ローカルバンドの最高傑作、いざ!!!

この前の番組でもお話ししたんですが(文化放送『music with you!』←こちらに放送後記を書いてます!)、今月はあまりの猛暑っぷりにライブを2つもキャンセルしてるんです。暑くてこんなのは初めてですよね、理由が「暑いから」って!そんでもって本日は楽しみにしていたSHISHAMOの等々力競技場コンサートが台風で中止…もうですね、忘れられないですね、今年は。外を見れば強い風と大きな雨粒が落ちているなう、でございます。

先週の土曜なんて、暑くて暑くてひーひー言ってたのにさっ!!!

その前のケセンロックでBRAHMANに「死んだのか?」とMCされた(詳細は略)、雨バンドの双璧の片方がこちらですね!!!

グンマー帝国のオールドルーキー、G-FREAK FACTORYが初めての野音です。アーティスト仲間からの素敵な花に彩られた入り口。そんでもってこの日は雨の心配はゼロでビールの消費も進むが、午後6時のスタートでも買ったビールが一瞬にしてぬるくなる、日が落ちてからもそんな感じ、というとんでもなく暑い日でございました♪

会場に入るなり「おぉお〜!!!」ロットン(グラフティー)のナオキくん。ガッチリ握手。今ツアーの真っ最中だもんね。今回は盛岡でライブ見る!と約束。

そんでビールの列に並ぶや、

「ちえさーん!ケセン行ってましたー!」と声をかけてくださったお二人(涙)!いやんもう嬉しくて自撮り自撮り!そうなの振り返って(ケセンのことは追って書くけど)、今年は自撮りもほとんどできていない。その理由はまた書きますね。

きゃっきゃっきゃとその前の週のケセンについて話すことができる不思議。ここは日比谷だよね?本当に、動いている人は距離を忘れさせるほど動いているし、音楽好きにはそう言う方がとっても多い(あとスポーツもかな?)!また、来年もお会いしましょうね(^^)🎶

定刻をちょっと回ってから始まったライブは、なんだか泣けてきてしまうものでした。暑い中、熱いものが頬をじわっと流れる。自らを「ローカルバンドの最高傑作」と表していたのもよく分かる、今も群馬に在住を貫くけれど、それに対する葛藤だって本人たちは持っている。でも、それでもやはり群馬にいるのだ、いたいのだ。それがジーフリの一つのアイデンティティ。

新曲『カモメとサカナ」についても。どんなインタビューでも語って来なかった、この曲に込められた想いや意味を初めて、ここで喋っていたね。人と向き合うことを大切に思う人たちだからこそ、この‘野音’という場所へ、足を運んでくれた人たちのことを大切にしてるのはこんなことからも現れていると思うな。

この日は広島に運ぶべく土嚢袋を支援物資として集めていて(西日本の豪雨被害のため)、かなりの量が集まっているのを目の当たりにしました。そして彼らは、野音でのライブが終わって関係者へのご挨拶も丁寧に行った後に、群馬へは戻らず車を西に走らせて自分たちで広島へと運んでいました。なんか色んなところにウソがないというか、まっすぐなんだよなぁ。そんなところも、好きなんだよなぁ、ロン毛のあんな見た目なのに(いやそれは失礼か、笑)!

野音にも武道館みたいに守らなくてはいけないルールがある。そんなルールを守らない訳にはいかない、なぜならその時点で次に音楽シーンに場所を貸してもらえることがなくなるから。制限もあるけど、十二分に、出ていたと思う。ジーフリらしい、ジーフリだからこそ、の野音ライブが(^^)ゲストも群馬の方たちが顔を揃えるというね、それがまたなんとも良かったんだな、わたしは🎶

正味2時間ちょっとかな、ジーフリに夢を見させてもらいました。今年の夏の素敵な思い出をありがとう☆

終演後にまだ売店が開いていたので、クールダウンすべくダッシュでビールを買いに行ったら…

初めてです。笑

一気に色んな方々に囲まれました…幡再の活動で会った方、騎馬武者でという方、あとはなんだった、どこだっけ…何にせよ、こんなに「ちえさん!」「ちえぞう!」を言われたのは初めてです、関東では!岩手出身者ゼロですからね(笑)、自撮りじゃ収まらず撮ってもらった1枚。もう本当に幸せでした、これからも音の鳴る場所で会おうぜ!イエイ(^^)ジーフリのおかげだな、本当にありがとう!!!

ジーフリ前日はo-eastへ。「音源では伝わらないものがあるのでライブにぜひ」という寺ちゃん(と呼ぶ某レコード会社の方)の言葉を信じてライブへ。

いやぁ寺ちゃん!良い〜!!!って、思いっきり腕を叩いてしまいましたわ!!

チケットはソールドアウト、満員のお客さんで男性ファンが思った以上に多くって、それでいて、確かに「音源では伝わらない」魅力がライブにありました、THE PINBALLS!

