マイさんは、最後のほう。そう言って笑った。
マイさんは、MCで。ずーっと。ふるさと・岩手県宮古のことを語っていたよ。頭に巻いてるねじり鉢巻きは、宮古の手ぬぐいだって言ってた。
たくましさとすさまじさが入り交じってた。マイさんの目は本気だった。
音で闘おうとしてる。自分がやってきた「音楽」で、立ち向かおうとしている。鬼気迫るものがあった。笑顔で歌っているけれど。
初めて、ジンタらムータも見られた。「ジンタらムータ」でユニット名なのね、初めて知った。アンコール、マイさんとのセッション、最高だった。こういう音を素直に楽しめる世の中であってほしい。これからも。「平和に生きる権利」を、この2組バージョンで聞けるかというのが楽しみの一つではあったんだけど、残念ながら。いまちょっと問題が発生してるらしい。ということで、ソウルフラワーユニオンバージョンだったけど、「平和に生きる権利」の言葉の意味を、最後のさいご。噛みしめた。
いま、偶然。わけあって、著作権の勉強をしています。たぶん、マイさんたちが歌ったあの曲も、察するに、権利の問題なのでしょう。
ちょうど、こんな本の中に、ブラフマンの名前が出てきて。びっくりしたよあたしゃ！
闘ってきた人たちなんだなぁ、ずーっと、ずーーーーーっと。なんだか泣けてきました。ちなみにBRAHMANサイドが勝訴しています。
今日、FM栃木「となりのバンドごはん」のオンエアがあって、来週の日曜はFM岩手「おんがくのちから（仮）」のオンエアですが…おんがくのちから（仮）のほう、‘闘う’ということが。テーマのような内容になると思います、たぶん。
まずは一人で闘ってみないといけないんだ、ということに最近、気がつきました。闘ってるうちに、仲間が増えていくものなんでしょう、きっと。
周りの目よりもまず自分がやりたいことを、どこまで貫けるだろうか。
…そんなことを思いながら。久々にぼんやりとできる夜です。そんな今日は満月◎