しっかしこの日の大船渡行きは「踏んだり蹴ったり」でございました。笑
関東圏から大船渡へその日のうちに向かうには、仙台まで新幹線で向かい、仙台→大船渡間は路線バスという形が金額的にありがたいと思います。ただ、この路線バスが事前予約制となってしまったのがちょっと厄介。
この日、朝の新幹線がストップ。30分程度の足止めを食らい、予約していた路線バスを電話でキャンセル(このキャンセル代が高い…)。仕方なく、一関まで新幹線を乗り継ぎ、一関→大船渡の路線バスを利用。
これ、ある程度、土地勘みたいなのがあるからこんな方法もとれたけど、そうじゃないとちょっと大変だよなぁ…と思ったりした。おまけに一関からのバスが故障(ちょ!笑!)、運転手さんとお客さんが一対一で「どこで降りるんすか?」なんてやりとりしながら進む道中…運転手さんの言葉も聞き取れないかもしれない、都会の人は。なんて。
まぁそんなこんなを大船渡のライブハウス・FREAKSに着くなり。オキナワ店長に報告したら、
「疫病神か!?」
………ヒドい(>_<)!!!
ふらっと。フリークスのあたりを歩ってみました♪
フリークスの近くには、JRの大船渡駅がありました。こうして列車が走っていた線路は今でも、こんな状態だったりするのですが…
BRTの路線が運行をはじめてましたー!
(そういえば、BRTって何じゃ?分からないまま使ってましたが、Bus Rapid Transit=バス高速輸送システム、の頭文字なんですねー。なるー。)
ということで、これまで不通のまんまだった、JR路線の代わりに、バスが走るシステムが導入された、ということですね。簡単に言いますと。
これでも本当にありがたいだろうと思う。一関方面に戻るのも、これまでの路線バスよりももうちょっと遅くなるみたいだし、考えようによっては。フリークスのライブが日中開催だと、助かるお客さんも増えるような気がするし(震災後ってライブが日中開催だったよなぁ、なんてことも思い出す。必ずしも、夕方〜の開催でなくてもいいんだろうしね、週末だったら特に)?
はじめて見た。こういう郵便局!
ちょうど、大船渡駅近くの郵便局が新しくオープンしたというニュースを見ました。たぶん、その間のちょっとした‘つなぎ’のような形で、存在してたのではないか?と思います(推測)。
変わっていく、新たに歩んでることも確かにある。
けど、まだまだ変わっていかないものも、ある。
大きな津波が到達した時間を示したまま、あさっての方向を向いてしまってる時計。
痕跡はほんのちょっと歩くだけで、いくらでも。目に入る。
でも。
暮らす人々の笑顔は、とっても輝いてた☆
「おおふなと夢商店街」という仮設店舗の中にある、Hy’s Cafe(ハイズカフェ)。
お会計の時に「どこかで見たことある…あー!高橋ちえちゃん!?」
ラジオの人はなかなか正体がバレることがないんでビックリしますよねーこーゆう時。汗
オーナーさんはこうして仮設店舗で営業をし、家も仮設住宅。先日、マキシマム ザ ホルモンがライブの合間を縫って行動した、仮設住宅へ灯油を配る行動も、メンバーからしっかりと灯油を受け取った。身近にそういうお話を聞いた。
ワタシができることがあれば何でもするし、大船渡に来た時は必ず寄ります。
そう約束して、お店を出ました。
こうして、また笑顔な人に会えるのが一人ひとり増えて行ったら、とっても幸せなことだ、と。ワタシは信じる。その笑顔が増えるように、ワタシがもしやれることがあれば本当に何でもしよう。
そう思っています(^^)