次見に行くライブは令和初か!

なんかもういちいち疲れますが世間がそんな感じなので引き続き便乗した表現をしよう。ということで平成最後のライブ、平成最後の野音は雨!

定刻きっちりにスタートしたSaucy Dogのライブ。自身にとっても初めての野音だけど、お客さんにとってもサウシーライブが初めてという方もいれば、野音そのものが初めてという方もいっぱい!立ち見席までいっぱいなお客さんに囲まれて、次の音楽シーンを確実に担っていく世代の先頭に立つ(とわたしの中では思ってる!)彼らが、とっても素晴らしいライブを見せてくれました。

日本語の表現がじんわりとあったかくってリアルなんだよね。歌を聴きながら情景がちゃんと見えるようなメロディの乗せ方も素晴らしいと思う。大人が聞いてもほろっとするポイントがいっぱいある、そんなバンド。バンドとしての3人の音のバランスもとても素晴らしい。スタート前にこぶしを3人ぶつけて始めたり、ドラムのカウントとかもマイクに乗せて演奏に入ったり。なんか、学祭でのバンドを見ているようだけど音が鳴り始めるともう演奏のレベルは学祭なんて言葉が失礼なほど。そのギャップもとても良い!

ボーカル&ギターの石原さんが、年末の幕張でdustboxのあとだったんだよね、ライブが(確か)。で、duxtboxが本当に大好きで実はそんなバンドをやりたいと思ったんだけど、自分の声もそうだし見た目もメロコアではないな、と。そんなMCをしていて「意外だなー!」と正直思ったのだけど、初めてワンマンでサウシーを見て(これまでフェスでしか見たことなかったの)、あーdustbox好きなの分かるわ!っていうエモーショナルさがライブを通して感じられました。初夏にクリープハイプやビーバーと対バンするそうですが(間違いないいい対バン!)、こうした歌ものロックだけでないバンドと今後、対バンしても絶対に面白くなる予感がします(^^)

かと思えば、3人のMCもぽや〜んとしててなんだかほのぼのしちゃうんだよね。笑。そういえばこの前ゲストにお迎えした、現在はフラッドのギタリスト・アオキテツさんが一時期サウシーで弾いてたこともあるというお話を聞いて「えー!」と思ったのだけど、それも分かる!って思った。それくらい、ワンマンで見てサウシーの音楽性が、わたしの中で勝手にイメージングされていたんだなと。かなりハードめな曲もガンガン行けそうで、アオキさんが関わっていた時があるというお話も今やストンと腑に落ちます。

ちなみにベースの秋澤さんはあまりMCしてませんでしたが、「13年前に、野音のライブがあったアーティストに救われて今の自分がいる。こうして13年経って今、同じステージに立てているのを嬉しく思う」といったMCをぽろっとしていて。終演後、本人に聞いてみたら、

「そうですよね、(誰か)言えば良かったですよね。フジファブリックです」

そうか…なんかこれまた、腑に落ちた☆

雨の野音ライブは伝説になるって誰が言ってたんだっけ。でもこの言葉は正しいと思うし、この日もカッパが手放せないライブになったけれど、とってもとっても、素晴らしい平成最後の雨の野音でのライブ、忘れることはないでしょう(^^)

GW前。六本木のEXシアターで忘れらんねえよ×キュウソネコカミも見に行きました♪

これがまたパンチのありすぎる対バンでして(爆)。2組ともバンドなんですが、こんなに笑ってしまったライブって過去にありましたかね?ってくらい笑ってました!

まず前説。男性の芸人さん?が喋ってる前説がすでに面白い。お笑いとかの面白さでなく、よく噛むし日本語がおかしいし、お客さんも(その方に向かって)「がんばれー!」みたいな雰囲気から、なんかもう会場みんなの一体感を作っちゃったんだよね!あれ、すっごい良かったなぁ!ジャンル的にわたしが目指せるところではないけど、なんかすっごく良かった(^^)

まずキュウソからでしたが、相変わらず炸裂してました…イロモノバンドみたいな扱いとして残っていくかなぁと思っていたところがあるのですが(すみません)、バンドとしてのレベルもすごいですね(今更かよ!)。まずはそれを再認識できました。お客さんの中に飛び込んで行くときにちゃんと靴を拭いてから行く(爆!)アーティストを初めて見ました!ところでラストの方でトシロウ神のことを歌った曲(確かタイトルもまんまのTOSHI-LOWさん)の時、ステージで紙パックの飲料を飲んで放り投げたのですが、あれ、未確認(というかよく見えなかった)ですが『鬼ころし』ですかね…?いちいち芸が細かい(爆)!!!

