しかしこの日の武道館はみんなスタートが早かったな!笑
物販も早々に売り切れたみたいだし、いろんなブースもお昼くらいからにはスタートしてたみたいで。そしてこの日はすっきりといいお天気(寒かったけど)。平日の武道館がこの日はちょっとしたお祭りでしたよね♪
健さんからのお花が二段で綺麗だな〜なんて思ってたらすぐ近くに雷矢からのお花!
おなじみの面々から。しかしまぁ、この日武道館を囲むようにあったお花は段違いに多かったです!!!
おっと!
ライブ前にそんな騎馬武者チームと集う@カフェテラス武道(さすが武道館。そんな名前のカフェが併設されている!)!
しょうみ2時間はないライブではなかったかと。アンコールもなし。いさぎよくステージを降りる4人のメンバーが本当にカッコ良かった。
絶対的にこの日にしかできないし、この日以外に使えないステージそのものや映像などの仕込み。素人目にも分かる素晴らしさと手のかけようでした。そして集まるゲストも。SLANGのKOさんは「たった90秒のため(曲の長さ的に)に札幌からやって来た」って紹介されてたけど、そしてKOさんなら呼ばれなくても俺は行く、みたいなところもあるだろうしなんというか、男どうしの信頼関係みたいなのがどのゲストも見えて、これまたカッコ良かったのであります。
「こちら側にいる人にも、波の向こう側に行ってしまった人にも届く、そんな声。」
そう紹介されて、ハナレグミが登場して。演ったこの曲をはじめてライブで聞いた。
自分でできないことは、誰かに頼ればいいんだ、って教えてもらったのが先の東日本大震災だって。歌だって、自分よりうまい人にお願いして歌ってもらえばいいんだ、って登場した細美武士。満月の夕という曲は、震災から1週間後にリクエストでお届けした曲として絶対に忘れることはないだろう。リスナーさんに教えてもらった、その曲を本家のソウルフラワーユニオンを従えて歌うブラフマン。「歌い継いで 繋いでいく」ことの大切さと素晴らしさ。
武道館という場所はいろんな制約があるのはみな承知の通り。そんな中でも、いつもらしいところが多々あり、でも制約を守っているのも見ていて伝わる。「ビートルズが音を鳴らした時から続いて来てる歴史を、次に繋いで行かなくては」なのだ。この日限りで暴れることなんていくらだってできるけど、それをしてしまえば、この場所で音を鳴らすこと自体が許されなくなってしまうものね。
そんな中。スタート直後、水の入ったペットボトルを投げたのは誰だ。
分かる、わかるよ。エモーショナルになってしまうのは。
でも、そのエモーショナルを必ずしも態度で示す必要はない。それを止められる理性も持ち合わせているのが人間だと信じたい。
はっきり言って目障りだった、たった一瞬の行為だろうが。繋いでいく、ということを否定してしまうことになりかねない。たった、たったひとりの行動が。
ライブに来ている人全員が、どんな場所でも、その空間と時間を作るひとりになっているということをどうか忘れないでほしい。
ライブ後の飲みはだいぶディープな。太陽族のメンバーだった、りょうちゃんも駆けつけてくれて。瞬く間の時間でした。
男性にしかできないこと、女性だからできること。というのがやっぱりどうしてもあるのだと思う。なんでもかんでも両性が同じことをやるというのが同権ということではない。それぞれが担えることを認識してそれぞれを理解することが大切なのではないかと強く思う。
「姉さん、ラジオは続けなくちゃダメだ。ラジオに救われて来た人、そして今も救われてる人はいっぱいいるから」と言ってくれた、名古屋のライブハウス・今池ハックフィンの黒さん。
オマエ、ちゃんとやれー!と背中をバシーンと叩いて言ったKOさん。昨年のいしがき〜の打ち上げの締めの挨拶でも指さして「おい!こんなの撮ってないで(ケータイで動画を撮っていた。笑)ラジオやれよ!」って動画が残ってたのに最近気が付いた。そして「喋ることは、天命だ」と言ってくれたトシロウ神。
なんなんだろうな。朝方に解散してひとり、渋谷の街を歩きながら自分のことをぼんやり考えてました。
たぶん、いま、やりたいことがいっぱいあるのですね、わたし。そして自分が動くことができる時間の残りというか有限さをとても感じているのです。でも、でも何もできない、できていない自分への歯がゆさ。
たくさんのいろんなことば。たくさんの出会い。いろんな人との出会い。すべて、すべて、だきしめて。下向く日があったっていいや、行けるところまで。あるけ、あるけ、オレっち(^^)♪
いろんな余韻に浸る間もなく日はどんどん過ぎていく。でも、ブラフマンの武道館に関しては、いちばん本人たちが浸る間もなくもう次に進んでるような、そんな気がします。それもまたカッコいいんだよな☆
ということで三連休の一枚。2月12日はボンカレーのお誕生日って知ってました(^^)?