キネマ倶楽部って素敵なところよね☆
中田裕二さんのニューアルバム・BACK TO MELLOW、「完成披露パーティ」と銘打って行われたライブ♪
しかしながら本当に、ツワモノのバンドメンバーを率いてのライブだよなぁ毎回。今回はキーボード・奥野真哉さんが入ってたのが個人的には◎！な上に、奥野さんにもかわいがられてるのが見てても伝わってきて、中田裕二という人が持つ人柄がそうさせてるんだろうなぁ、と微笑ましくなった（^^）
ギターは相変わらずのカトウタロウ氏。これまた相変わらずのさらっさらロングヘアーがマジで裏山！！！
…ということで、モロッコで調達したアルガンオイル入りのロレアルで髪を洗い始めたぜ！いちおうモロッコとかヨーロッパでしか売られてないって聞いてる一品。勿論アルガンオイルそのものも買ってきたけどね！
話を戻そう。
選挙のことで吠えるのも意外だったし、THE MANZAIもちょうどあったのでお笑い芸人ネタも多く（しかも結構詳しいらしい！）、MCで結構笑わせてもらいました。ワタシは中田さんのライブを通してちゃんと見るのが2回目だったので分からないんだけど、けっこうタイムリーなことを面白くしゃべるのねー！？
ツワモノメンバーを率いてのバンド演奏もとってもお見事。ツワモノの中で堂々としてるもんね、中心として、ちゃんと！負けてない！もう、「中田裕二」という一人のボーカリストだよなぁ。ワタシの中ではまだ正直、「椿屋四重奏」というバンドのボーカリストとしての存在のほうがデカかったんだけど、おとといのライブを見て、それはもう違うな、と思ったのでした。
中田裕二として、やりたい音楽を放っている。バンド時代には出せなかった、やれなかった音を放っている。そしてこれは偏った見方かもしれないけれど、周りの大人たちも中田さんのやりたい音をとことん見守ってあげてるような気がする。音楽業界ですら消費社会でサイクルも早い中、その流れには乗せないで音楽を生み出せる環境をとことん、作ってあげているような気がしたんだよね。時間がかかることを全く恐れていないというか。
これから、オトナの女性たちを中心にじわじわと人気が出ていくのは間違いないですな☆
キネマ倶楽部のある場所って鶯谷の駅近くで、こうして見るとなんだか昭和なにおいがするな～と思った。
そんなわけでキネマ倶楽部も昭和のキャバレーみたいなところなんだけど、アンコールでは一人ギターを持って弾き語る中田さん。赤いカーテンやら絨毯に囲まれる中でこんなに違和感なくギターの弾き語りができる若いアーティストはそうはいないね（笑）！アンコールでミョーにうっとりしてしまったのはワタシだけではないはずだ！
「サブウェイを乗り継いで」って、個人的にはいい曲だったな。‘東京に 負けられないのさ’って歌詞が上野近くの昭和なにおいな場所にいるせいか余計、響いた感じがした☆
「なんだか分からないけれど、バンプのライブに行くと、分かったような気になる」
本編に出てくるインタビューで、ライブに来た女の子の一人がこんなようなことを言っていた。
とっても言い得ているような気がする。
期間限定の上映なので、きのう駆け込みで見てきたよ。家で同じDVDとかを見られても、映画館で聞く音はやっぱり全然違うんだよね！行って良かった！
「ray」という曲も歌詞がすごすぎる。さっと聞いて読んで分からないけれど、ふっと「あぁこういうことかな？」とか思って、分かったような気がしたり、同感できたりしたりする。そんな時がある。
バンプは孤高の存在だなぁ。もうメンバー35歳になるって言っててびっくりですが（年齢不詳な感じよね？）。
ワタシみたいにフリーで一人でやってると時々、バンドっていいなぁって思う時がある。何かあっても、メンバーみんなで相談したりして乗り越えていけるよなぁ、って思ってたからなんだけど。でも、バンドという集合体の中で、バンプはものすごく、バンドという存在に対して一人ひとりが厳しくストイックだなぁ、って。きのう、映像を見ながら初めて思った。群れずに進む、ただひたすら、BUMP OF CHICKENとしての道を。バンドだろうがなんだろうが、厳しいのっていっしょ、なんだよね、うむ！
でも。
ネクラだし（いろいろと）怖いし、とか…正確に喋ってることは覚えてないけれど、ライブのMCでもそういうことをボーカルの藤原さんは吐露してるんだね。バンド名にCHICKENをつけたのも勝手に合点がいったし、逆にそんなところが垣間見えるのがとても人間臭い。そんな一面もちゃんとあるから、ファンな人もいっぱいいるような気がした。
ひさしぶりにライブ、見てみたくなったなー♪