実は先のディレクター氏の夢というのが「達郎さんと仕事をすること」で、実は彼は別な番組でかなっている人なんです。で、その時のお話を聞くのが好きなんですが(何回か聞いてるけど飽きない。笑)、「僕は、達郎さんがおっしゃっていた一言を大事にしています。‘ラジオは、音楽を聞くものです’といった一言をおっしゃっていたんですよね」と。だから、万が一パーソナリティが喋れないような不測の事態に陥ったとしても全然恐ることはないです、自分がきちんと(←ココ大事!)選曲できればいいわけですから!とまで言い切る人。わたしが信頼できるのも分かるでしょ!って感じでしょ(^^)

映画見た後はレーベルの垣根を超えて飲み会的な!くだらない話をしてガハハと笑って!

こうやって、「集まりましょう!」なんて言ってくれる人たちがいるのをとても幸せに思います。どうでもいい他愛ない話から、いや、他愛ない話ばっかりか(笑)!なんの気兼ねもなく話せる人たち。ありがとう。みんながどんな立場になったり役職になったりしても、この先もつきあいが変わらないだろうなぁと思える人たち。

ちなみに肉パーティでございましたん🎶

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