今月の『おんがくのちから(仮)』は、こんどの日曜・31日にオンエア!
いつものごとく、この方がいなければ番組が成立しません!
「フェイスブックって何気なく書いたことがものすごいことになるんですね!」という、Sディレクターの会話からスタートした今月の番組制作…なんでも………
このブログ、タイトルに書いたことを、つぶやくように書き込んだところ…
ワタクシも確認してびっくりしましたが、もんのすごいコメント数になってました(笑)!いい意味での‘炎上’状態(爆)!
Sディレクターのことはこのブログではおなじみにせよ、ご存知ない方のためにもう一枚。
彼のつぶやくような思いが分かっていただけようものかと☆
Sディレクターのことを、誰かが「仏さまみたい」って言ってましたが、それ、分かります。見た目の意味ではなく(笑)、心根がそういう人なんですよね。まず、あまり文句を言ってるところを聞かない。彼が言う文句は、もはや、万人が思うに然るべきようなことばかりです。良く言えば許容力がすごくある人というか。
そして、放送で常に堂々としているところは尊敬に値する。それを一番感じたのは、東日本大震災が起こったとき、そしてそれから、の放送でした。
震災の揺れを感じた時のスタジオには、私含めて3人いたのだけど、Sディレクターが真正面に座っていて、彼だって相当ヤバいというような思いを持ったに違いないのに、彼の顔は平静で私に目で「落ち着け」ってサインを送っているかのようで、私も落ち着かなくちゃ、って。すごく覚えてる、視覚的にはすぐ蘇る。マイクは宙ぶらりんみたいになってたけど。「導線かくほー!!!」って加藤アナウンサー(当時FM岩手/現・石川県でフリーのアナウンサーとして活躍中)が声出して入ってきて、重いスタジオのドアはそれから開けっ放しで放送した。
今日、九州での噴火のニュース。そして先日の、関東での最大震度5の地震。本当に、こういうことは予期せず起こる。「あれが予兆だったのかもなぁ」って思えるのは、必ず何かが起こった後だ。
ラジオは確かに、一人でも放送できるメディアかもしれないけれど、確実に、その‘チーム’…会社の雰囲気だったり、喋ってる人の環境だったり、そういうのは「いざ」という時に出てしまうものだと思う。どんなに鍛錬をしても、緊急時の放送時にはこういうのがあからさまに出る。
そしてこんな時にどんな放送をしようとも、褒められたり何が正しいかなんて答えはないのだけど。FM岩手のOさんという女性が、私がいったんスタジオを出た時に抱きしめてくれた。それからがまた大変だったけれど、気持ちがいったん落ち着いた。そしてまた、それからがんばった、放送。
で…Sディレクターは、岩手の沿岸部に実家があって、でも、彼は、家に帰ったりしなかった。放送に従事した。確かしばらくは、ご実家の皆さんの安否は分からないままでも放送に携わっていたと記憶している。彼の、放送への責任感たるや。だから、私も必死だった、あの時はずーっと。必死じゃなかった人は、FM岩手にはいなかったと断言できる。
そんなSディレクターだからこそ、この番組は注文が多い(私がやりたいことがいっぱいで、笑)にも関わらず毎月、頑張ってくれてお届けできている。奇しくもOさんは今日、メールをくれた。いろんな方が本当に支えてくださっているとひしひし感じる。そしてそんな一番の力は、聞いてくださる、アナタです。ぜひ、これからも番組中や番組後、いつでもいいし、ツイッターでバンバンメッセージ飛ばしてくださいね。こうしてやりとりできる世の中ですから(^^)!
なんかまとまらない話でスミマセン。でも、こんな日だから書きたくなりました。
では、今週日曜はレッツ夜ふかし☆