2018年8月5日(晴)→(大雨)

大槌・ありがとうロックフェスティバルから今日で1週間。

今年は大槌に前乗りさせてもらいました。ずーっと晴れのお天気が続いていたようで、前日も雨はなかったのですが…

ありフェス当日は雨。やっぱり、ありフェス!笑

今年はこれまでの会場の港湾地区が復興工事のピークを迎えているとのことで、大槌町の公民館をお借りしての開催。

この公民館、そして隣り合う体育館は。震災があって、大槌の皆さんの避難所でもあり遺体の安置所にもなった場所です。

奇しくもこういう場所を借りての開催というのは。いろいろなことを考えさせられる。

ちなみにこちらの写真は新しく作られた大槌町の役場です。町長をも犠牲になってしまった旧役場も今は建物が残っていますが、こちらも今まさに今後も残していくのか解体するのか、という議論の真っ只中だと言います。

ということでこちらの新しい役場を左手に、坂を登って公民館へ!

ひとしきり登りきったところで一枚。大槌の街並み。写真じゃ分からないですね、海との距離感だったり街が作られてきている様子も。

この場所に避難して、海からすごい水やらなんやらが押し寄せてきたのを想像すると、震えます。

入り口、とうちゃーく🎶

表記にシビれます!!!

今年のタイムテーブル!

例年の2ステージから、今年は1ステージに。残念ながら雨ですが、ライブは公民館の建物内での開催なので、雨を気にせずライブを楽しめるのはある意味、今年はこの会場になって良かったのかもしれません。

で、初っ端、佐々木龍大と井戸の月→RAgARと、岩手のアーティストを立て続けに前のめりでライブを見る!

お疲れー!の、みんなでパチ(RAgARのショウくんだけいないけど)!

いやぁ、素晴らしいです。岩手は至宝のアーティストがごろごろいるなぁと。まずは龍大くんのほう。新しい体制になって初めて、しっかりライブ見ました。何というか、音楽的な高みに到達したなぁと唸らざるを得ませんでした。そして「フジロックで見たい!」と思ったし、ついそれを本人たちにも言ってしまったのだけど、「なんか、すごい今‘手応えがあるんだよね’」と。この手応えがきっといろんないい方向に変わっていくだろう、焦ったりこうしたいと向かっていくよりも、その手応えを信じて続けていることが大事なのだろう、と。

いいものはきっと伝わっていく。時間がかかろうとも。彼らの音楽が伝わっていくことをわたしも信じたい。だって今回のリリースになったばかりのアルバムは、コレクターズの音などを手がけている佐藤ヒロユキさんが作ってくれているのだ!そんな人を動かしてしまう音を鳴らしているというだけでも説得力が十二分に、ある。

RAgARはこの日がお披露目の、SHOW441のギターボーカル+照井仁(写真/真ん中)のドラム。仁さんは今や盛岡在住ながらPULLING TEETHのドラマーですからね(すごすぎ!)。そんな2人のセッションはまさにその場限りの‘THE・セッション’だなぁと。リハとか必要ないというか、リハ通りなんてやれない人たちですよね。ショウくんのことは散々このブログで褒めてる(笑)ので置いといて、やっぱり仁さんがすげードラマーだなぁと思った!!!よくショウくんの思いつきのようなグルーブについていけるなぁ、と!ちょっとこの2人の今後の活動も、目が離せませんわよ。ちらっとブランキーとかカバーしたりするのもたまらんからね、この2人の手にかかると🎶

ちなみにこの日は龍大くん(写真/前の右)といろんな話ができて、本当に本当に良かった。龍大くんが「我々は、‘出口みたいなもの’なのかもね」と言っていた話が印象的です。この意味は、いつか放送なのか何らかを通して、お話しできる時がくるような気がします☆

(ちなみに龍大くんの腕は、タトゥーとかではありません。染物をしている人でもあるので、腕が藍色なのです)

そんな龍大くんと、盛岡・いしがきミュージックフェス運営委員長の元ちゃんツーショット。

今回、初めて聞いたんですが、ありフェスの開催にあたっては震災後。いしがきミュージックフェスが2011年の開催時に、大槌で「前夜祭」なるものを開催してるんですね。以下、不正確な情報と認識があるかと思いますが(というのもわたしは行っていないから)、いしがき〜出演アーティストの中から複数のアーティストが前の日?に開催されたこちらに出演されているわけで、例えばロストインタイムなんかも「ここで演奏できたことが今も大きい」なんて話をしてくれるわけです。

