石井麻木さん。
最初にお会いしたのは、ケセンロックの会場でした。箭内道彦さんが遊びにいらしていて、イベントステージでトークしていただけることになり、控えるテントで打ち合わせをしていたところを熱心に写真を撮ってる綺麗な方がいらっしゃるな…と思っていたのですが。この時ですね⇨写真
2日間のケセンロックが終わって。あの年は終わった日の夜の星がとってもキラキラ光ってた。2014年かぁ、そんなキレイな星を見ながら、やっぱりカメラを抱えた綺麗な方がジジイ(=と呼んでる、「内郷げんこつ会」ヒデさんのこと)と一緒にいたので、「あ…ジジイにも彼女いたのか」とひとり合点したのでした。が、そんなのは大いなる勘違いで、その後ジジイと麻木さんとで爆笑したんですけども。すみません。
「なんだババァ(ジジイに対してそう呼ばれてるオレ)、麻木ちゃんと面識なかったんか?」
たぶんいろんな場所でご一緒してたんでしょうけどね。この時が初めて。そしてあれから年月が過ぎて、ちらっと顔は合わせたりはしていたのだけど。特段、お話とかすることもなく。
今年、東京で行われた麻木さんの写真展。その時の麻木さんのお写真を見て、会場にいらっしゃる麻木さんに声をかけずには、話さずには、いられませんでした。そうなのです、ちゃんと話したのはある意味、今年のこの時が初めてです。
1人でも多くの方に、麻木さんのお写真を見てほしい。感じてほしい。触れてほしい。心から、そう思いました。
涙が頬を伝う。もしかすると、まだ向き合うことが難しい方もいらっしゃるかもしれない。でも、もしも「ただ知らなかったから見に行けなかった」という方が、できるだけいないようにしたい。
今回、麻木さんも「念願の!」と言っていた、盛岡での写真展。ワタシができることがあれば、何でもしたいと思いました。それが先週のFM岩手のインタビューです。
今週には岩手日報にも大きく掲載がありました。
実はこの時ワタシも同席していたのですが、日報社の方たちのインタビューを客観的に見ながら。本当に本当に、純粋な人だなぁ、と思ったのでした。だけど、とにかくとことん、自分でやらなくちゃ気が済まない人。ある意味、男子にとっては手強いくらいのかなりの頑固(笑)。
それは今回の盛岡での写真展のことでも言えるのだけど、写真展の会場を決めるのにしても土地勘のない盛岡を何度も訪れ、自分の足で探して見つけた場所なのです。「そういうの、ワタシたちを頼ってくださいよー!」なんて言ったら「そうですよねー!」と言って笑ってましたけど、でも、でも、思う。仮にもっともっと親しくなっていたとしても、麻木さんはやっぱり、自分の力で、自分の手で、探していることを見つけたい人だろう、と☆
宮古のパワーストックに向けて、岩手に帰ってきましたー!
麻木さんの写真展には、明日以降、立ち寄ってみます。盛岡の会場で見られること、また楽しみです♪
麻木さんのお写真でつくられたクリアファイル。3枚合わせて撮ったらなんか1枚の絵みたいになっちゃったけど。盛岡の会場でも売っているはず!the HIATUSの武道館での1枚、ヨーロッパでモデルさんを撮ったような片平里菜ちゃん。そう、会場には麻木さんが15年撮り続けてきたアーティストの写真も所狭しとたくさん並んでいるはずです!
そして、アーティスト写真とまた別に。震災後、月命日に福島を中心に訪れ続けている麻木さん。ひとり車を走らせ向かう。そして見えてくる風景が、写真になって展示されています。
‘被災地写し 寄り添う’と岩手日報の見出しにあるけど、宮城・福島には行っていた写真展なのに岩手はこれまで開催がなかったのです。ということで、今回は岩手で初開催!麻木さんが「念願」だったのも、ここに1つの理由があるのだ。是非、お出かけを☆
会場;盛岡リリオ 1Fギャラリー/今月13日(火)まで/11:00〜19:00(13日は15時まで)/入場無料/11日のパワーストック以外は基本的に麻木さんは在廊しています、気さくに写真を見た感想など声をかけてみてくださいね、麻木さんもそれを望んでいますので(^^)!