今のロットンは本当にヤバい!!!

この日のライブは今も忘れられないし、この先も忘れられないと思う。

実はブラフとの対バンというのがずいぶんと久しぶりで、本人たち曰く2002年の高田馬場PHASEだったそうな。あの時、ぜんぜん歯が立たないと思った(というようなことをMCで喋っていた)。あれからもう17年の月日が経つのだけど、今回の対バンが叶ったのは…

「盛岡の、いしがきロックフェス(←正しくは‘ミュージックフェス’)の打ち上げで…」

お客さんも「ん?」と思う方が多かったに違いない。東京の大きなライブハウスで繰り広げられる、いち地方のフェスでの出来事があって今日この対バンがあるんだ、っていう話。でも、わたしは、わたしは。

こんなことあるんだなぁ、と目頭が熱くなった。

そもそも、その頃は「ロットンはたぶん苦手」とか思ってた頃だもん。今やみんなに言ってるしマネージャー氏にも言ったので、「スタッフさんも皆いかつい感じで怖いなぁと思っていた」し。しかし本当に、自分の第一印象ほど当てにならないものはないと思う(笑)。こんなに見た目とは裏腹にハートがあったかいメンバーで、優しい丁寧なマネージャーさんはいないよ!

2011年の打ち上げかぁ。あの時は、震災の年で、なんか気づいたらいしがき〜が行われて、でも、わたしにとっても大切な(どの年も大切な思い出はあるけど)いしがき〜の開催だった。何度か書いたりしてる気がするので、その理由はここでは書かないけれど。

しかし圧倒的に、ブラフのライブ後だったからこそ余計に、そこに食ってかかるかのようなロットンのライブが素晴らしくって。見るたびにすごくなってるなぁ、って思うけど、この日は‘対バンの妙’というか。ブラフの気合いもすごかったように思う、ロットンかかってこい!的な(トシロウ神の人間地雷的な破壊力もそうだが、マコトさんの動きに目が奪われる今日この頃)。

そんなブラフのライブを受けて、ロットンは1時間半くらいのライブ。最近の曲もさることながら、わたしが知らない曲も結構あったので初期の頃の曲を演奏したんだと推測する。ちゃんと聞いてみなくちゃね。何と言っても今年が20周年のアニバーサリー、わたしが彼らの歴史を知ったのはまだ半分ってことだもんね。

紆余曲折を経てきた人たち。順風満帆ではなかった人たち。とは言えそんな過去のことはどうでもいい、「今」の瞬間を大事にする人たち。でも、その全てが合わさって、ライブで見せるものは他のライブバンドとは一線を画すようなストーリーがちゃーんと垣間見える。そして、まだまだ上に向かって進んでいるバンドとしての進み方。まさか、こんなことをバンドに対して思うなんて思ってもみなかったな。ロットン、「カッコいい」ですわ!!!

‘ピースフルコミュニティサークル’ができて大団円。終わってみればアンコールもあり(ロットンはわたしがライブを見ている限りでは最近、アンコールはほとんどしていない)、時間ではじまったライブが21時半すぎの終了。ロンちゃんがロットンのライブに入ったりするレアなサプライズもあったり、けっこうな長尺で楽しんだけどあっという間だったなぁ。いやぁしかし、ロットンの今、ヤバいです。マジでヤバいです!!!

ケセンロックで岩手に行った時、クラブチェンジ黒沼にも改めてロットンのライブについて報告(with 某新聞社・Y嬢)。

「うれしいねぇ…」

シンプルなその言葉に、すごく深い気持ちが篭っていた表情を見逃してませんぜ。言葉だけ書くと簡単だけど。だから人と会って話すって大事なのだよなぁ。この日は本当に良き楽しき夜。だいすき盛岡、だいすき岩手♡

そんな盛岡は、

7月になると街ナカで聞こえてくる笛と太鼓の音。さんさ踊りの練習をしてる光景に出くわしつつ、久しぶりに盛岡劇場へ。奥華子ちゃんのライブです🎶

盛岡だけでなく大槌など沿岸部でもライブをしてきた思い出、岩手大学の学祭で「こんなに人いるの初めてです!」って実行委員に言われたけど誰にでも言ってんのかな(なんて自虐ふうトークもあり!笑)、「新曲のMVの再生回数が伸びません!みんな見て!」と正直だったり、けっこうSNSはチェックしていて最近ネコの写真をアップしたら‘いいね’がたくさんついたけど、自身が千葉県警のキャンペーンで婦警さんの格好をしたポスターほどではなかった…ほぼ1曲ごとに繰り出すトークがあれやこれや、ネタ豊富なんだ(笑)。

キーボードとグランドピアノを行ったり来たりしながら。「去年、フルマラソンを走って今がいちばん体重が増えた」なんて赤裸々報告もありつつ、そうそう、文化放送『music with you!』にお迎えした時も喋っていたけどフルマラソン完走ってすごいことだよね!しかも華ちゃんが!だよ!!で、完走した後に「写真撮ってください」と言われたんだけど、あ、私とじゃなくて写真を撮れってことね、まぁそれくらいメイクとかもしてないですしね…的なトークにも笑いました。なんかトークの内容しか書いていない(笑)けど、でもそれくらいトークが面白いし、そういう意味では音楽とのバランスは考えていかなくてはいけないかもだけど、綾戸智恵さんという方もおられますしね!

華ちゃんはとにかくライブだったり現場に生きている人なので、そこでお客さんと向き合って感じたことで何かあれば自分で変えていけるようなそんな器量もある人だから大丈夫。そしてわたしは、これからも華ちゃんのライブに行って見つづけますから(^^)

※ちなみにMCで触れていたMVはこちら。みなさまぜひご視聴ください🎶

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