おわっちゃったー。
伝えていた言葉はただ「感謝」しかなかったように思う。とりたててMCもなく、ラストらしい物言いもなく、ただ曲を演り続けたおおよそ2時間半。このライブに行けて良かった、しか、ないです。この空気と雰囲気を味わうことができた、ということが、ただただ、良かった。
終わりの美学、みたいなものを見せてもらったような気がするな。
何かが始まれば、その何かは必ず終わる時が来る。今日のこの日このライブを想定に入れてこれまで動いていたバンドのように見えた。ワタシの隣の女子（推定20代前半）はぽろぽろ泣いていたし、そんな子はたぶんいっぱいいたんだろうと思う。でも、メンバー自身は、もうこの日に向けてバンドをしてきたようなものだから、涙なんかもちろんないし、まったく感傷的にもならずに自分たちの曲をやり続けて、大満足してステージを降りられたんじゃないかな、なんて、表向きのライブを見ていて思ったのでした。
しかし…3人で出してる音ではないくらいの厚さがあって驚きました。もうちょっとへなちょこなバンドのイメージでいたのですが、全然そんなことなくって！ラストライブで裏切られましたなぁ☆
音楽を愛してやまないから、こそ。音楽業界やらバンドやら音楽そのものに何かを感じてしまったのでしょうか。終わりの美学なんて書いておきながら、なんでラストライブなんだろうなぁ、って詮索と推測をしてしまう（笑）。いいライブを見たあとだもん、仕方ないよね。笑
音楽はこの先もずーっと残っていくけれど、andymoriがバンドとして揃うことは二度とないと思う。その固い意志のようなものも見えるライブだったように感じます。こんなバンドはなかなかいないね、うん。
きのうは友達たちが来て我が家飲みをしました。andymori聞きながら岩手のお酒のみましたん☆こんな変化球の日本酒、いかがでしょ（by 鷲の尾）？