きのうは家に帰ってきたら…
石巻の漁師・しのぶさんから。牡蠣が届いた！
開けた瞬間、涙がぽろっと落ちた。
「こないだの津波にも負けなかったカキ」
そして、そんな津波にも負けなかったカキを、しのぶさんが剥いてくれたのがこの袋にぎゅっと詰まってるんだ。
こないだの津波、は…11/22の早朝のことですね。気が気ではないまま朝の時間が過ぎていったあの日。しのぶさんに電話で聞いたら、2メートル超の津波がしのぶさんのところには寄せてきたそうで、車や魚網が流されてしまったそうです。まったく報道されていませんが。カキたちは頑張ったみたいでこうして食べられるけど、出荷するつもりで育てていたタネのカキには被害があったと言っていました。
三陸の沿岸はリアス式と言って、入り組んでいるのは社会とかで習ったかと思うのですが。入り組んでる場所のくぼんだ所に水がどっと寄ってくるので、局地的に波が高くなったりするんですよね。3メートルの津波だったところもあるんだと、しのぶさんは言ってました。
さっそく、昨晩は。時間をかけて出汁もとって、みぞれ牡蠣鍋にしました。
「うめぇ〜〜〜〜〜〜！！！」って、言葉は汚く聞こえるかもだけど、東北は言うんだよね。もう、この言葉が何度出たか。石巻の牡蠣は身は小さいんだけど、味がすっごく凝縮されてて、本当にゼッピンなんですよ。ダマされたと思って食べてみらっしぇ！
そして今朝はこのスープを使って雑炊を食べ終わったところ。うん、しっかり。力をもらったぞいっ（^^）♪
今週は、音を通したプレゼントももらった気がしています。
クリスマスを前にして、今年も中野サンプラザ前はキレイでした。
THE BACK HORN、ストリングス＋鍵盤を入れてライブするというプレミアムな夜☆
ストリングスが入ったアレンジで、こんなに曲が映えるなんて、意外と新鮮さと。コバルトブルー〜刃と続いていく感じ、ホントこのツアーでしか体験できないドキドキな音の響きでした。ストリングスが入ったアレンジが、どのバンドもできるわけではないと思うもの。
あと、中野サンプラザはやっぱり音がいい場所なのかも、って思った。リズム隊の響きがすっごく良かった。あ…そうそう、「子宮に響く」っていう感覚を初めて感じたのがバックホーンのライブだった、ってことをこの日また、久々に感じたし思い出した☆
そんなわけで本当に本当に、ライブ自体はすばらしくって。ストリングスなしでバンドだけでいつも通りな演奏もあったけど、ホールで見るのも初めてだったから個人的に良かったし。でも…トークが…自分たちで話しながら「楽屋での雑談か」ってツッコんでたけど、確かにそんな感じのトークだった…爆…しかも話がスパークしてくるとみんな訛りが激しい…爆爆
そんな‘雑談’トークでいちばん笑ったのは、巷で呼ばれる「バクホン」という省略形を生み出したのがドラムの松田さんだったんじゃないか説。しかも「小さい‘ッ’と、伸ばす棒の‘ー’を、パソコンで打てなかったのが原因では」って話。なんか分かる気がする（笑）！
あと個人的には、髪を切ったギターの栄純さんが。客席から見るとオキナワさんに似てるように見えてならなかった（内輪ネタ）のと、うまく言葉にできないけど…男子がファンになるのが分かるなぁ、って。なんか思えたです。やっぱり全体的に不器用さ…演奏がヘタっていう意味でなく、生き方にそんなところを感じる…なのかな。そんなところもいいのかな、なんて。
バックホーンが想像以上にボリュームたっぷりライブだったので最初、間に合わなかったけど。
ロフトのステージに立つ奇妙（礼太郎）さんを見ることができた！！！アンコールであのカバー、『スゥイートメモリー』を演ってくれた！泣！
ロフトみたいな老舗ライブハウスはもちろん、野外でも、きっとバーやスナックとかでも、はたまた、ブルーノートみたいな場所でも。どんな所でも歌える方ですよね。表向ききらっきら積極的に発光させなくても、すごく輝きを持っている方だなぁって思います。どんな曲を歌っても、どんな場所にいても。自分の色に変えてしまう。しかもとってもアクが強いんだけど、それがむしろ人を魅きつけて止まない！
素晴らしい歌い手さんだとこの日の短い時間でもやっぱり思ったです♪
思い返せばロフトもちょっとごぶさた！でした。でもこの日を皮切りに怒濤にロフトに通う今月これからの予定ですが（笑）。久々に会うロフトスタッフの顔に癒される（マジで！）。
この日はスペースシャワーが入ってロフト40周年のお祝いってこともあってか、振る舞い酒もあったり（写真・奥）料理の振る舞いも？あったらしく、なんかお祝い＆クリスマスパーティムードもあった夜でしたん☆
そして今週は。山崎まさやんをライブハウスで初体験♪
こちらも男性が思ったより多かったのと、あとは年齢層がやや高いのでスタンディングは辛そうな方を多少見かけたこと。でも、キッズエリアを設けるライブがあるのなら、これからは「遠慮なく座って」みたいな椅子ゾーンが。ライブハウスにももっと増えてくるのかなぁ、なんて思う。
確かにいつまでライブハウスでスタンディングのライブを楽しめるだろうか。あと10年くらいは頑張れるのかなぁ…なんて、ちょうどトミちゃんとも話したばっかりだったんで（笑）。
さて。
久しぶりのまさやんは、そのまんまでした。
声が若干出てない時があって、「酒ヤケかな〜」とか思ってしまうのですが、それでもいいんです、まさやんは！第一、本人がそう思ってるようなところがあるのがいいんだよなぁ。好きなギター片手にスナックとかで歌っていられればそれで良し、みたいに思ってるんじゃないかと勝手に想像しているのだけど、でも、まさやんはそれが許されない人なんです。ステージから降ろすわけには行かない、だってまさやんの歌を待ってる人がこれだけいっぱいいるんだもの♪
二部構成で、15分くらいの休憩をはさみながら。まさやんの一人舞台。生まれた子どもの話なんかも出たり、あぁ、やっぱりどんな人でも歳を重ねてるんだなぁって生々しく思う。でも、それでも、まさやんは、まさやんだった♡
（でも最近、まさやんって言うと…四星球のまさやんだった件…今も書きながらそっちが頭をよぎっていた件。うわー！！！ちょっとーーー！！！笑！！！）
僕はここにいる、ワンモアタイム…あぁ、本当にプレゼントでした。一人ピンスポットを浴びて歌うまさやんの声がすうっと身体の中に入ってきて響いていく。やっぱりステージから降りちゃいけない、降ろしちゃいけない人だ。涙がつーっと落ちた☆
赤ちょうちんのお店で飲んでたら、ぐでんぐでんのまさやんがいてそのまんま一緒に飲むという妄想を抱いていたのはもうどれくらい前でしょうか。そんなロマンティックストーリー（え？ロマンティックでない？）を描いていたのですが。そろそろそんな時が来るかな〜？
久しぶりのライブだったけど、やっぱり。ただ、まさやんが好きだなぁって思ったです。これからも行かなくちゃ♪