夢アリーナたかた へ!

一関から気仙沼へ向けて「ポケモントレイン」というのが走っています。そんなわけでいつ行っても一関駅ではピカチュウがお出迎え♡

きゅんきゅん♡♡♡

からーの、陸前高田へ車で向かう。運転手さんが「いやぁしかし、高田は行く度に道路が変わってるんだよね…」の言葉に大きく納得。運転を生業としている方でもそうなんだもん。

そして車窓からの風景はないけれど、そっか一本松の近くを走るのもあぁこの道もあったんだ!ってな感じだったし、前は1月に来たばっかりなんだけどその時よりもちょっと変わってるかも!?とわたしみたいな人でも思うような感じでした。

ちょうど、アーサー(ビナード)さんの震災特番を客観的に聞いたばかりで、また、あの時のいくつかの言葉が頭をよぎる。

サントリーのページから転載します。今回は、陸前高田に新しく完成した体育館・夢アリーナたかた に六大学バスケットボールリーグがやって来て試合はもちろん、子どもたちにバスケットボールを教えるクリニック開催などがあって、そのアトラクションのひとつとして、車椅子バスケットボールの選手も行くというものにくっついて行きMCをいたしました!

今回は、ぬぅあんと車椅子バスケの全日本選手権で9連覇中!という、宮城MAXの選手と行ったのです!が!

す・ご・い…!!!

代表して六大学の選手たち(みんな背が高い!)が、宮城MAXの選手を相手に様々な体験をしたのですが…

①スピード対決;ドイツリーグにも参加している豊島選手が‘大学界のスピードスター’たちと、どちらがコートの端から端まで行ってシュートできるかと(シュートの決まる決まらないはひとまず置いておく)。しかも、豊島選手のほうにはコーン4個を置いてジグザグ走行してもらうハンデつき。しかしながら、豊島選手が途中にゆっくり遊んでも楽勝!

②綱引き対決;車椅子の後ろに綱を張って、どちらが強いか戦う。パワーある藤本選手と‘大学界のブルドーザー’と綱を引き合う。1対1の試合はそりゃー大学選手も勝てないよね、じゃあ2対1で、とやってみても結果は…!ものすごい腕の力を目にする。藤本選手が「手に気をつけて!」と大学選手に行っていたけど、それも分かる。夢中で力を手にかけてしまったら、バスケをする大事な手を痛めてしまいそうなほど、並大抵でない藤本選手のパワーを見せつけられた!

やっぱり実際に目にすることなんだよね。子どもたちの「おぉ〜」の声が本当に、心底びっくりしてるのが伝わる。

そして、六大学選手が実戦形式で車椅子バスケの試合を宮城MAXの選手と戦う。車椅子バスケって実際のバスケットボールとゴールの高さも同じだし、ボールも同じだし。この試合で宮城MAXの選手のすごさをさらに目の当たりにすることになった。なんか「圧倒的」だった。そして、ちゃんと選手たちの試合を生で見たい!と思った。

今回のイベントを前に、動画とかで一生懸命、試合を見ました。でも、生で見る車椅子でのぶつかり合い、スピード、そしてそれが、男女も年齢も飛び越えて同じチームで活躍できること。素晴らしいスポーツだなぁと実感したのでした!

藤本選手は片足が義足だ。なのに、どうしてこんな力があるんだろう。ひょいひょいとボールを操ることができるんだろう。なんか、ボールがどう動いていくか見えている感じさえした。わたし、もっともっと、車椅子バスケを勉強していきたい。スポーツに勉強ってのもヘンだけど、今回、すごい欲が出ちゃって、実況ができるようになりたい!ってすっごく思ったのでした。

関わらせていただいて、サントリーという会社に感謝しかありません☆

六大学の選手によるアトラクションに続いては、子どもさんたちに体験をしてもらい。「楽しかった〜」の子どもたちの声に大人もニコニコ。でも実際にやってみれば分かるのですが、車椅子をこいで、パスをまわす、という行為がいかに難しいか。わたしは「はいパス!」とか、「もっと漕いで!」とかマイク通して言ってるけど、それが本当に本当に難しいことなんです。そして、シュートを決めるのも!車椅子に座ってバスケットゴールは高いなんてもんじゃない。そもそも、車椅子を扱って自分の行きたい場所に行くのだって一苦労なんです。

遊びで、「陸前高田チームvsサントリー」の試合をしてみたのが写真。当初、3分間のゲームにしたのですが、さっぱりゴールが決まらない(注;サントリーチームは、子どもたちの体験で先生役をしていた人たちである程度は車椅子バスケも体験済みである)!で、「ゴールが決まるまで試合続行」に変更。しかしさっぱり決まらない(爆)!最終的にファウルからのフリースローでようやく決まるまで、7分18秒かかりました。でも、こういうところからも分かってもらえますよね、いかに難しいか!

今回わたしたちは1日だけお邪魔したのですが、六大学のバスケットリーグは3日間にわたって行われました。車椅子バスケの体験に参加してくれた立教と慶応の学生さんたちもノリが良くて明るくて、楽しく進められました(^^)

ちらっと六大学の試合も拝見させてもらい。向こうサイドは人がいないように見えますが、いやいや。陸前高田の市民を中心に多くの方が試合を見に来てましたよ♪

この日はマスコミの注目も高く、いろんな取材が来てたのですが…

「おーい!!!」

いやぁ爆笑。そして嬉しかったな。テレビ岩手のわたなべゆーすけアナウンサーでした!しばし談笑。次回、盛岡で飲む約束をしましたとさ♪

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