ふくしま・2

そんなわけで郡山に泊まり。今日の朝方も古賀さんと会ってスタバで話す…が。やはりきのうの夜、話したことを忘れて(寝ると忘れるの、ハイ。酔っぱらって、寝ると、ね。えぇ、えぇ)また今朝おんなじ話をするちえぞう(^^;)あいすいませんねぇー。あいあい。
そんで。
郡山の駅前にある、GReeeeNのモニュメントを案内してもらう。
これじゃ♪

グダグダ見ていたところに、7、8人の小学生の集団がやって来た。先生に引率されて。
駅前で記念撮影をするというのを見て、古賀さんが、カメラマンを買って出た。
すると先生「じゃー、みんな、マスク、取ろうかー?」
そしてみんな笑顔で、パチリ。
外に出る時は常にマスク、長袖・長ズボン、の、子どもたち。
マスクをしていたら、相手の笑顔や怒った顔、悲しそうな顔。表情なんか全然、読み取れない。
そして今日みたいに天気のいい日なんかは、半袖短パンでいたいよね、外で、わーって。走りたいよね?
泣けてきた。
みんな生まれた土地が好きだ。大人になって、進学だったり、仕事だったり、結婚だったり。生まれた土地を離れなくてはいけない事情がある時も、ある。でもそれは、自分の意志あるところの決断じゃないか。
それが、全く自分の意思とは関係なく、離れさせられた人たちがいる。離れなくとも、生まれた土地で生活を続けるにあたって、行動が制限されたり、それこそ、マスクをつけないと外に出られない子どもたちが大勢、いる。
意外に呼吸がこもってきて、暑っつくなってくるんだよねー、ずうっと、マスク着用してると…
自分の子どもが、また、自分が。この生活をしなくてはいけないとしたら、どういう思いになる?
少し想像すれば分かることじゃないか、もし、想像ができないんだったら、実際、郡山の街並みを歩いて、こうして、子どもたちだったり、人と。ちょっと話せば、分かるだろうよ?おエライさんたち???
今も自分の無力さに涙が止まらない。
郡山は駅前のビルが営業再開できていません。建物の内部がだいぶ壊れたそうです。このビル内にあるタワーレコードも、今後営業をどうするか。現状、決まっていないそうです。
猪苗代湖ズのCDはどうするんだ。

営業できていない駅前のビルから撤退したスターバックス。
桜が描かれたままの窓がなんか、切ない。

*おみやげ*
古賀さんにもらったマスク。パッケージからは分かりづらいけれど、完全防護してくれるスグレものだそーだ。頭の上からゴムを通すところがいかにもモノホンっぽい。「誤った使用は死に至ります」と書いてるのも、なんとも。
追記:大友良英さん(Date Course Pentagon Royal Garden・初代ギタリスト)のブログに唸らされます→コチラ
今回、郡山に行くにあたっても、古賀さんが「(放射)線量、高いよ…だから、(声の収録を)お願いしたいけど、“来て”とは、オレは、言えない」と、言われた。そして正直、怖気づいた。郡山に行く、という話が出てきて初めて、リアルに。放射能の恐怖について考えられた自分がいるのは否めない。
大友さんのブログ、福島で開催する予定のフェスについての記述は、まさに。
いま、どう考えるべきか、どう行動するべきか。誰も、定かでない。「考えが、ゆらぐ」…という旨書いてあるのは、とても分かる気がします。いや、ワタシなんかが「分かる」と言うのは。安易に共感、と言うのは。違うのかも、しれないけれど。
そうだそうだ、忘れてた。高野寛さんが書いた、ブログのこのページも→コチラ
あの当時この曲について、まるでまるでなーんにも考えず聞いていた。もう20年以上も前の曲。

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