愛別離苦


きのうは祖母のお葬式でした。
身内に何かあるというのは大人になってから初めてのことで、
この数日は何がなんだか、追われるようにあれやこれやと。
一年分の涙は流したように思います。
3年前の春・シアトルに旅行に行く10日ほど前。
山菜採りに出かけたばーちゃん遭難。見つからないまま丸二晩を過ごし。さすがにもうダメだと思った三日目。
無事に見つかり病院に搬送される姿は全国ニュースでも報じられ…(←ワタシも内緒にしてた事実ですが)…
モチロン旅行はキャンセル。無事とは言え、たくさんの方の協力で見つけていただいたわけだしさ。
そのときはしきりに「悪かったなぁ~」と謝っていたものの…
喉元過ぎれば熱さ忘れる、と言うのか。それからも懲りずに山に行き続けた(笑)。ゲンキなばーちゃんでした。
さらに!
家族も知らなかったことなのですが。この遭難事件は「三回目」…前にも、消防団などの方の助けを借りて救出されたことが二度…われわれ身内にバレないようにとしてたらしい。
好きなことをとことん。
ただ、周りの人への気遣いというか、を、忘れない人だった。のびのび生きてるんだけど、それは自分を囲む全ての人の力があるからだとものすごく思ってた人。
ばーちゃんのおかげで気づいたことがいくつかある。
ありがとうばーちゃん。でもまだ「体に気をつけろよ~」って大きく手を振って言ってくれそうな気がしてならないけど。
そんなきのうは私の誕生日でした。
皆さまメールありがとう。そして、おじさんおばさんZOさん古賀氏ノムラてっちゃんサッキー黒沼さん。アナタたちは本当にバカな、でもワタシの自慢の友達たちです。
ずいぶん前から準備してくれたケーキの写真はチョコレートでできた特注。プレゼントは欲求不満解消にと男性のヌードトランプ…悲しかった日に爆笑泣きを我々親族にくれました。
ばーちゃんも、笑ってるワタシたちの生活を望んでるに違いないよ。そうだよねっ。

This entry was posted in From ケータイ. Bookmark the permalink.

Comments are closed.