2012.10.23 漆のヌシは「塗師」と書く 田代淳

 

 (写真右・田代さん/左・ひめくり店主、みぽさん)

今回、インタビューをさせていただいた場所はコチラ⇨ひめくり(盛岡・上の橋)

*10/23まで、てくり別冊『いわてのうるし』発行記念「いわてのうるしとめし碗展」開催中♪

*****田代 淳(たしろ じゅん)*****

2010年から盛岡に在住し塗師として活動。また、漆器作家として全国で漆継ぎ・金継ぎ教室なども行う。

2012年10月、まちの編集室から発売になった「いわてのうるし」という本があります。

この本にも田代さんは登場されているのですが、いかに、漆器というものが手間と時間をかけて出来上がっているのかというのがとても良く分かり、大変面白い本なのと、「岩手は漆器の一大産地ではないし、伝統産業として漆器をつくり続けてきたわけではないが、確かなのは、岩手には‘オールいわて’の漆器を生み、受け取ることができる類い稀な地場の力がある(「いわてのうるし」から一部抜粋引用)」という部分に、そんな岩手に対して、ものすごい誇りのようなものが湧いて来たのです。

これは田代さんに会いたい!お話を聞かなくちゃ!ということで、「ちえちゃんねる」ご登場いただきました☆

漆は決して扱いが面倒でもなく、毎日使ってこそ良さが出てくるものであること。塗り直しをしてもらって、長く長く、使うことができるということ。そして何より、これだけの手間と人の手がかかっているものであって、人のぬくもりがある「モノ」だし、決して‘値段が高い’というものではないということ。

是非、こちらの本と併せて、田代さんのお話にも耳を傾けてみてください。

生活だけでなく心も、すこーし豊かになるのはちっとも難しいことではない、と、思えるヒントが。あると思います☆

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