ジャポネズリー☆

楽しみにしていたコチラがはじまりましたん♪

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ボストン美術館展!

『睡蓮』で有名なモネが奥サマをモデルに描いた、『ラ・ジャポネーズ』。1年がかりの修復を経て、日本を巡回することになりました。まさにこの絵なんだけども、実物はとーっても美しかったなぁ。3回戻って見ちゃったもん(笑)。着物のデザインといい、背景のたっくさんの団扇といい、‘JAPON’をつめ込んだ絵。

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なりきりカミーユ・モネ。しっかしイケてないなー、まったく(笑)!

まっそんなわけで、西洋に影響をもたらしたであろう、日本の浮世絵やら工芸やら。そして実際に影響を受けて作られたであろう西洋の作品がずらり、で、なかなかに面白い展覧会でした。シニャックの絵も一点だけどあったし。
ボストンにこんなに日本の品々があるのも、フェノロサやら岡倉天心やら、といった…歴史で習った名前だなぁ、懐かしい。そんな方々の力があったことを学ぶ。

絵の展示もあった、初期ジャポニスムの画家/アルフレッド・ステヴァンスは著書で、「日本美術は真の印象派だ」とも記していたそう。
また、これは美術館による説明書きですが。モネの睡蓮に関して「睡蓮の大画面は、モネの到達した究極のジャポニスム」とも。
鎖国が解かれてから、芸術的な側面で日本という国がどういう位置にいたのか考えてみることも、きっととても面白いことですよね(^^)1900年頃、ティファニー社が作った和テイストな工芸品もとっても素敵だったし☆

 

ジャポネズリー…日本趣味、という意味なんだそうですが。この方もまさに、ジャポネズリー、なのでしょうね。

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こちらはもう終わってしまった展覧会なのですが。「20世紀最後の巨匠」といわれる、バルテュスの展覧会です。とは言え、巨匠なんて書きながら、実はまるで存じ上げませんでした。

フランス生まれのバルテュスも、日本に大きく影響を受けたのがよく分かる展示でした。絵そのもの、というよりは、ライフスタイルに影響を受けた部分が大きいような気がしますが。後年、結婚した奥様も日本人だし。

篠山紀信さんが撮影したお写真もいっぱい飾られていました。和装できりっとした、在りし日のバルテュスさんなんかホントかっこよかった。それと、勝新太郎さんと交流があったというのも、なんだか分かるような、お姿だけ拝見していると、本当にキリっとカッコいい方でありました。

自然の光を大切に絵を描いてこられたという。そして、こう言っていたそうだ。「人間は大自然の美を受け入れたときのみ、何かを生み出せる」と。

展覧会、出口に。バルテュスの奥様が寄せられた文章がとても美しかった。「(この展覧会が)天命の着想を受けられ、インスピレーションそれが美の種となり、何らかの形で継承されることを望みます」…ふだん、言葉を何気なく使っていますが、こんな言い回しができるときが来るんでしょうか、自分。

 

ところで!

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上野動物園近くのポストはこんなにカワユス♡

さらに!

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こんな消印で出してくれるんだってさ~知らなかった~♪

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ちょうどこんな催しも行われている時でした。ワタシは岬くん派でした。なっつかしいねー。この前もちょうどアルゼンチンの試合をやっていてつい見てしまいました。未だにオフサイドがよく分かりませんが(ハイそんなレベルです)、ワールドカップはいいね、楽しい!特に強い国の試合は、なんだか人間離れしすぎてるようなプレーと速さが感じられるので、それだけで面白いです。「オーバーヘッドシュートぉお!!」に狂喜してマンガを見ていた世代が日本という国でサッカーを盛り上げ、世界へと闘いを挑む。シロート目にも世界はやっぱりレベルが違うなぁ、って感じるけれど、こうして世界の舞台に立っていることが、まずは、すごいんではないか、と。改めて思うわけです☆

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