楽器探検隊〜music with you!

この7月から、老舗の音楽雑誌・『Player』と、文化放送『music with you!』が連動させていただいております。これまでゲストにお迎えした方の楽器について掘り下げる&ライブレポを交えた構成で進めていますが…

誌面に「高橋ちえはバンド経験者」とありますね。はい、確かにそうです。

が…

それこそ、新宿ロフトのティーンズイベントの時に飲みながら話すネタなんですけど、わたしはバンドマンへの憧れはもちろんあったけど、「わたしには無理だな」と思った人なんです。それは当時のヤマハ・Teen’s Music Festival。我がバンドのボーカルはその後、メジャーデビューを果たした人でもあるので(吉田朋代ちゃん)、ボーカリストがすごかったんですね、ハイ。そんなわけでトントン拍子に東北大会とか大きいとこまで進んだ時に、目の当たりにするわけですよ、こういう大会に出てる方々のレベルを。高校1年生の時でした。

ということで、早々に挫折というか音楽的なレベルの違いを感じてバンド経験からは遠ざかっている上に(大人になってから触ることは確かにあっても)、その上、わたしの担当パートはドラムだった…

今回、Player誌での連載は、ギターやベースについて‘探検’するページなので、わたし自身もいま、ミュージシャンたちに直接、弦楽器とはどういうものかを教わっている感じです。「ペグ?」「ブリッジ?」…そんなレベルからですが、きっと知ることで、これからライブの見方も変わるかもしれないなぁ、なんて期待してるんですよね。いくつになっても勉強!ということで、こちらのページも、どうぞよろしくお願いします(^^)

先月号(9月号)では、音楽活動15周年・Caravanさんにご登場いただきました。Caravanさんのスタジオにお邪魔して聞くお話はギター初心者にもとても優しいもので、かつ、Caravanさんがギターの話になると、いちキッズに戻る姿を垣間見れたものでした(笑)。実際に「ギター1本の話で缶ビール4本は飲める」と語り(爆)、「自分が大好きなギターやエフェクターを持ってる(アーティストを見る)と、仲良くなれる気がする」、そして実際に仲良くなっているアーティスト仲間もおられるそうです。が、「迷い込んだギターの森からはもう出て、今は‘足るを知る’の境地に至っている」と言っておられました。笑笑!

Caravanさんが使う、ヴィンセントのギターをかけてもらって。もうわたしのニンマリぶりが気持ち悪い(爆)!ちなみにこのギターは「ヴィンテージが好きな方が作っている感じが好き」とも。同行したPlayer編集長も「カッコいいな〜」と(そんでもってそこからハンパないギターの知識が出てくる)。

そしてギターのストラップもCaravanさんに似合うテイストのものばかりだな〜と、スタジオにかけられているものを見ながらも思ったのですが、ストラップは特にどのブランドということもなく、普通に売られているものだそうです。でもそういうCaravanテイストなものに出会うのがさすがだな〜と個人的には思ってしまいます^^

まだこの連載は3アーティストについてしか書いていないけれど、各々が使っておられる楽器に愛情を注いでいるなぁ、というのが伝わる。Caravanさんがおっしゃっていたこの言葉も言い得て妙、「いい楽器を使っているから、いい音楽ではない」。

Caravanさんのスタジオは湘南にあるので、取材の帰りに生しらす丼を食べてきました。小さい1匹1匹に味を感じる不思議。美味!

ということで、この曲も入った最新アルバム『The Universe in my mind』も、Caravanさんのスタジオで録音されたものです。すべての音が、あたたかい。やさしい。不思議ですね。

ちょうど取材にお邪魔する前、Caravanさんの野音ライブ(6/29)があって行ってきました。立ち見もいっぱいのお客様。野音で見るCaravanを待っている方々がいっぱいいるのがよく分かる。

実は上記の最新アルバムは、野音で先行発売でした。「ここに集まったお客さんにまずは届けたいから」と。過去曲ももちろん交えながらライブが進む中、『革命前夜』…MVを貼り付けましたが、この曲を聞いた時に。物販に並んだね、今日、このCDを連れて帰りたい!って(ちなみに物販はライブ中も常に列ができている状態でした)。

「15年、これからっしょ!」と語り、これからもひたすらCaravanを続けていく、って言っていたのも印象的。そして、「歩き出すその日々が茨の道だとしても、かなたに喜びの花が咲くように。さぁ、行こう!」

〜TRIPPIN’ LIFE〜

野音の全員が上げる、ピースサインと握り拳。素敵な風景でした。音楽が、そう、Caravanの音楽があれば。きっと、この先も大丈夫だと思う。じんわりじんわり、胸の中があったかくなる思いでした。

野音の日は雨で写真がなくてすみません。でも雨でカッパ着ながらもあまりの気持ち良さに缶ビールを買って飲んでしまいました(笑)。Caravan、野音、ビール。最高。それしかない、でも、それだけあればいい、とさえ、思えた時間、でした(^^)Caravanとクラムボンの野音はもう毎年「義務」で開催してほしい!!!

ということでCaravanさんのことを書いた号から月日も移り変わり、最新号・10月号が今週発売になりましたー。今回は、それこそ最近お茶の間への浸透率が高まってきているのを感じる四国在住のコミックバンド・四星球のギター&ベースについて書いています!ギター・まさやんのエピソードがリアルすぎてちょっとグッとくるんだよな…(自分で書いていながら)!

ぜひ、お手にご一読ください🎶

メンバーの写真がないのも寂しい?ので、大好き♡よっしの写真をアップしておこう(←四星球スタッフ)。「よっしと一緒にサイダー飲んでるよ♡」に使っていいですYO♡

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