ハロー、ハロウィン。

秋晴れの良いお天気が続いております。

昨日はレコード会社のユニバーサルへとお邪魔する前に、近くのスタバでひなたぼっこしながらブレイク。陽射しが暑いと感じるほどでしたが、冬が苦手なわたしにとってはこの陽射しも恋しく思う季節がもうすぐやって来るのですな。ふう。

そのスタバは、20年以上前からその場所に変わらずあります。わたしが原宿・vacuum recordsで働いていた時から。あの時の景色を思い出したり、原宿を歩く人を眺めながら、良いリフレッシュになったひとときでした。

さて、もうすぐハロウィンなんですね。昨日、渋谷を歩いたら名探偵コナンが“ハロウィンは家で楽しもう!”みたいに呼びかけているのぼりがちらほら。

いよいよなくなってしまうお台場のZEPPでキュウソネコカミ×Saucy Dogの対バンを見てきました。行く度に、今日がラストのZEPPだろうかと思う。し、そもそも初めてZEPPに来たのっていつだろう?って考えるとちょっと記憶がはっきりしないのだよね。でも、ビークルを見たくて、でも東京のライブハウスのしかも大っきいところって不安しかなくて、ひよって2F席を取ってもらった(知り合いにお願いして)のが最初かもなぁ、と思ったりする。大きくてもよく見えるし良い景色だな〜とか思った記憶がある。今調べてみたらオープンって99年なんだね。その頃はわたし、まだ積極的にライブハウスに行ったりしてないもんなぁ。

さてひさびさのサウシーはキュンとしてしまうほど大人になっている3人がいました。着実にバンドを通して大人になっている姿と増しているエモーショナル感に本当にほろっと泣きそうになった。何がどう、とは言えないけど彼らもすごく迷いながら音を鳴らし続けているところを感じるのだよね。それは本当に思春期の学生が誰しも抱える葛藤のようなもので。それがバンドという集合体として1人の人間のように成長している姿に見えて、本当に良いバンドだなぁ、と思う。

今回サウシーはキュウソのツアーのゲスト、ということで主役も久々に見るキュウソでございます。相変わらずハチャメチャでオンリーワンな世界を極めてるなぁというライブでございました。そうそう前説も噛んだりしながらメンバー自身がやるのが◎今までみたいなモッシュ&ダイブの盛り上がりでなくとも、お客さんは今のスタイルでメッチャ楽しんで盛り上がってるのが伝わって、本当に良い景色だった。もちろん今までみたいにモッシュしたりダイブしたりしたい人もいるだろうけど、もしかするとそれが苦手でライブハウスに行けなかった人もいるだろうし、今は色んな意味で色んな人がフラットにライブハウスに音を楽しみに行ける時なのかもしれないとも思ったりする。“楽しくても思いやりとマナーを忘れない”だったかな、そんな文言を書いて壁に貼ってあったのも良かったな、キュウソっぽいというか。ライブハウスの空間は自由であれ、と思う。でも、自由であるのはキュウソが書いてある前提あってこそなんだろうな、ひとりひとり、思いやりがある上で。

どんな世界でも、時代は変わっていることを忘れてはいけない。

追)キュウソのメンバーとも久々にお会いしてきました。今度、雑誌のPlayerで色々と考えてることがあって、という話を伝えたらメッチャ驚いてくれた(笑)。やっぱり楽器が好きな人たちにとってこの雑誌はすごいんだなぁとメンバーのリアクションを通して感じたのであった。

もう2週間前になるのか、横浜に移転したネイキッドロフトのオープニングイベントに行きました。山さん、村松徳一も出る日中の公演なので例によってチャリでGO。

村松徳一は歌う時に良い色気が出てきたなぁと思う。同郷のひいき目ぬきで良くなって来ていると思う、もちろん弾き語りのその歌声も。山さん然り、同じ東北人のひいき目ぬきでギターと友達感が強くなってきて歌う世界も目に見える感じになってきて、とっても良きと思う。このままのびのび歌い続けて欲しいなと思う。

良いものは自然と、良いと思ってもらえる人の輪が広がっていくから。

が、今はそうではなくなったと強く思う。自分にとっても悩ましいところだ。わたし自身はそういう音楽とかアーティストの下支えとしての立場で応援していければ良いって思ってたけど、そのためにはわたし自身も一般的に言う拡散力とかがないといけない世の中になってしまったと強く思う。

つらい。正直、しんどい。

わたし、そんなにネットとか見てるのそもそも好きじゃないもん。好きになれないもん。

って、今は思ってる。今の記録として、今の思いを正直に書くとね。

ネイキッドロフトの道中、横浜駅近くで迷ってしまったのだが迷ったおかげで見つけたこの看板。泣ける。

若手4バンドの対バンにも行って来ました。カネヨリマサル、機材のトラブルがあったのが相当悔しそうだったけど、それでもライブの時間は進んでいく中で必死だったのがとってもグッと来ました、良かったです。アイビーカラーも同様にトラブルがあって、アコギ演奏なしでのセットリストに急遽変更してたけど、ライブはそういうトラブルがあったりするのが面白かったりするし(演者にとっては不服だとしても)、そこをどう乗り越えて見せるか、というのを乗り越えてバンドは大きくなっていくのだと思う。ammoもヤユヨも初めて見たけど皆、良かった。若いって本当に武器、若い時にはわからないけどそれは武器だからそのままどんどん進んで欲しいと思う。大丈夫、迷う必要なんかないしそのまんまやりたいようにやって良いよ、って言ってあげたい。

「ちえさん!」って言われてこんな場所で会うのはどなただ?と思ったらマカロニえんぴつマネージャー氏だった(笑)。若いバンドの現場で会う人は信頼できる、とこの日思った。ヤユヨとマネージメントが同じとは言えど。笑

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