いい刺激をもらってきました☆
この場所のみ撮影可能♪
全てにおいて。なんだかスケールが違ったなぁ。
東京オリンピックの時、メダルのデザインを依頼されて。岡本太郎はこう言ったらしい、「100メートル走に出させてほしい、オリンピックは勝利することより、参加することに意義があるのだ」と(←正確ではないですが、こんなようなこと)。
もちろん100メートル走を走ることは叶わずデザインはしっかり請け負ったわけですが、でもだいぶ、本気でそう思ってたんだろうなぁ。
「ベラボーな」という表現を好んで使っていたと言う。展示されているものはその言葉どおり、べらぼうに。個性的で独特で、色味も素晴らしくって。向き合うとエネルギーがもらえるような、そんな絵ばかりだった。そう、本当に、エネルギーが漲ってた!ベラボー、カタカナ表記で使うらしい?んだけども、こうして見ると、ブラボー、という表記にもすごく似てて相通ずるようなものを感じますね。とにかく、抜きん出たものを生み出さなければ存在すらしていない、という強い意志みたいなのも伝わってきた。
ちょっと本でも読んでみることにしよう(^^)
そして家に帰ってきたら、ちょうど。インターFMの特番「東北ライブハウス A GO-GO」がはじまった。東日本大震災の後、東北の沿岸部3カ所にできたライブハウス。その1カ所、岩手は大船渡のライブハウス・フリークスにスポットを当てた1時間番組。
こういう番組を放送してくれるなんて、さすが。音楽ステーションだと思う。フリークスを中心に音を鳴らすバンド・TILITILIの曲が2曲も流れて、泣けてきたよあたしゃ。去年のケセンロックの風景がよみがえった。面白いね、音楽って。簡単にいろんな景色に自分を戻してくれるんだもの。
あとは。
トシロウ神が言ってることを思い出すんだ、こういう時。
「沿岸の友達にさ、津波の後、電話して。大丈夫?って聞いたら、大丈夫!って。BRAHMANのCDも流されちゃってもうないけど、大丈夫。ハナウタで、歌ってっからさ、って言うんだぜ…音楽、って。どういう状況でも、鳴らせるもの、なんだよね」
ラジオから音楽が流れてきて安心した、というメッセージをいただいた時のことも、忘れられません。
音楽が直接できることなんて確かにないかもしれないけど、でも、人の気持ちや心に、どれだけのものを与えてくれるか。
音楽と美術の話がごっちゃになって申し訳ないけど。美術、そして、音楽。どちらにも、‘ベラボーな力がある’というのを、今日はとっても感じました☆