STANCE PUNKS（スタパン）が2000年にスタートしたイベントが『ロックの日』。6月9日はその語呂からロックの日だ〜なんてみんな言うけど、「ロックの日」で検索するとまず、スタパンのこのイベントにヒットする。すごいなあ。
スタパンがこのイベントを始めた思いを、是非コチラから読んでもらいたいです。いろんなことが書いてあるけれど、ワタシはやっぱり「ライブハウスが素敵な場所だと知ってほしい」という思いのもと、そのために開催を‘無料で’続けているところが、本当に素晴らしいと思うんだ。
せっかくメガマサヒデが2ステージで、今回こそは見るつもりだったんだけど…無念ながらそこには間に合わず。泣。
LOST IN TIMEは、‘いま’、まさに現在がとってもいい。抜群にいい！歌い始めた瞬間はステージから離れたところにワタシ、いたんだけど、海北さんの声が聞こえてきた瞬間、耳が震える…こんなことあるのかな？そもそもこんな表現あるのかな（笑）？でも、耳から引っ張られるようにステージに行ったよ。声がやさしくなったように思う、それはリリースになったばかりのアルバム・『DOORS』を聞いた時にも思ったんだけれど。
新しいアルバムの一曲目、きのうはこの曲も聞けたし、アルバムの中でとっても響く「燈る街」も聞けた。
あの日まで 当たり前だと思ってた あの日まで 平凡が大嫌いだった だけどどうだろう 何気ない様な日々が こんなに大切で 愛おしかったなんて
…そんな‘あの日’は、本当に突然訪れるから。これはこの前の震災といった天災もそうだし、突然、大切な人や身内がいなくなったり。きっとその時にならないと気づかないんだし、でも、そういうことを思いながらいつも不安に生きるのも違うし。でも、でも、こういうことは起こるし、そして、最終的にこの歌は、まさにロストっぽく、背中を軽くぽんぽん、と叩いて「そばにいるよ」「大丈夫だよ」と歌ってくれているかのような、そんな歌になってるんだ☆
スタパンと言えば！の、おん歳60を超えてますます元気！るりこママ（真ん中）！そして右は、「ちえさん！たかしです！」と声をかけてきた…あぁ、あぁ！今年冬に、盛岡のライブハウス・fiveで会ったねぇ！え！？岩手から来たの！？「仕事終わらせて、新幹線、飛び乗って来ちゃいました！」…大好きだ、こういうの、大好きだ！！！
スタパンは、ライブが始まってしまえば、もうそれまでのこと（スタートまで時間がかかりすぎ！とか）なんかどうでもいいくらい、いいライブを見せてくれた。やっぱり思う、スタパンは「ブレない」人たちだなぁ、って。そしてワタシも、『アイワナビー』を聞いてうるっとしてるうちは、まだまだ大丈夫だぞ、って思った（意味分かんなくていいです）。カッコいいのがミュージシャンでパンクスなのかもしれないけど、スタパンは不器用で、でも不器用ながらも必死に音楽に向き合ってるのが分かるんだよね。それがいつも、ブレない。だからやっぱり好き！
たかしさんが言ってたんだ。
地元の岩手に帰ってから、『いしがきミュージックフェスティバル』を見に行ったんだ…もうただただ、スゲー！！！って。音楽に救われたんです、俺。音楽なかったらどうなってるか、分かんないっす。そして、岩手にいながら、できることをやりたい！って思うようになったっす。
こういうことなんじゃないかな、って思うんだよね。
それが、たとえ年に一回の機会でも。本当にライブとかには行ったりする余裕がなくって、年に一回のその機会を楽しみに生きている方たちがいたりするのなら。たとえそれが数人でもたった一人でも、ワタシはやる意義はあるんだと思う。そしてこの、スタパンのイベント『ロックの日』にも同じことが言えると思うんだよね、まさに。
たかだかそんな、仮に、数人や一人のためになんかイベントはできないよね。それもおっしゃる通り。でも、少なくとも、いしがき〜だったりロックの日に関しては、その「一人」を大切にできて「一人」のことを考えられる人間が、間違いなく運営側にいる、と思うんだ。そしてスタパンというバンドも、目の前にいる「一人」を大切にライブをするバンドだなぁ、なんて。きのうは思ったよ☆
イベント行く前にはFヨコチームと軽メシ（と言いつつちょいっと飲んじゃったけどね。このメンツじゃ仕方ない！）！
ベイホールの最寄り駅に着いた時。マリンタワーはきのうも綺麗☆
さーて今日はいいお休みになりそうだ。月曜も行ったけど今日もボルダリングに行っちゃおう、そして温泉施設に行こう。スタパンに気力もらった今日、すすめ、あたし♪