アメリカから、ただいまー!
わずか数日のステイなのに1ヶ月分ぐらいの話ができそうなぐらい濃くて、濃くて、濃かったです。ということでまずは乗り継ぎのあれこれ。これは経験しないと分からない…な(残しておきたいのでつらつら長くなります)。
行き先はラスベガス、初めての土地。日本から直行便は出ていないので乗り換え必須です。乗り換えまで全てユナイテッド便で行くことにしたのは単純に安かったから。
さて。出発当日の朝。ショートメールが届きました(あんまり色んな登録はしないタチなのですが、1人旅行で不安だったのでユナイテッドのページに結構、情報を入力した)。オンラインチェックインをした後で、何事?と思ったら“遅延します”的な。
おーおーおーマジすか。
元々はロサンゼルス(LAX)⇨ラスベガス(LAS) で2時間半ぐらいは乗り継ぎ時間があったと思う。そのLAX行きが遅れるので、必然的に予定よりLAS到着が遅れると。LASでの乗り継ぎは50分ぐらいになるので、LAS行きの次の便への振り替えも可能、的な。
ほう、ほう。朝、スマホ持ったまましばし考えましたよw
ユナイテッドのアプリはとっても使い勝手が良く、振替便(無料)のサジェスチョンをしてくれたので。最終的にデンバー(DEN)乗り換えにすれば多少の遅れでLAXに到着できることが分かり。アプリから簡単に振り替えました。それでDEN⇨LASの乗り継ぎ時間は2時間ちょっとあるとのこと。これなら大丈夫…かな?
成田空港には少し早めに着いて、空港の方にまず確認したのは“荷物を預けた場合にこの乗り換え時間で大丈夫なのか?”ってこと。曰く“1時間半あれば大丈夫”的なことを言っていただき、でも不安だったので。いつも預けるスーツケース(機内持ち込みサイズ)を今回は、機内持ち込みにすることにしました。(これは当日、空港で言われたことではないのですが、実際に1時間半以上の乗り継ぎ時間があるのに乗り遅れた場合は次の便への振替などの措置をとってくれるみたいです)。
さらに言うと、DEN行きの飛行機も成田空港に向かう途中で“遅延”の連絡がありメッチャ焦ったのですが、空港に着いたらOn Timeに戻ってました。だから時間より早め空港着はマストだと改めて思います。
そしていざ、DENまでのフライトは順調でした。機内食も美味しい方だったし、約10時間の間に飲み物⇨食事⇨スナック⇨軽食というサービスっぷり。結果ゆっくり寝るなどもなく、最近はLCCしか乗ってなかったわたしとしては、エコノミーでもフラッグキャリアって素晴らしい♡を実感したのでありました。
パスタ+謎の豆大福(でも美味)。
さて。ほぼ予定通り到着したDEN。まずは入国審査です。最初に到着したアメリカの地で入国審査があります(乗り継いだ後の到着地で、ではありません)。あちゃ〜列がそこそこだなぁ…でもまぁ、1時間でなんとかなるかな、と見立てる。それで残りは約1時間、だけど飛行機のドアがその前に閉まることを考えると、実質40分ぐらいかな…
ってことは、だいぶヤバいな…厳しい戦い…!!!
残念ながらわたしが知りうる範囲ではここをサッと抜けられる方法はなさそうです、列に並ぶしかない。一応、Mobile Passport Control(MPC)という制度があって、わたしも使えそうだったのでアプリを入れておいたのですが…なんだか使ってる人が限りなく少ない(苦)。うーん、どうなんだろう…と思いながら、結果としてこのアプリは使わず普通に列に並ぶことにしました。それは成田で“乗り換えに1時間半はあるので”と空港の人が言っていたから何とかなるだろう、と思ったから…だけど、もしかしてこの日、LASでの予定に間に合わないことも考えられるな、と。途中からスカイスキャナーのアプリとかを起動して、当日のフライトの検索とかも始めてました。なんのために行ったの!?なんてことになったら悲しすぎる…
いよいよ入国審査。何度かアメリカには行ってるけど、今回が一番時間がかかって色々聞かれた感じでした。ちょっとした注意喚起として、アジア人で女性1人・しかも観光目的だとちょっぴり“犯罪に加担していないだろうか”という見方をされる場合があるようです(結婚詐欺に引っかかっているのでは、とかもあるらしい)。かつて日本人はそうは見られなかったと思う、けど、今は日本人も広いアジアの1つの国の人としか見られていない、という自覚は持った方が良いと思いました。
予想通り入国審査を通過した時点で1時間、ちょっと回っていたかな。さてここからどうやってLAS行きに乗るのか?DEN空港はユナイテッドのハブのようでまぁ広い、広い。
だってこれよ、もう字が多すぎでしょ。こんだけ発着してるわけだし、ターミナルの移動は無料の地下鉄(!)で、ってどんな広さよ!?
とは言え入国審査も終わったし余裕っしょ、というのも束の間…
乗り継ぎ便の人のための入り口的なところってないの!?どゆこと!?
ユナイテッドのカウンターに行ってみる。“Security!”と笑顔のお姉さん。そっか、アメリカの国内線に乗るべく改めて、保安検査は受けなくてはならないってことか。マジか!!
理屈は分かったもののスーツケースを引っ張りながら走ってもう必死でした。なんだかんだ、保安検査が終わった時には出発時刻の残り30分を切っていた…と思う。
10分前に飛行機の扉が閉まるとして、ここから地下鉄に乗って、地下鉄を降りたところからフライトの場所が遠かったらどうしよう…もうドキドキが止まりませんでした。そんな折、ケータイにショートメールが届いていたことを思い出し開いてみました。
“LAS行きのフライトは時間変更になります”
全く分かりにくいけど地下鉄がコチラ。ショートメールには40分ほど遅れるとあって、乗った地下鉄でホッとしてクラクラ倒れそうになった(笑)、結果として乗る場所に着いてからお手洗いで用を済ませた頃、ちょうど搭乗が始まった感じでした。おぉ神よ、神よ!
こうして無事!?なのか。LASには予定より30分ほどの遅れで到着したのでありました。これが日本での2月27日朝から、LAS現地時間で2月27日15時半頃までの出来事…おそらく、こんなに長く色んなことがありすぎた1日を過ごしたのは人生初です。1日という概念で言うのも正しくないのかもしれないし、時空のゆがみみたいなものを感じる。DEN&LASの間にも1時間の時差があるし(笑)、もう何がなんだか。爆爆
これをちゃんと事細かに動画なり写真なりに収めてそれを用いて文に綴れたらとても良いんですけどね、役に立つ方もいらっしゃるかもしれない。けど、まったく、まるでもう……そんな余裕なぞなかったです。はい。
とりあえずアメリカでの乗り換えにはわたし個人としては、3時間を見たほうが間違いないと思います。予定がパツパツでないのであればもし乗り遅れ等があっても次の便にスライドしてもらえば良いけど、旅行って大体あらかたの予定を決めて行くものですよね。まとめでいま一度、アメリカで飛行機の乗り換えをする場合、自分的には3時間の余裕は必要かなと思ったりしています。