日々の色々は日々の色々に通ず。

金曜日は20時まで開館してるとのことで。プレミアムフライデー(にかこつけて)でヒルザケ1杯ひっかけて、からーの、こちらへ!

イスラエルの美術館には大量にエッシャーの作品が収蔵されていて、でも一般公開はほとんどされていないのだという。そしてなぜイスラエルに作品が多いかと言うと、ニューヨークの資産家(だったかな?)が所有していたものを寄贈したから、らしい。

もうこの時点で謎が多い!

ちなみにイスラエル美術館にはあの『死海文書』が保管されているんですね。なぜニューヨークにも美術館が数多あるのにここに寄贈したのか?うーむ、これ何かあるよね!ギョペグリテペの遺跡だって近い(と言うのは日本人が勝手に思ってるだけで、実質の移動は距離があるに違いないけど)、ひとり頭の中ではダン・ブラウンが小説を書けるしこれ絶対面白くなる!と思ってました。頭の中の想像力ってすごいところまで行けるもんですね、人間!

これまで、スペイン、台湾で開催されてきたエッシャーの作品展。今回、日本で!

以前、週末に行ったら30分待ちで長蛇の列。リベンジでしたが、程よい混雑だったのでゆっくりしっかり見られたのも良かった。時間に余裕を持って行くことをオススメします!

やーんAIKO(DJ AIKO62)ちゃんやん!いい仕事してるわ〜(って早速メールしちゃった)!

AIKOちゃんも書いている『描く手』という作品には本当に「?」になります。ざっくり言うとだまし絵みたいなもんでしょうが、うーん?と自分の手をおじさんが組みながら見入ってたりしてる。単純にだまし絵とは言えないのは、エッシャーの視点が多分相当に人間離れしてると言うか、個人的には人間ではなかったのではないか?とさえ思うのですが(笑)、そんな視点の不思議さと奇妙さが作品通してあるところですね。そしてそれは美術の世界を超えて科学や物理的な部分、人体の構造をもしっかり頭に入れている(たとえエッシャーが無自覚でも)からこそなのではないか、と。

そんなエッシャーは実際に講演会でこんな言葉を言っている。「我々は皆、重力の哀れな奴隷である」と。

…もう色々、想像が巡って巡って面白い!ただただ「面白い」に尽きます!バカリズムさんがガイドを担っていたんだけど、やっぱりあれ、借りれば良かったな。聴きながら見るのが絶対オススメ。サカナクションの曲も使われてるから(エッシャーがバッハを聞いていたという理由かららしい)!

夕方前に入ったのに外に出たら真っ暗だった。何時間いたんだ?笑

ちなみにこの鏡の玉が置かれている理由も展覧会を見れば分かります♪

さてさて。書いてなかったライブのことなどもー。追いついてないなぁ、備忘の意味がなくなっちゃう!

先日、ceroのツアーファイナルがzepp diver cityで2デイズ。本当の最終日にお邪魔させてもらいましたが、これがまた素晴らしい世界でしてね!

今年リリースのアルバムは、2018年の現時点で個人的ベストです。そんなベストなアルバムが、ライブを通して音を立体化させてもらった、そんな感覚で。なんというか、音が3Dになって迫り来るような、不思議な感覚でした。目の前で3歳くらいのお子さんがずーっとキャッキャ踊っていたんですが、子供のうちからこのリズムに慣れるというのはものすごい英才教育になるような気がします、ある意味(笑)。

あとはやっぱり女性がメンバー(制作およびライブ時のメンバーとして)に入ったというのがとてもいい作用をもたらしているなと。dc/prg(あれ?大文字表記だっけ?まぁいいや)小田朋美嬢の存在感の素晴らしさね!やっぱり菊地成孔に見初められた女性は輝くわぁ☆

「変わっていくことに根っこがある」とceroの音楽を、インタビューで評していたメンバーの高城さん。ここから次は、どうなっていくんだろう?わたしとしては、今のこの感じの続きが見たい!と言ってしまうほどリリースになった音源が気に入っているんですが、時を経て、先の未来にceroはどんな音を世の中に放つのだろう。今後も楽しみだし、できれば今年の夏フェスで、野外でどこかでceroの音を感じたいな〜(^^)🎶

今後も楽しみ、と言えば!

