「度胸と直感」

原田マハさんの『キネマの神様』を読み終わりました。本当に本当に、原田マハさんの作品はハズレがない。あふれる涙がもう止まらなかった。とてもとても聡明で芸術に見識が深い方だよなぁ。きのうね、女子3人で飲みながらこう聞かれた。

「タカチー(高橋ちえ、から、こう呼ぶ知人がいる)、いまいちばん、会いたい人って誰?どのバンド?」

ワタシは迷わず答えました。原田マハさん!と。

キネマの神様、あとがきを寄せていたのが片桐はいりさんでした。はいりさんも素敵な女性です。2年前にフィンランド行く時にもちろん『かもめ食堂』の印象はあるにせよ、FMヨコハマで本に関するコーナー『Books A to Z(←おススメなのでアクセスしてみてください)』も担当するニュースアナウンサー・北村さんに教えてもらったのが、はいりさんの著『わたしのマトカ』。
フィンランドでのあんなことこんなこと、を書いているんだけど、これを読んで一気にファンになってしまって。文才ってありますよね、うん。はいりさんのような文章が書けたらいいな〜って思った☆

そんな、はいりさんが『キネマの神様』あとがきで、原田マハさんのプロフィールに触れておられ、原田マハさんのHPにアクセスしてみるとこれがまぁ〜なんて素敵!生き方が素敵!でも思った、人とのどんな出会いも一日一日も大切に生きていることが単にこうして繋がっているのではないのか、と。もちろん持って生まれた何らかの才能というのはあるにせよ、原田マハさんに関しては、そういう‘持って生まれた何か’とは違う、もっともっと人としてシンプルにまっすぐに生きていることが、今の原田マハという人をつくっているに過ぎないのではないか、と(僭越ながらの勝手な想像ですのでお許しのほど)?

原田マハさんが、そんなプロフィールに書いていらっしゃる、最後のさいごの言葉、が。

度胸と直感。

ワタシもそれを信じて☆

 

さてさて、さてさーて!話は変わって、ライブのことなどなーど♪

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まずは先週末のコチラから。ちょっとの時間しかいられなかったのだけど、そして言い方は何ですが、今回も‘(音楽の)先物買い’したい方にはこれ以上ないようなショーケースだったのではないか、と。ラインナップ見て思うよ♪

今回ようやくSEBASTIAN Xが見られて、これが想像以上にちえぞうツボだったし(鍵盤の音がイイ&ボーカル女子がタイプは違うけど、EGO-WRAPPIN’・中納よっちゃんに近いものも感じた)、ベルハーちゃんたちをしっかり見られて、ある意味カオスでもあるラインナップの中でも自分なりに得るものがとってもあって♪

渋谷のライブハウスを使ってのサーキットイベント。若いお客さんが多いかと思いきや、アイドル系のファンもごっそりいたし、かたや、ちえぞう的年齢の方もいたし、最近ネットで話題のセーラー服おじさんにも会場で遭遇(!)したし!客層もとってもカオスな感じで良かったですなん!

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ゴーストノート、ひっさびさのワンマンにも行ってきましたわよ♪

もう年齢も30半ばが近づいてきてる?んじゃないかと思うけど、学祭に出ているバンドのような。彼らだから持ち得ている新鮮感。悪く言えば上手くならないところがあるのだけど、逆にそれが良かったりするわけで。いつまでもだなー、ゴーストノートは!みたいな!

このライブから正式にギターが一人増えた4人編成に。この春、そんな4人編成として、そしてそもそもゴーストノートのライブとしても久々にライブを見た。若手に混じった対バンの中で、昔の曲も、新しい曲も。ゴーストノートは美メロな部分があるバンドだなぁ、って気づかされた。し、これから、ゴーストノートは‘第二章’がはじまってくんじゃないかな、って思ったんだった。その思いが確信になったワンマンだったかな、って思う♪

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これじゃなんのライブだか分かんないけど。さーせん。KEYTALKのワンマンに行ってきました♪

こちらへは明らかに会場お客さんの平均年齢を上げに行ったよ(笑)。KANA-BOONがいま、次なるバンド世代でぐぐんと行ってるけど、KEYTALKもそんな存在になっていくでしょう。本当にいい意味で、今の今ドキな音が詰まってる、と思う。赤坂ブリッツのワンマン、なんて、ステップとして十分すごい規模だけど、どんな場でも動じない、自分たちらしく楽しく、ってのが伝わって、ライブ見ててもとってもすがすがしい。

このまんま、周りの環境とかいろんなオトナとか、そういうのに惑わされず、‘KEYTALKだから歩ける道’を突き進んでほしい、いや、ばく進してほしい。今後も見て行きたいです☆

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なつかしすぎて途中、本当にいろんなことが思い出されました☆

ワタシが進学で上京した頃は‘渋谷系’と呼ばれるジャンルの台頭で。ちょうど、渋谷界隈にいろんなレコード屋さんがあったり、外資系のレコード屋さん・タワーレコードやHMVが上陸したり、なんて感じで。ヒマを見つけては繰り出して店員さんのポップ見て買ってました。ワタシはHMV派でしたけどね♪

VENUS PETER・通称ビナペ。やはりその当時・渋谷系のバンドですね。年月を経て集まったメンバーはそれなりに見た目で年を重ねているのはもう当然のことで、でも、奏でる音というのは、あの当時のあの感じ。あの頃に体験できなかったライブを今、体験できるというのも幸せでありがたいことで、感謝で手を合わせたくなったよ(笑)。
昔の曲もやったりして、あぁ、これこれ、この曲!なんて。簡単に引き戻してくれるね、あの頃に。
音楽って素敵ね、こういう部分も、さ(^^)

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