その場で。大槌在住の、今、ありフェスをやっている実行委員たちが。スタッフに声をかけたという話を初めて聞きました。

「自分たちも、大槌で音楽フェスをやりたいと思っています。フェスって、どうやってやればいいんでしょうか?」

…そうして2012年に始まった、大槌でのフェス。今年が、7回目。

MCのサッキー&実行委員長のしげおさん。ライブ会場でこの2人に茶々入れる形で、わたしもマイク持たせてもらいました🎶

本当は、外の飲食ブース&飲食できるテント前にこういったブースがありまして、こちらの場所で『神出鬼没のチエタイム』が催されるはずでした…そのため、ひそかに個人練習したりSディレクターとスタジオ入ったり(爆)して練習してきたんですけども…

無情の雨というのか。一瞬、降り止んだんですが、やっぱり雨…泣

Sディレクター(&他、出演予定だった方々)と、「来年に向けてもっと精進しろってことだよね!」と乾杯しました(^^)

ということで、来年まで。持ち越させてください。そして来年はさらにショーアップできるように練習をしておきたいと思います!!!おっしゃ!!!

あと、『海山』とのコラボメニューも来年は必ずやります。海山スタッフをパチ☆

去年、売り切れで食べられなかった熊本のタイピーエン(どんな漢字だっけ?)、初めて食べられた!!!

そう、なぜ「タイピーエン」が食べられるかと言いますと!

熊本や大分から出店しているブースがいくつもあるのも、ありフェスの面白いところ!タイマーズのおじさまたちは九州のすご腕バーテンダー様です。追って紹介します🎶

ちゃーんと、繋がっているんです。大きな震災を、乗り越えて!

SAも怒髪天も、この会場で見られて良かった!というライブでした。大槌への「愛」のようなものがライブを通して伝わる。なぜそんなライブになるのかというと、やっぱり「人」なのだなぁ、と。人と人の付き合いが、ステージに出ているのだなぁ、と。

そんな中。今年、初登場したTHE THROTTLEのライブには号泣してしまいました。素晴らしかった、高岩遼。SANABAGUN.としての活動の方が今は大きいかもしれませんが、初めて見るスロットル、そこでの高岩遼。彼のミュージシャンとしての存在感は、圧倒的で本当に他も蹴散らしてしまう(表現は悪いけども)ほどの勢いがある。仮にわたしが何らかをする必要なんて皆無、なぜなら彼が率いるバンドは飛び抜ける、自分たちの力で。

ライブの終盤、ステージから降りてパフォーマンス、そしてわたしの目の前で、手を差し出す高岩遼。そういうところも、ニクい。ライブや言動は派手で大胆だけど、恩や感謝を忘れない男。

岩手の宮古出身。今年、ありフェスに出演してもらって、絶対に良かったと思う!!!

撮影オッケーな大槌の子供たちの太鼓。これがまた素ん晴らしいのよ!!!

これからの、大槌の未来を担っていく子供たち。元気で笑顔あふれる様子に目を細める大人多数。そして和太鼓習いたいな〜と初めて思ったオレっち(ホントに)🎶

会場で会えた皆様ありがとー(^^)らぶ♡♡♡

らぶ♡♡♡

もう本当に本当に嬉しいの、こういうの!!!オバちゃんまだまだ頑張りまっす!!!

MCのサッキーと自撮り。お疲れっした!!!

この後、みんなとのお疲れさん会に混ざりたかったんだけどな…この気持ちは、来年にリベンジで!!!

福島・騎馬武者ロックフェスチーム号に乗って帰路についた(お世話様でした^^!!!)。帰りも大雨で、本当にひどい雨だったな、車での道中含めて全て、今年のありフェス、忘れないだろうな。

きのうのブログで書いたロットンと同じように、実は、チームありフェスともお会いした時に「たぶんあんまりタイプ的に合わないだろうな」と思ったんです、食事会というか飲み会も途中で帰った人なんです、わたし。2012年のことですね。ちゃんと覚えてます。

わたしの「人」に対する第一印象って、本当に当てにならない。笑

今回、大槌でいろんなことがありました。続きは追って書きますね。ひとまず間違いないこととしては、来年もありフェスは参加です(^^)🎶

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