まずMCがとても良い。自分なりの言葉を持ってるボーカルの方だなぁと。満員のお客さんを前に感極まってたのもリアルで、いろんなことをくぐってきながらバンドとしてある今がとてもいい調子で、さらにこの先は上に上にと行くだろう、というのが雰囲気として確実にあった。どう説明とか描写すればいいか分からないけど、「上に行く」というのは直感として伝わるライブだった。1時間半ほどのワンマンライブはとっても濃くって、今このタイミングで見られたのをとても良かったと思う。

彼らはラジオのレギュラーとか持つのも面白いかも、というか、それでさらに伸びるかもしれないなぁとも思う。MC部分が印象として強いけど、バンドとしての音もリズム隊を中心にすごくいい刻みをしてたし、演奏部分も素晴らしくて問題なし!本当にね、CDでは伝わってなかった(汗)。とりあえず、次の音源リリースがたのしみ。なんだっけな、「いっぱい曲は作ってます!」みたいなMCもあったしね♪

おおはたくんの歌に涼を求めに。

パーカッションの方が「ウォータードラム」なるものも持参。波のような音が流れるドラムに不思議な感覚。おおはたくん周りはきっと、音楽玄人が多すぎる。笑。この日はおおはたくん含めて3人のセッションだったけど、本当にいい時間を過ごさせてもらいました。なんというか、人の話し声とかドリンクカウンターのガチャガチャした音とか、どちらかと言えば静かなおおはたサウンドにはうるさいはずなんだけど、不思議とどんな音もミックスされて行く、溶け込んで行く感じがあるのだよね。こんなライブはおおはたくんだけだと改めて思う。

ひとりギターを抱える姿を「メキシコの長老みたい(だったかな?)」と評していたけど、なんかそれもくくっと笑ってしまう。最近のおおはたくんの出で立ちや佇まいは、年齢以上の貫禄が感じられる。でも、それはギターの技だったりあの歌声のせいもあるのかもしれないな、もちろんいい意味でね。年齢以上のものを持っている、と!

あとは時間を忘れさせてくれるなぁ、涼というよりは、時間とか何かしら、全てを忘れさせてくれるような音での空間にいられるから、なんとなく自分が「無」に、音だけを純粋に楽しめるところが素晴らしいのかもしれません。年齢も幅広くお客さんが来て「ヒュー!」とか「イエー!」とかおじさんが喜んでる。アメリカのバーとか(行ったことないけど)はこんな感じなのかもしれないな、そんなところも素晴らしかったです(^^)!

今月はあとこのライブのみ!やっぱり今月はライブ少ない!

ということでケンバンド×難波さんの東京2デイズ、わたしは初日へと!

いつもは難波バンドが先攻なのですが、この日に限っては先攻はケンバンド。そういう意味でもいい時に行けたかなぁと思います。確かにケンバンドが好きな人の方が多いのかな?と思うと難波さんたちが後にはやりずらいと思うけど、この日は難波さんの方が印象強いいいライブを見せてもらったな〜と思っています。お客さんがステージにたっくさん上がるいつもの光景も、zeppという大きな会場で見るとなんかそれだけで感動するというか。

「ケンバンドが空母なら、俺らはボートで乗り込んでるようなもの(だったかな)」と難波さんがMCで言っていたけど、なんか今2人(というかハイスタ3人)の関係もとっても良好なのかなぁと勝手に思わされる感じでした(そして個人的には難波バンドだってボートほど小さいわけがない!笑)。

50歳が見えて来てる中で、今やりたい音楽をそれぞれが正々堂々とそれぞれのバンドでやっている姿はとってもとっても清々しいものがありますね。そしてハイスタも復活してライブをしたりしているのは、なんだかとってもカッコいいなぁと思います。

そもそもこんなジャンルのライブになんか行く人じゃなかったのにね、わたしが。自分が一番おかしいわ!でも生きてるってそういうことなんだなぁと、いろんな出会いに感謝です(^^)

本当にこの日の「パンクロック!パンクロック!」のお客さんの雄叫びはすごかった。数日、耳に残ってましたもん。ハイスタはあってもこの2バンドでのスプリットはこの先あるか分からないもんなぁ、何としても行って良かったです!!!

(あとケンバンドは例によってマイクをお客さんに投げて「好き勝手に歌ってくれ!」をやっていたのですが、お客さんの声ってやっぱり聞こえにくいんというか拾えてないんですよね。プロ仕様のマイクはやっぱり志向性があるので、カラオケなどのマイクと違ってどこが声を拾うスポットなのか分かりづらいのかもしれないなぁ、なんて思ったりもしました。もし今度マイクを拾うことがあった方はぜひ、マイクの先端を自分の口に対して真正面に向ける形・自分の口に対してマイクの角度が90°になるような形で歌ってみてください♪)

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