あっという間でしたー…
でも…
思いだしながら、余韻を噛みしめたい…
今年は9月21日(月・祝)・5連休のシルバーウイークど真ん中の開催となりました。おとなり宮城では嵐のコンサートが行われていて盛岡の宿の争奪戦も過去まれにみるものだったと聞きます。
朝、7時半前くらいにワタシは盛岡城跡公園の会場入り。で、このお客さん…(って、写真では分からないかもしれないけど)
昨年もワタシの入りより早い方はいましたが、そんなものではなかった。今年は朝からあり得ない人出となりました。
こちら、盛岡城跡公園内のAZUMAYAステージ。
今年は会場内にオレンジのカーペットが敷かれていましたが、ここが通路となりました。込み合った公園内で万が一のことがあった時には絶対すぐに通れる道として確保しておくのもあるし、そもそも公園だけが会場というわけではないので、移動の導線としても必要なものでした。
本当に、会場のお客さんは守ってくれていたと思う。ありがとうございます。また、これはフェス好きなお客さんに言われたのだけど、「こんなにいっぱいの人の中で、車いすの方がカーペットの上を通って移動してるの見て、なんか感動しました」と。そうなんです、いろんな方が楽しまなくちゃいけないのです、いしがきミュージックフェスティバルというフェスは(^^)
こちらは同じく、盛岡城跡公園・ISHIGAKIステージ袖から見た風景。おや、こんなところにフラカンステッカーが…(爆)!!!
と、いうことで。盛岡城跡公園には2つのステージがあって、このステージで交互に演奏が行われていきます☆
お天気に恵まれた1日でした。熱中症とみられる方も出てしまいましたが、楽しみたい気持ちは分かるのだけど、自分の身体の管理を最優先でお願いしますね!熱中症になってしまってからでは楽しめませんから!
すべてのライブが終わって、1時間くらい経った頃かな。普段は、盛岡市民の皆さんが愛する公園。少しでも早く、いつも通りの公園に戻すべく作業は進んでいきます。
前に書きましたが、今年のいしがき~は2キロ痩せる思い(笑)で、とにかく会場を見続けていたのでライブは本当に見られていないんです。ステージの袖にいたりするワタシを見かけた方もいるかもしれないけど、残念ながらライブの記憶はほとんどない。スタッフはそんなものです。
でも、でも。Ken Yokoyamaはやっぱり最高だったなぁ。ケンバンド直前のアナウンス後に袖に戻ったらスタンバイしてる健さんが「おーい!!」って手を差し出す。なんか、カッコいいっす。健さんって緊張とかする時あるのかな?笑。I won’t turn off my radio、この曲の仮タイトルが「盛岡」だったなんてね。もういろんなこと蘇って、これまでのこと、震災のこと、いしがきのこと、去年ケセンで見たケンバンド、もうぐちゃぐちゃになって涙が止まらなくなりました。
健さんはいつの間にか、ワタシにとってもヒーローになっちゃったよ☆
マンウィズのステージに飛び入りするTAKUMAさん(10-FEET)、10-FEETのステージはその逆が起こり。夢のよう。LOST IN TIMEは「30」という曲がセットリストに入っていて嬉しかったな。いい曲だ、やっぱし。そしてこの日のMVPはある意味ロストだなぁ、ワタシにとっては。村松(徳一)くんがどんどんライブのレベルを上げているのも分かったし、ニートビーツはもういなくちゃいけないバンドだって分かったし。
出演者、全ては書ききれてないけど、そんな中で、個人的にいちばん持ってかれたのは、SAでした。この先、ちゃんと普通にライブを見てから、いろいろ書きたいと思っています☆
いしがき~、明けて翌日の風景。
ねっ、色がついてきてる公園の風景☆
今年は全部で10ステージ。その全てのステージとして大トリを飾ったのは、HAWAIIAN6でした。
あたりは陽も暗くなって、18:15~からのライブ。ハワイアンは、確かに緊張していたのだなぁ、と今になって思います。
今年の、今の、ハワイアンを見せたいんだ、という、クラブチェンジ・黒沼の思いが一気に伝わった。ステージにハワイアンが登場した時に、あぁ、これだな、この空気の流れなんだな、って思った。
そしてその時の、あの歓声がすべて。
どのアーティストだって登場した時には歓声が上がるけど、ハワイアンの歓声は別格だったよ。
この声を聞いて、やっぱり、いしがき~だな、って。ホッとした自分がいました。
いしがき~というものを楽しみにしている方の声。特定のアーティストが好きでいらしてくださるのもそれはそれで嬉しいことだけど、「いしがきミュージックフェスティバル」というフェスを愛してくれている、ふつうの市民やお客さんの声があの時は別格で、響いたと思ってる。
これだよ、うん、これだよ!!!
ハワイアンしか、今年の大トリは考えられないな、って。素直に思ったし、実際、自然とそんな言葉が出ているステージ袖でした。
すごく手前味噌かもしれないけど、こうして。「よかったなぁ」って、終わっていくんです、毎年。
「来年が(いしがき~)10周年でしょ!?来年も呼ばれなくても、ケンバンドは来るから!」を筆頭に…MCでもすでに、いろんなアーティストが「来年」やら「今後」の話をしてくれた。
でも。まだ今は分かりません。この先のことは。だけど、ハワイアンがライブ中に言っていた言葉に尽きるなぁ、って思う。
「昔‘は’すごかったんだよ、じゃなくって、昔‘から’すごかったんだよ、っていうフェスじゃなくっちゃダメだよ、いしがき、は!この違い、分かるかなぁ!」
…あんましライブ見てないつもりでも、いろいろ思い出してくるね。いしがき~はやっぱりすごいフェスです。ここでしか聞けないMC、多すぎるもの。ここでしか見られないこと、多すぎるもの。そしてやっぱり、ここでも改めて思うのです。
『続けることのたいせつさ。続けることのむずかしさ。』