キュウソ、そして久々に見た忘れらんねえよはタイプが近いかなと個人的には思いますが。コミックバンドとは違う面白さがあるけどライブはちゃんとロックなライブをしてる、今やもう彼らは定着はしていてもこれまであまりいなかったタイプのバンドなのかもしれないなぁ、と感じました。ところで忘れ〜さんはメンバーが柴田さんだけなんですね!でも一人バンドとしても(サポート入れる形で)成立するバンドですよね。なんというか、はちゃめちゃなギターボーカルをちゃんとサポートできる方がいればOK!みたいな。ワンマンと捉えて欲しくはないのですが、むしろ柴田さんの中で「バンドとしてやりたいこと」がかなり見えていると思うので、それをちゃんとライブでサポートしてくれれば良し!みたいなバンドだと思うんですよね。

さらに柴田さん、面白いもん。チャットモンチーのえっちゃんに会えたってお話も爆笑でした。そう、好きすぎると「いいです」って遠慮しちゃう部分ってある、ある(話を端折ってすみません)!

それとキュウソとは因縁があるって話にも爆笑でした。もともと『メガシャキ』のCMソングは忘れ〜にほぼ決まってたというエピソード…(なぜポシャったかはここには書くまい)、忘れらんねえよならぬ「寝らんねえよ」だったっけ?「眠くなんねえよ」だったっけ?サビの歌詞のそんな文言は忘れましたが、決まりかけたCMソングを演ってくれたのも貴重!ってなライブでした(ちなみにそのCMソングもアリな感じだった…)。

ちなみにこの日はキュウソのセイヤさんがお誕生日。ということでメガシャキのパックをステージでプレゼントしたり、たびたび柴田さんとセイヤさんの愛の確認(チュー♡)が見られたりとおなかいっぱいのライブでございました🎶

そうそう。このライブも良かったんですわー(^^)

ゲストの夜ダンは演奏のテクニックがずば抜けて上がってますね。ドラムの方の面白さも増している(笑)!米田さんがネクタイをシュッとはずすあの姿も変わらず(きゅん)♡音のおしゃれ感、バンドメンバーのルックスだけで攻めない感じもいいっすな。しかし代官山へ向けられていた敵意(笑)、もうMCも面白かった!

そんでアラスカね。約半年前に見た時とは、まったく、まったく違うバンドの姿になっていましたよ。音楽に、ライブに向かう姿勢、何もかも違う。ここに何も書く必要なんてない、ただこれからのアラスカが楽しみだし、夢だというゼップツアーだって早々に叶う気がしてきた。それはこの1曲(まだ発売されていない)で、この1曲のもつ説得力とライブ力。これから見続けますよ、アラスカ!

ボーカル・ヒジカタくんとライブ後に会った。

「あんなことあったら、もう、がんばるしかないっすよね。やるしかないっすよね」

静かに語りつつみなぎる意思がこれでもかというくらい強く伝わった。そう、本当にそうだよね!

あんなこと、は察していただけたら。人の命が終わるということを。それはわたしたち、今は生ある者だって、いつかは。

会場を出て。アラスカの音楽をCDショップで見つけて、音楽業界に入ったカワユス女子と1杯。こういう若い子たちと話すことはすごい試金石で、自分が話を聞けなくなったら終わりだと思ってる。そんな彼女にはお世話になりっぱなし、なんかもう娘みたいな存在ですわ(笑)^^

そうだよなぁ、アラスカだって一人の女の子の人生を変えてるんだもんなぁ。うんうん。うんうん!

This entry was posted in NO MUSIC,NO MY LIFE♪. Bookmark the permalink.

Comments are closed.