人生楽しんだモン勝ち!だよね!

こんなに2階までお客さんいっぱい!で、こんなに盛り上がったゼップも久しぶり!では!?というくらい、すーーーごかった!!!

ORANGE RANGEです!

ありがたくお誘いをいただいた時に「コンセプトライブでして」とのメッセージがあって、新しい音源の何らかのヒントが見えるライブなのかな、と思ったら…

全然違った!!!

もうレンジが何度かこの形でツアーをしているそうなのですが、過去のアルバム作品をフィーチャーしてそのアルバム曲をメインに据える‘再現ツアー’なのでした!なんかもう発想がすごすぎる!けど、過去にリアルタイムでその曲を聞いていた方が大人になってライブに来ていたり、その頃はファンじゃなかった方もいたり、そもそも、オレンジレンジが歳を重ねてあの時とは違うライブをするわけですよね、なんかもういろんな意味で「なるほどな〜」と唸らざるを得ないライブでした!!!

ということで今回は11年前にリリースされたというアルバム『PANIC FANCY』のアルバム再現ツアー。このアルバム、11年前ですよ!?でも全然、今の曲と言われても違和感がない。あの当時から今まで、そしてこの先も通用するレンジならではの。時代など関係ないキャッチーさがある楽曲を生み出してるんだなぁ、という実力に驚かざるを得ません。振り返ってこのアルバムには代表曲としては『イケナイ太陽』なんかが入ってるアルバムで、この曲だって今もフェスとかで演ると超盛り上がる1曲なところからもお判りいただけるかと。しかしレンジって知ってる曲多いよなぁ…そんでもってわたしがごく最近まで誤解してたことは彼らはまだ40には遠い年齢なところね(アラフォーくらいだと思ってた)。ホントに若い時から第一線で音楽シーンにい続けるわけだよなぁ。

この‘再現ツアー’に関してはMCでこんなようなことを言っていた…「楽曲がメチャメチャ喜んでいると思う、お客さんが曲をみんなで‘子育て’してくれて、最大限に引き出してくれている」といったようなことを。そして、(PANIC FANCYが11年前にリリースのアルバムということで)11年前の自分に対して、おつかれさま、とか、ありがとう、と言ってあげられたら。決断の連続で今日この場所に至っているのだとすれば、今、この瞬間を楽しんだり前向きに楽しんでいれば、おのずと(この先も)いい世界が待っているのではないか」と。お客さん、こんなこと言われたらファンやめられないよね(涙)、去年だってレンジは素晴らしいアルバムをリリースしていて、また約10年後にもしかするとこのアルバムの再現ツアーをしてくれるかもしれない。その時まで、がんばろう、自分、って。わたしだったら思える!

上海ハニーとか誰もが知ってる曲をメドレーで演っていたけど、いま調べてみたら2003年の曲なんだ…すごすぎる…そんな前なんだ…(驚)。かと思えば『花』みたいな国民的といっていい曲を生み出してもいるし(←この日は演奏していないけど)、レンジのすごさを改めて、この日のワンマンで気付かされた感じであります。親子でライブに来てる感じもいいよねー、そして確実に若い世代が新しくファンになっているところも。ちゃんと世代に引き継いでファンが生まれるというのはモンパチの時にも感じたけど、沖縄のアーティストにはそうさせる何かがあるのでしょうか?笑

ライブ前のゼップ・お台場の風景。相も変わらず外国人ばかりのお台場。オリンピック終わったらどうなるんだろう…不安しかない。仮に自分が良くても、レンジのライブに集まっていた人は大丈夫だとしても…世間とか社会を見るとそうはいかない気がしてならない。

きのうもとあるいじめのニュースを見ながら、切なくて眠れなくなってしまいあっという間に文化放送『music with you!』の時間になり。沖縄のバンド・ヤングオオハラがゲストなのですが、彼らの音楽も本当にラジオ映えする感じでいいなぁと客観的に聞き入ってしまった。そんでもってmusic with you!前が吉田照美さんの15分番組なのですが、そこから聞いていたら「みんなラジオ聞けばいいのに」って思ってならなかった。そしたらもっと平和になる気がする。たぶんだけど、言葉で想像する力がつけられるメディアだから。

最近、『ケーキの切れない非行少年たち』という本で、このタイトルの通りでホールケーキを等分に切るというのができない…ちょっと愕然としたんですね。詳しくはこの本に委ねますが、つまりは「等分」という行為も「自分以外の相手もいる中で、どう分けたらみんな満足するか」と想像できれば、自ずと切り方は決まると思うのですが、単に「分ける」という行為だけで考えると(わたしからすれば)あり得ない切り方に切ってしまうわけです(びっくりします)。

想像力が欠如してくるご時世、ひいては、人がもつ豊かな考え方や寛容な理解力を奪うことになりかねなくて恐ろしい。本を読まずとも、ラジオを聞くだけでも十分。ことばから想像を巡らす力はつけられると思います。つけられる、って変ですね、でも、そんな表現をしなくてはいけない世の中なのかもしれません。

すみません、話が逸れましたね。でも、なんか書かずにいられませんでした。「人生、楽しんだモン勝ちだから、今日のライブも楽しんでね!」ってHIROKIさんが何回かMCで言ってたけど、ライブを楽しむことだって想像力があればもっと楽しい!きっとライブに来ている方々は想像力豊かな方々だと思うから心配いらないと思うけど、もしネット中継とかで満足しておられる方がいたら、うん、ライブに行って見るだけでも。想像力もいろんな可能性も広がる一歩になるような、そんな気がします(^^)

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