時系列があっちゃこっちゃですみませんが、Michael Kanekoのライブも久々に楽しんで参りました♪

今年はそれこそ、夏フェスも含めて大忙しらしい。さらに新人のプロデュースをしたり、とにかく音楽に絡むお仕事をしている方には特にかなりの人気が今もって続いていて、まだまだ人気が上がっている感じだなぁというのを感じます。この日はシンガポールから来たというDJ(とかプロデュース業とかをされている、自国では有名とのこと)とのセッションもあったのですが、これがまた面白かったし、マイキーさんは英語がネイティブなのでこの日は一気に海外のライブハウスに行ったような感覚になりました(お客さんも外国人がすっごく多かったし!)。

やっぱりアジア圏の音楽シーンが面白くなってきている雰囲気を感じます。今、いろんなことが世界を相手にやっていかないと立ち向かえない時代になってきた。やっぱり思う、井の中の蛙ではいかんのだ、と。残念ながら、自分の理想や理論があっても、その持論を守ったり従いたい気持ち以上に、世間の進化のスピードは早くて、もはや抗うことはできないのだと。

この日はトップバッターにYasei Collectiveで、一度見たいと思っていたのがこの日ようやく!んもうこれがまたカッコ良くて!これまた野外で聞きたいって感じでした♡

まぁ貴重な3組のライブ!で、各バンド共持ち時間40分のガチ音楽勝負みたいな感じでした♪

正直なところトリの雨のパレードを楽しみにしていたお客さんが多かったようにお見受けしますが、3バンドともライブは素晴らしかったです。CDを聞いて気になっていて、個人的なこの日のお目当てのodolはまだまだこれからのバンドで、MCに関してはもうちょっと、というのは否めないですが、それは場慣れしていけばなんとでもなるでしょう。音楽性はこの先、個人的にはとっても楽しみ!と改めて期待値高まるライブを見せてもらいました。

雨のパレードは多分ボーカルさんもかなりのイケメンだと思うのですが、なかなか顔が分からないような照明の当て方で本編は終了。最近、ライブハウスでもライティングのレベルというのがすごいことになってきてるなぁと思う。し、ライティングいかんで下手したらセットを設置する以上に素晴らしいものを見せられたりする時代になりましたよね!

そしてこの日はライブの転換中に「ちえぞうさん!?」と声をかけられる事態が…「わたし、昨年のセッチュー(サマーフェスタ@クラブチッタ)で飲食ブースの手伝いした学生です!」とな(^^)

おぉおおお〜〜〜!!!!!

ただいま、某音楽事務所でインターン中とのこと。「ラジオ局に送る資料のコピーとか宛名書きの手伝いとかやらせてもらっているので、いつかちえぞうさんとお仕事できるように頑張ります!」って。なんか、きゅーんとしました。

放送業界もそうですが(ネット系は除く)、音楽業界を目指す若者も減ってきている感があります。上が辞めないから新しい人が入れない、という意見もありますが、多分それは違うんですよね。上をも覆すような発想も行動力も、若者はある。上の世代がもっともっと、若い世代を理解してあげられる環境、それこそが減っているのがこの業界なのかもとふと思ったりします。きっと、若い世代でも「実はこの業界に行きたい」という気持ちがある方たちは潜在的にもっといるはず!

やっぱり、上の世代は上の世代なりに今、やれることがあるんですよきっと。単純に、自分の席を空けて禅譲するのは違う、上の世代だからできること。そして同じく、若い世代には負けられないなとまだまだ歯をくいしばること。日々精進です、まだまだ。

ちょうど、ジャパネットの髙田社長(って今は社長じゃないか)の本を読んだのですが、「時分の花」と「まことの花」という、風姿花伝からの引用として書いていたことがありました。時分の花は、人間の修行によって、まことの花になって、それで感動を与えられるようになるのだと。

このお話で行くと、時分の花は大切に育てないといけないんですよね。そして自分なりに鍛錬を積むと、まことの花になって行く。

話があっちゃこっちゃ言ってますが、とりあえずわたしが今本気でお会いしたいのは、髙田社長です(本気)!!!

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