何もない地平線の上から

時間の経過と共についてくるものっていうのは確実にあるんですね。努力をしたり何かにトライしていたり頑張っていたりすれば、仮に自分は気づかなかったりしても、周りが気づく時があるんだなぁ、って思った。

きっと今はがむしゃらにライブを続けている時で、自分たちが成長していることには彼ら自身は気づいていないんじゃないかな、という気が、勝手にした。前にライブを見たのがもう半年近くマエという事実にも驚愕だけど、この見ない間に彼らが培ってきたものは、相当大きいな、って。まだまだ若くて吸収が早いからなのか、彼らのセンスなんだろうか、分からないけれど、時間というものは裏切らなものだなぁ、と実感させられたのであります。

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SWANKY DOGS、岩手・盛岡在住の3人組。東京でのライブ。今年2月、新しい音源をリリースしてからどっぷりライブ活動を続けてる。ライブができるところがあればどこへでも、全国いまはいろんなところにとにかく行っている。これだって、簡単にできることではない。バンドだったら当たり前、って言うかもしれないけど、決して「当たり前」ではない。そして、そういう場を踏んでいることが確実に、半年前にワタシが見たSWANKY DOGSの姿とは違ってた…ベース・さとしくんの表情だけ見てもそれを語ってた。ドラム・かいとくんはずいぶんたくましくなってた。こういうジャンルに「たくましさ」はいらないような気がするイメージだけど、彼がたくましくなったことで、バンドがずいぶん「バンドとしてどっしり」してた。やっぱりドラムは要。そして、この2人は見る度、いい意味で変わっていることにとても驚く。

そしてさんざん「風が吹く」と言ってきた、ギターボーカルのホラグチ。ホラグチはまだもう二倍努力が必要だな(笑)!もちろんホラグチもものすごく「ボーカリスト然」となってきてる。けど、本人にも言うんだけど、MCがもうちょっと!というか、MCでソンしちゃってるところがあるかな、って気がするんだよね。だからって「しゃべらないバンド」って感じで行けるか、って言うとそうでもないと思うしなぁ…ま、これこそは若さだから、いいのいいの、これから、で!もっともっと、ライブというリアルな場で磨いてくれればいい時期だと思う(^^)♪

「何もない地平線の上から」…SWANKY DOGS、最新アルバムのタイトル。何もなかったところからスタートしてるのであれば、今はずいぶんいろんなことを蓄積しているよね、ざっくりとした表現だけども。
あぁ、本当に楽しみだよ、今後も!彼らのことを心からそう思ったし、努力していることはやっぱりちゃんと血となり肉となっているんだなぁというのを、ライブを通して見せてもらった。バンドだけじゃない、きっとどんなことだって、きっとそうなんじゃないか、と。ワタシは信じたい☆

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久しぶりに渋谷で時間があったので、ライブ前に一杯。大将が「食べて!」と出してくれたハツ。串焼きはいっつも頼むものが決まってる(笑)のでこうして(ちえぞう的)変わりダネを出してくれたんだろうけど、メッチャうまいね!なんで今まで頼んでなかったんだろ?

たまたまそんな早い時間に、たまたまカウンターでASPARAGUSのTシャツを着ている方がいて「お~…」と横目で見ていたら大将が紹介してくれて、横浜を代表するバンドのひとつ・STOMPIN’ BIRDのギターの方でした(笑)!いいなぁこのヨコハマ的ユナイト(アスパラも横浜のバンドだからね)!盛岡のライブハウス・クラブチェンジの話で笑ったりして、いい出会いもあった日でありましたよん♪

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