街自体が世界遺産・フェズの街並を高いところから撮るとこんな感じ。
アップ!
ほらものすごい密集っぷりでしょう!
そうそう、①で書いた世界遺産、ボルビリスのモザイクに水をかけた部分(笑)。
ほらキレイに浮かびあがるよね確かに!
マクドナルドのPOP。ハラール認証ですね。マックはちょっと栄えた街だとある…けど、たぶん国内で10カ所あるかどうかっていうくらいではなかろうか(想像)?お腹いっぱいでトライできなかったのは残念!
スターバックスも最近、(その当時)出来たという1店舗@マラケシュ。特段、変わったご当地メニュー的なのはなかったような気がします(ちゃんとアルファベット表記もあるので大丈夫)。
ほぼほぼ、食事の時に飲むのはミントたっぷりのミントティーです。砂糖もがっつり入れて甘いのがベーシック。ただ最近、モロッコでも糖尿病が社会問題とかで、甘くしなくなってきてるような話も聞いた。ワタシも出来る限り、砂糖はNOでお願いして飲んでました。さっぱりするので、口腔衛生的なところも担ってるんじゃないでしょうかね、昔からの。
さてさてフェズという街から、今度は山越え→サハラ砂漠へと向かう行程でした。バスで半日近く移動。
雪はあるし、野生なんだか家畜なんだかよく分からない動物の集団とよく出くわす。かなりのデンジャラス山道で、ヤバいかも、って実は何度か思いました(笑)。
でも色がとことん美しいんですよね。土の色と、雪の白が時おり見えて、そして空の青。
サハラ砂漠に近い街・エルフードからは地元の方の4WDで砂漠を走るんだぜ〜ワイルドだろ〜!しかし運転が荒いのか砂漠の道がそうなのか、ゴツン!と頭が車にたびたびぶつかる(爆)!
もう見渡す限り砂地が広がっていて、もちろん道路とか標識もないんで、何を目印に運転してるんだろうとマジでその運転にビビります。ホントに、写真とか撮ったところで「なんだこれ?」って絵ヅラですから。それっくらい、だだっ広いただの砂地が広がってました。
この砂漠の向こうにはアルジェリアが。想像するともう面白すぎる!どうなってんの国境は?とか。でも、そんな線引きとかもたぶん、大したことではないんですよね、きっと。
さらさらした砂に書いた落書きは、ほんの数分で、また何もなかったように波を打ったような砂地に戻る。
風はいったいどこから吹いてくるんだろう。
風をめいっぱい感じながら、感じたことのない疑問がわき上がる。そして何となく、この砂漠から風が生まれてるような、そんな気がした。
砂漠の中でこの日は1泊。いちおうホテルだけど、お湯の出は悪いし電気も暗い。でもこれくらいでいいのかもしれない、普段が贅沢しすぎなのかもしれない、とも思った。ちょっと寒くなってきたけど当然、暖房とかもないので布団にくるまって、持ってきた本・アルケミストを読む。何度めか、もはや分からないけど、砂漠の真ん中でこの本を読めたことがとても幸せだった☆